いつまでも

俺「キタサンブラック負けちゃったねぇ。」
弟子「うううう・・・馬場ですかねぇ?」
俺「いやぁ、ユタカさんは結果的に理由を解らないと言っているけども、色々でしょう。初心で考え直すべきだった部分と
  しては、レコードレースを戦った馬の次戦は危ないってトコが大きかったかもね。」
弟「あああ、見えないダメージってヤツですか・・・」
俺「結局、あのレースの3、4着だったサトノダイヤモンドアドマイヤデウスがここに居ないって部分は疑ってよかったんじゃ
  ないのかな。シュヴァルグランも出脚が良すぎて大敗しちゃってるし。そこに消耗がキツそうな湿った馬場に、キタサン
  ブラックに対する容赦のないマーク。」
弟「今までよく師匠がキタサンブラックは楽にレースをしている様に見えるって言ってたけど。」
俺「全然楽じゃなかったなぁ、今回は。皆言ってたよ、キタサンブラックvs他の馬達って構図が見えたって。」
弟「まさかの9着、ダービー以来の大敗を喫してしまいました・・・」
俺「こういうトコロ、ゴールドシップとかオルフェーヴルに近いモノがあるよねぇ。信じさせて落とすみたいな。」
弟「ただの優等生ではなかったのか。」

俺「俺が掌返した途端にこうなるのよね。大体。」
弟「師匠のせいってことでいいね。」


俺「結局コレで海外遠征は白紙に。要らん予想が当たってしまった。」
弟「大体ねぇ、師匠の予想が妙な部分だけ当たってるのがいけないんです。」
俺「雨馬場ならサトノクラウン、実に安易ですねぇ。」


弟「複勝480円だって。」
俺「元返しじゃねぇのかよ。」



弟「馬場で選んだ2頭の決着、ゴールドアクターも渋いレースしてたけどねぇ。」
俺「ノリさんの騎乗は最高にエロかったね。まさかああいう位置からレースすると思ってなかった、4角回って内掬った時は
  勝てるって思ったんだけどな。キタサンブラックの不発とサトノクラウンの末脚が想定外だったねぇ。」
弟「里見さん、急に絶好調だもんなぁ。サトノダイヤモンドの菊花賞優勝から流れが完全に変わったね。」
俺「これでもうサトノの冠の国内G1ウイナーが4頭になっちゃったんだもんね。今年は安田記念と宝塚記念で夏の総決算を
  連勝した格好。サトノクラウンもこういう距離でパワーが必要になるとここまで強いんだな。」
弟「変な話、凱旋門賞に向いてるのはサトノダイヤモンドよりもサトノクラウンなのでは?」
俺「血統や適性を見ると、いかにも欧州馬場にフィットしそうだよね。海外遠征戦も経験済みだし、かなり面白味はある。」
弟「それこそサトノの勝負服が凱旋門賞でワンツーなんてのも夢じゃないでしょう。」
俺「一昔前には考えられなかった構図だな、それ・・・」
弟「キタサンブラックは残念だったけれど、その分戦力図が動いて今後がどうなるかと予想するには面白いレースに
  なったと思います。サトノクラウン&デムーロ騎手、お見事でした!!」
俺「キタサンブラックの敗戦も、この一戦でどう考えるかは人次第のものだからな。秋への巻き返しを期待しましょう。」
弟「・・・淡々としてますね。」
俺「うん。」
弟「・・・でも、やっぱりショックではあるでしょう?」
俺「んー、そうでもないよ。こういう馬だし、昨日だって自分の言った通り過ぎてコワイくらい。」


宝塚記念 結果
1着 サトノクラウン → 俺▲
2着 ゴールドアクター → 俺○
3着 ミッキークイーン → 弟子○

11着(最下位) ヒットザターゲット


弟「言ってましたね、ラチに執着して最後方まで下げたら、多分そのまま終わっちゃうって。」
俺「その通りになっちゃっただろ、あとはこのレースをどう見るか。衰えでレースできなかったのか、それとも最初から勝負を
  していなかったのか。」
弟「ペースが上がったところで最後方に取り残され、追走もままならない様な状態で置き去りにされちゃってたけど。」
俺「そこは確かに痛々しかったんだよなぁ、ああいうところで追っていけないのはどうなのかなって。」
弟「こういうコトを言いたくはないのですが、人によってはもう無理だろうって言いたくもなるレースになっちゃったと思うの
  ですが・・・」
俺「それはそれで間違った判断じゃないと思う。」
弟「うう・・・」
俺「でも、ヒットくんをずっと応援してる者とすれば、やっぱり諦め切れる結果ではないと言いたいよ。」
弟「そうなりますか。」

俺「良馬場の内枠で走らせてくれよ、マジで!!
  稍重外枠はノーカンだ、ノーカン!!」

弟「やっぱりそうなるのか、ある意味ホッとするけど。」


俺「ブリンカーの意味が全くないレースしちゃったねぇ。いつも通りの外枠のヒットくんじゃないですか。」
弟「アッサリ下げましたからね、川田騎手。」
俺「まぁ、パドックで見ててこりゃダメなヒットくんになっちゃいそうだなぁって思いましたけども。」
弟「パドックですか。」

俺「一頭だけズバ抜けて眠そうだったもん。」
弟「おじいちゃんじゃないですか…」


俺「思わずツイートしちゃったもん、どうしたらG1の舞台でそんな覇気無く歩けるんだって。」
弟「そんなダラダラ歩いてましたっけ?」
俺「変な話、キタサンブラックが負けたのも、サトノクラウンが勝ったのもヒットくんが関係してるかもしれないぞ。」
弟「レースじゃ全然無関係な位置に居たでしょーが。」

俺「キタサンは直後に居たから眠気がうつって、サトノは前が
  歩くのが遅すぎてフラストレーションが溜まったんだよ。」

弟「パドックでそんなことが起きていたのか。」


俺「今回馬券が取れた人はヒットくんに感謝しなさい。」
弟「どうしてそうなるんだ。」
俺「強いて言えば、一番の不安は最近のパドックが大体こんな感じって部分なのよね。レース前の時点でヤル気が全然
  感じられないのは流石にちょっと。でも調子のいい時どんなだったかなぁって考え直すと案外変わってないんだよな。」
弟「ふーむ、そうだったかな・・・」
俺「今回のパドックの動画あるよ。」





弟「その首は何、ヒットくん。」
俺「な、一頭だけ悪い意味で雰囲気が変だろ。」



弟「周りの馬と、持っている熱量が全然違いますね・・・」
俺「ベロンベロンやってるのもいつものコトなんだけどね。」
弟「ベロンベロン。」
俺「ミッキークイーンなんか怖がっちゃってるもん。」
弟「そりゃ後ろにベロンベロンしてるおじいちゃん居たら怖いよ。」

俺「ひょっとしたらヒットくん自身が、もうレースそのものに飽きちゃってるのかなぁって感じちゃうのは不安。はいはい、
  どうせ勝てませんよーだ
って見え方しちゃうのよね、パドックで。」
弟「それは困っちゃうねぇ。」
俺「で、馬場に出たら足元が湿ってるワケさ。これもまたイヤそーにしてくれちゃってまぁ・・・」
弟「よく見てるねぇ。」
俺「芝を恨めしそうに見て文句言っちゃってるんだもん。」
弟「そこまで解るんですか?」
俺「動画あるよ。」





弟「いや、言われたらそういう風に見えますけど。」
俺「馬場が渋い時はずっと芝に文句を言ってるんだよ。」

弟「ヒットくん、頑張ってないワケじゃないと思うんだけど・・・」
俺「レースに出てるだけで充分頑張ってることになるんだけどね、ヒットくんの場合は手抜きが多いからなぁ。」
弟「言ってましたね、だからこそ長く走れてるんだって。小牧騎手もそう言ってたとか。」
俺「自分の勝ち負けを決めちゃってる感じはあるのよね。でも、最近は特にサボり気味に見えるっつーか。まず勘違いを
  されてる部分なんだけど、俺の中でヒットくんは追い込み馬じゃないのよ。外側からラチ沿いに付けたいが為に下げる
  しかないだけで、好戦する時は内枠からそれなりの位置を取ってレースしてるんだよ。」
弟「ああ、なるほど。」
俺「それが最近は外枠ばっかりだからできない。で、そうなると自分の後ろに他に馬が居ない状態になる。最後方だね。
  それがヒットくんがサボっちゃう理由の一つでもあると思う。本当は馬群の中でレースさせてあげたいんだよ。」
弟「条件が揃わないとキビしいってのは、そういう馬の悲しいところですねぇ。」
俺「今日に関しては川田騎手がどう足掻いてもダメなものはダメだった、とも言えるけど、パトロールビデオを見てちょっと
  ビックリしちゃったよ、下げたのに全然ラチ沿いを走ってないんだよな。直線ではインが空いてるのに外側に回したし、
  馬場が悪い上にヒットくんらしいレースを全然してなかったワケだ。」
弟「ふむ。」


俺「全然諦めきれませんよ。」
弟「そうなるんですね。」



俺「もう9歳だし、全盛期の様にいかないのは解る。ズブくなってきたのも歳のせいだろう。でも、不得意な状況でばかりの
  レースが続いてしまっては応援してる方も煮え切らないの!!」
弟「得意な条件が揃ってこそのヒットくんだもんね。」
俺「どんな状況でも強い馬こそ真の強者だろう。だからヒットくんは得意条件がこれだけ絞られちゃってる時点でスーパー
  ホースとは言えないよ。でも、だからこそ条件がしっかり揃った状態でのレースを今一度見てみたいんだ。ひょっと
  したらもう引退が発表されてしまうかもしれないけど、個人的には全然諦めきれない!!」
弟「師匠はまだ引退してほしくないんだね。」

俺「当たり前だ!!昨年の宝塚から今年の
  宝塚までのレースは全部ノーカンだ!!」

弟「枠番号が大きくなるだけでノーカンになっちゃうのか。」


俺「9歳で2ケタ着順がこれだけ続いちゃったら、普通に見たら可哀相だから引退させてあげようよと言いたくなるし、実際
  いつそうなってもおかしくない。こればっかりはオーナーと陣営の判断で決まるものだから口出しはできないよ、でも
  せめてあと一回、ヒットくんがポテンシャルを出せる状況が揃った状態でのレースを見たいと思うのはワガママかな。」
弟「ここのところの師匠は、ヒットくんの枠番が発表される度にうなだれていたからなぁ。」
俺「もしもそういう状況でも惨敗してしまったら、もう諦めるしかない。そう思ってるよ。だからまだ諦めきれないの。」
弟「現役続行か、引退か・・・いつそれが決まっちゃってもおかしくないですからねぇ・・・」
俺「この宝塚記念のシンガリ負けをどう捉えるか。苦手と言っても流石に負けすぎと見るか、苦手ならこんなもんだと次に
  期待するか。俺は後者だよ。」
弟「まぁ、9歳半ばを過ぎて、こういうレース続けてると可哀相に見えちゃうのが普通でしょうし、そんなヒットくんに現役を
  続けて欲しいと望むのは厳しすぎると言われちゃうかもしれないけど、師匠はそうじゃないと。」


俺「まだ、内枠良馬場なら秋の天皇賞とジャパン
  カップで勝負になると思ってます!!」

弟「そこまで言い切れるなら応援したいねぇ。」



俺「引退が発表されたらそれはそれでしょうがないけど、現役を続けるのならその間はいつまでも応援させてほしいな。」
弟「今はゆっくりレースの疲れを癒してほしいね。そして秋にまた会えるといいな。ひょっとしたら札幌記念出たりして。」
俺「願わくばもう一花!!」
弟「うんうん、師匠はひたすら願ってあげて下さいな。」


俺「いや、ここから全勝!!」
弟「それは流石に強欲だ…」





※前田オーナー、たのんます!!



[ 2017/06/26 00:08 ] 結果 | TB(0) | CM(0)