やってくれたぜ

俺「んー?」
弟子「んんー?」


なんだろう


俺&弟子「んんー???」


俺「なんだろう。」
弟「わかりませんね、なんでしょう。」
俺「ざくろさんをさがせという、ざくろさんから提示されたゲームなのだが。」
弟「すべてのざくろさんを見つけるとある言葉が浮かび上がると言ってますね。」
俺「ヒントは『ざくろさんはおにぎりだ』だそうです。」


俺&弟子「んんんー???」


弟「わかりませんね。」
俺「お手上げです。」
弟「というかですね。」
俺「なんでしょう。」


弟「ざくろさんが過労死しちゃうよ。」
俺「よくアレを全部やったよね・・・」



※土曜にざくろさんにムチャ振りしたところ、全部の要望を聞いてもらえました。


弟「いや、あのね。ドバイと高松宮記念があったワケですよ。競馬ブログとして取り上げたかった週末だったんですよ。」
俺「それができなかったからざくろさんにお願いしたんじゃないか。」
弟「ええ、そうですね。お願いしましたね。だから今日はレースの振り返りなどの回顧をするハズなんですよ。」
俺「いやーアロゲート凄かったねー。ヴィブロスもまさか雨のドバイで勝利するとは驚いた。」
弟「ね。そういう話をしたかったんですよ。」
俺「そういう話をしましょう!!」


・ざくろさんのドバイターフ予想
・ざくろさんのドバイシーマクラシック予想
・ざくろさんのドバイワールドカップ予想
・ざくろさんのマーチS予想
・ざくろさんの高松宮記念予想
・ざくろさんの大相撲春場所予想
・ざくろさんの選抜高校野球予想
・ざくろさんの天気予報
・ざくろさんの株価予想
・ざくろさんの森友学園問題考察
・ざくろさんのお料理教室
・ざくろさんの歌謡ショー
・ざくろさんのストリップショー
・ざくろさんをさがせ



弟「これ全部やらせといてレース回顧なんかできるの?」
俺「ざくろさんはスバラシイな。」



弟「しかもね、ざくろさんは結果を出しちゃってるんですよ。そこに触れるだけで今日一日終わっちゃうレベルなんですよ。」
俺「スルーできませんね。」
弟「最初からクライマックスだったんですよ。」

ドバイターフ = ヴィブロスはおにぎりだ → 優勝
ドバイシーマクラシック = ◎サウンズオブアース○ハイランドリール → シンガリ馬連



弟「いきなりコレですよ。」
俺「衝撃の開戦ですね。」



弟「しかもざくろさん、ドバイ3戦全てで穴馬だけは読めてるという離れ業を披露してるんですよ。」
俺「ターフでは7番人気のエシェム、シーマでは5番人気のセブンスヘブン、WCでは12番人気のネオリシックを拾えているん
  だよね。何気にスゲェんだよ。」
弟「むう、でも結局ドバイ全敗なんだよなぁ・・・」
俺「WCは取れててもおかしくない予想できただろうにね。」

弟「ラニ見ておもらししてそうですよね。」
俺「ラニは買ってなくてもおもらしですよ。」


弟「ドバイだけじゃなく日曜の中央重賞どころか地方レースまで予想してくれてましたよ。」
俺「すばらしいです、一番最初のドバイターフ予想と一番最後の高知御厨人窟賞でおにぎりの勝利を見せてくれるとは・・・」
弟「おにぎりに始まり、おにぎりに終わったのです。どんだけエンターテイナーなんでしょうか。」
俺「全滅でしたねぇ・・・」
弟「期待を裏切らないですねぇ・・・」
俺「でも競馬予想よりビックリしたのが大相撲ですよねぇ・・・」


弟「ざくろさんが照ノ富士関優勝だって言った
  から稀勢の里関が逆転しましたよ・・・」
俺「これ完全にざくろさんのおかげだよねぇ。」



弟「本割から決定戦への逆転劇は感動的でした、しかし我々の脳裏にまず浮かんだのはざくろさんなんですよ。」
俺「きいにゃんが優勝して涙流してるのを見て、まず出た感想が『ざくろさんってスゲェな』なんですよ。」
弟「結局、この日曜の主役はざくろさんになってしまったのです。」
俺「しょうがありませんね、ここまでされては。」


弟「師匠は抱かれてきなさい。ここまで酷使した
  んですから。」
俺「デシちゃんが行けばいいでしょう。」



弟「ボクのせいでざくろさんが大変な思いをしたのではありません。師匠のせいです。」
俺「ざくろさんは喜んでやっておられた。読者さん達も大変喜んでらっしゃった。コメント欄も非常に盛り上がってましたよ。」
弟「それは師匠が勝手にそう思ってるだけです。ご覧なさい、ざくろさんが読者さんの質問にも答えているじゃないですか。
  そこまでするつもりはなかったでしょうに。」
俺「いいや、楽しそうだったもん。ね、楽しかったよね、ざくろさん!!」
弟「いえいえ、ごほうびくらいあげるべきです。おっぱいくらい揉ませてあげてもいいんじゃないでしょうか。」


俺「ざくろさんて美少年?」
弟「だまれショタコン。」



俺「美少年、あるいは美少女ならばやぶさかでもないね。」
弟「美少年は妖怪人間ベムの替え歌なんて歌いませんし、政治的な質問にも答えません。」
俺「読者さん同士で引き出しを開け合う・・・なんてすばらしいことでしょう。」
弟「・・・とりあえず、本当に今日はざくろさんに関することだけで話が成り立ってしまうのです。」
俺「ここまでやってもらったんだから仕方ないね。ざくろさん、ありがたうございました。」
弟「ありがたうございました。そしてですね・・・」


ざくろさんの選抜予想
◎早稲田実業
◯報徳学園



弟「この二校の応援をされてる
  方は泣き叫んでください。」
俺「かわいそうな清宮くん。」







※ざくろさん、おつかれさまでした♥



↑PLEASE 1DAY 1CLICK EVERYDAY!!

[ 2017/03/27 01:29 ] その他 | TB(0) | CM(5)

REUNION!!!!!!!!!

邪教徒



弟子「ひれ伏すのです!!」


俺「ああ・・・とうとうこの日が・・・!!」


弟「かの者を受け入れよ!!」


俺「大変なコトになるぞ・・・!!」


弟「迎えよ、そして讃えよ!!」


俺「あの伝説の通りだ、伝説の通りなのだ・・・!!」


邪神は己の業により、暗く深い奈落に落とされん
神の結界がある限り、邪神は奈落より戻れぬだろう
しかし、神が去りし地に、再び邪神は蘇る
神を手放すな
そうなれば、かの地は再び邪神の掌に落ちることとなる



俺「神たるオリィが去った今、邪神が戻ってきてしまうのだ!!」
弟「誰が邪神だ!!!!!」



俺「邪教徒のデシちゃんはお喜びですけどね、大変なことになりますよ!!」
弟「うふふふふ、そうです!!大変なことになるでしょう!!そしてボクは、それを待ち望んでいた!!」
俺「南関に邪神が戻って来てしまう・・・」
弟「だから人聞きが悪いのです、邪神ではありませんから。あんまり言うとハンバーグにしますよ。」
俺「邪教徒コワイ!!」


弟「さぁ祝いましょう、御神本さんが騎手として
  南関に戻って来るのですよ!!」

俺「南関はオシマイだ!!」



3/16 みかぽんさんが騎手免許試験に合格したと発表されました!!おめでたうございます!!


弟「御神本さん、おかえりなさい!!ボクは待っていたよ!!」
俺「・・・一次試験合格のウワサが流れた時に、いよいよかと思ってましたけど。」
弟「おめでたい!!おめでたいよ、御神本さん!!」
俺「ああ、とうとう戻ってきてしまうのか・・・!!」
弟「だーかーらー!!なんでそんな悪態ばっかりつくのですか!?今度こそ大丈夫なの!!これだけの厳罰から蘇った御神本
  さんを喜んで迎え入れるべきなのです!!」
俺「見ろ、デシちゃん。早速だ。」
弟「何がだよ!?」


俺「フミオさんがケガをされてしまった・・・」
弟「ひでぇ言いがかりだ!!」



俺「凄まじい影響力だ、復帰しただけでフミオさんにケガをさせてしまうとは。」
弟「絶対関係ないよね!?それ、御神本さんは全く関係ないよね!?」
俺「・・・なんか、ダイオライト記念に騎乗してた時に既にケガしてたみたいだな。返し馬の時に何かあって、左手の甲を骨折して
  しまった様だ。」
弟「ホレ、御神本さん関係ないじゃん。」

俺「みかぽんさんの騎手免許取得で痛くなってしまったのだ。」
弟「それ、おかしいのフミオさんの方でしょ!?」


俺「これからどんなコトが起きてしまうのか。おそろしいぞ、みかぽんさん!!」
弟「大丈夫だって言ってるでしょうが!!ご本人だってこんな思いしたら、同じことを繰り返すなんて絶対にないでしょう!!」
俺「それはそうだと思うが・・・みかぽんさんなんだぞ?」
弟「ちゃんと更生してるのです。そこを認められて、今年の復帰を許されたのです。」
俺「確かにNARだって試験うんぬんよりも、その部分を重視してるだろうな。」
弟「そうです!!」


俺「でもアイツ、こないだガンダムのコックピット
  の中で子供作ったとか・・・」

弟「ナニやってんだミカァァ!!」



俺「すげぇよ、ミカは・・・」
弟「そのミカも関係ないから!!」
俺「みかぽんさんはコックピットじゃなくて調整ルームだもんな。」
弟「よぉし解った、貴様から蜜を溢れさせて御神本さんに奉納だ。」

俺「なんていやらしい・・・邪神の信者はそういうことをするのか、やっぱり邪神はそういうことで喜ぶのか。」
弟「コノ野郎・・・!!今更、過去の素行不良で揚げ足を取らないでほしいって言ってるんですよ!!」
俺「あれから2年、厩務員としてコツコツ出直して、諦めず頑張り続けたんだもんな。」
弟「そうだよ、昨年落とされても諦めなかったから今日があるの!!」
俺「その努力というか、態度が認められての試験合格なんだろうね。なんだかんだ言っても華のあるジョッキーだからなぁ、この
  復帰は喜ばしいことなのだ。」
弟「そうです、お祝いしなければ!!」
俺「でも喜んでばかりもいられないのも事実だろうが。」
弟「まだイチャモン言う気か!?」

俺「南関に菜七子ちゃん呼べなくなっちゃうんだぞ。」
弟「いい加減にしてくれませんかねえええ!?」


俺「みかぽんさんの前に菜七子ちゃんなんか差し出したらマァ大変。ペロリとたべられてしまうでしょう。」
弟「もう引っ張るな!!やめてくれ!!さっき自分で言ってたでしょう!?反省が認められたのです!!」
俺「たべそうじゃないか。」
弟「たべません!!もうそのネタはやめたげてください!!」
俺「じゃあ違うネタでイジろう。」
弟「イジるんじゃないって言ってるんだよぉ・・・!!」
俺「いや、割と普通にどうするのかなーって思ってる部分はあるのよ。マジメな話。」
弟「本当にマジメなんだろうな・・・?」
俺「一旦は騎手としてリセットされたんだよ、つまり完全に騎手という身分のみかぽんさんが消失していた時期が約2年ある
  ワケだ。今のみかぽんさんは、いわば新人ジョッキーでしょ。」
弟「ふむ・・・つまるところ、気にされてるのは戻ってきてからの立場が他の新人ジョッキーと同じになるのかってコトですか?」
俺「いやーそりゃないだろ、あれだけの成績を残したジョッキーなんだから。海外騎手がJRA騎手免許取ったのと同じだと俺は
  思っているけど。」
弟「なるほど、デムーロ騎手やルメール騎手と同じで、新人と言ってもキャリアは持っているプロって見方だね。」
俺「俺が気になるのは地方競馬ならではのものだよ。」
弟「ふむ。」

俺「勝負服どうなるのかなーって。」
弟「おおおおおおおおお・・・」


俺「前のデザインでいけるのかね。馬名みたいに登録抹消後何年かは同じものが使えないとかないのかな。」
弟「いけるんじゃないですか?一応はデザインだって御神本さんの持ち物でしょう。」
俺「まぁ、あのデザインでいけるかどうかもあるけど、こういう機会に変えてみるのもアリなんじゃないかと思うのよね。変える
  ことはできると思うし。」
弟「えー・・・あのデザインでいけるなら、あれが一番御神本さんに似合ってるよぉ。」



こういうのどうよ →  



俺「目立つぜ。」
弟「結局オメェが辿り着くのはソレになるんだな!?」



俺「あとは今度こそマジメな問題、オーナー視点での騎乗依頼が過去と比べてどうなるか。」
弟「それは確かに関係してきますね、本人の反省態度とは別の、印象の問題だもん・・・」
俺「こういう問題を起こしたヤツに、所有馬を任せたくないってオーナーだって居ると思う。厩舎もそうだ。そこが以前と変わり
  あるかどうか、ここばかりは蓋を開けてみないとなんとも。」
弟「そうですねぇ・・・」
俺「自身の起こした問題で、競馬全体のイメージを下げてしまった事実はもうどうしようもない。それに対して関係者各方面へ
  どういう態度を見せたか、そこが関わってくる問題だよ。」
弟「そこに関しても誠実な態度を示していてくれれば、過去と変わりない乗り鞍が得られるんですね。」
俺「そうであっても許してくれない人は居るだろうな。それは競馬ファンの中でも言えること。なんとなくなんだけど、華代子さん
  はみかぽんさんのコト、未だに遠ざけて見てる感じがするんだよ。扱い方が凄く冷めてる。」
弟「・・・」
俺「そして、あまり考えたくはないが今度また同じコトをしようものなら確実に終わりだ。バカは死ななきゃ治らないってことに
  なってしまう。見方によっては今回の合格だって情状酌量になる、そんな中でみかぽんさんが締めた帯を緩めずに再び
  騎手生命を歩み続けることが大前提になるだろう。」
弟「もちろんその通りです。」
俺「正直ね、楽しみですよ。みかぽんさんの復帰は。この事件を経て、逆にもっと逞しく正しい騎手になってると信じたい。」
弟「学ぶことが大きい期間になったと思います。そして、もう二度とこんな思いはしたくないと本人が思っているでしょう。」
俺「騎手として暴れてくれる分には大歓迎さ、またカッコイイみかぽんさんが見れるといいな。」
弟「きっと大丈夫です!!」
俺「やっぱりウレシイよ、俺も。」
弟「そうでしょう、師匠も憎まれ口を叩きながらも御神本さんの騎乗が楽しみなのですね!!」


俺「うん!!やっぱり、みかぽんさんをいじくり
  倒すのは楽しいねぇ♥」

弟「もういじくらせるなよ、御神本さん!!」







※おかえりなさい、みかぽんさん!!!!!

邪教バナー

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[ 2017/03/17 01:31 ] その他 | TB(0) | CM(1)

再臨!!素人病棟24時

俺「デシちゃん!!しっかりしてぇ!!」
弟子「えうー!!」



あの悲劇から約1年だ。我々はダイオライト記念の後に素人病の発作を起こし救急搬送された。
思い出したくもない、辛い出来事だった。的中欠乏症による様々な合併症により、我々の精神は一時重篤とも言える危機に
瀕したのだ。
その後、好調とは言えないまでも、なんとか払い戻しを出して酸欠状態をギリギリのラインで免れて現在に至る。

2017年3月8日、大井ではフジノウェーブ記念が行われた。
圧倒的な1番人気を背負うのは昨年の地方年度代表馬ソルテ。今年の初戦ということもあり注目の一戦だった。
しかし今日はトップハンデの59㎏、枠も良いとは言えないし馬体重もかなり減っていた。
元々大井コースでは不安のある馬だ、過信はできないと思っていたが・・・

直線に入り、アッサリとケイアイレオーネに交わされると、ソルテは抵抗すらできず馬群に消えた。

私としてはソルテの敗戦は許容範囲だと思っている。ああ、こうなったかくらいの見え方。
この馬は大敗でガスを抜く節がある様に思えるので、むしろ惜しいレースをするくらいならこれでいい。
驚いたのはケイアイレオーネだ。この枠、この距離でまさか無理なく先行し、直線で早々と先頭に立ち堂々の押し切りとは・・・
フミオさんも強気と言うよりドッシリと構えた自信の騎乗。
不安要素で御託を並べた自分がバカみたいな勝利だ、それだけにお見事と正直に称えたくなった。


だが、そんなレースの直後だった。
弟子が腹痛を訴えだしたのだ。


俺「大丈夫?顔色も悪くなってきた。」
弟子「うう・・・だいじょうぶです・・・」
俺「いや、大丈夫じゃなさそうだよ、病院に行こう。」
弟子「わかりました・・・」
俺「なんかヤバそうだよ、顔色が紫っぽくなってきてるもん・・・しっかりするんだよ、デシちゃん!!」
弟子「ううううううう・・・うううううううう!!」
俺「デシちゃん!?デシちゃん!!」


弟子「えうー!!」
俺「!!!!!!!!!」



聞き覚えのある、悲しくも間の抜けた悲鳴だ。
典型的なあの病気の症状じゃないか・・・これは素人病だ。
いや、しかし待てよ?確か弟子はクイーンCで馬連を取っているし、その前のシルクロードSでも馬連と三連複を取っているし、
的中欠乏症になる様な状態ではないハズ。
でもこの症状は間違いなく素人病だよな・・・

発病した弟子はもう「えうー」しか話せなくなった。気になるのは顔色だ、どんどん紫色になっていく。
見た目でも危険が解る状況、私は彼女を急いで競馬素人病院に運んだ。


俺「先生・・・この子の容態は・・・」
医師「うーむ・・・危険だねぇ。」
俺「なんでこんなことに・・・少ないながらも危険にはならない程度のスパンで払い戻しはあったんですよ。」
医師「そういうことじゃないんだよ、今回の発症は。非常に稀なケースではある。」
俺「どういうことです・・・?」


医師
冷めてるシャダイさん


医師「これは食中毒だ。」
俺「!!!!!!!」
弟子「えうー!!」



信じられない言葉だった。なんて恐ろしいのだろう、競馬素人病は食べ物でも発症してしまうのか。
そして、何を食べたら一体こんなことになってしまうのだろうか。
弟子は一体何を食べてしまったのだろうか。


医師「顔色が大分悪いな、相当な量を食べてしまったのだろう。すっかり赤紫色じゃないか。」
俺「せ、先生。この子は一体何を食べてしまったのですか?何故私は発症しないのですか?」
医師「君は食べてないんだね。」
俺「いや、大体いつも同じ食事なので、ほぼ同じ物を食べてるハズなんですけど・・・」
医師「えーと、南関競馬を見終わった後に、彼女は症状が悪化したんだよね。中央競馬ではないと。」
俺「ええ、そうです・・・」


点滴を打たれ横たわる弟子を見て、医師は困った様な表情で彼女に問いかけた。


医師「君はなんであんなものを食べたんだ?」
弟子「えうー・・・?」
医師「地方競馬やってるなら常識だよ、知らなかったのかな?」
弟子「えう・・・えう?」
俺「もうやめてください、先生!!目が虚ろになってきちゃってるよ、原因はともかく早くこの子を・・・」



zakuro.jpg



医師「君、コレ食ったろ。」
弟子「えう。」
俺「!!!!!!!!!」



なんということだ、弟子はこともあろうにざくろを食べてしまっていたのだ。
確かに地方競馬ファンの間では常識だ、
ざくろは本体ではなく、木になるおにぎりを食べるものである。
しかし、弟子は本体を食べてしまったらしい。いつの間にそんなものを・・・

医師「どうやらフジノウェーブ記念、この子の本命はソルテだったみたいだね。」
俺「ええ、そうです。まぁ仕方ないでしょう、圧倒的一番人気ですし・・・」

医師「完全にざくろ酸が脳に回っているね。」
俺「ざくろ酸が脳に回ってしまったんですか!!」


ざくろ酸・・・ざくろに含まれる強烈な毒素だ。
その毒素はまるで意思があるかの様に、取り入れた者の体の自由、思考を奪う。
「競馬予想者がざくろを食べるのは、免許を持たない者がさばいたフグを食うも同じ」とも言われている。
おそらくざくろ酸の思考が本命をソルテに導いてしまったのだと先生は言った。

医師「勝った馬はケイアイレオーネだったでしょう。」
俺「ええ、そうです。とても強かったです。」
医師「なるほどね・・・」
俺「どうしてそんなことを・・・」


医師「おにぎりを食べた者の本命は、皆ケイアイレオーネだったよ。」
俺「デシちゃん!!どうしておにぎりを食べなかったんだ!!」

弟子「えうー!!えうー!!」



こんなやり取りの間にも、弟子の顔は徐々に赤紫色に変色していく。
そして私は思い出した、確かバレンタインの日に私が餃子を作っていて更新できずに彼女に代理を頼んだ時のことを。
夜通しで餃子を作った後に、一旦PCをチェックしに部屋に戻るとそこに見慣れない果物の残骸があった。
あれがひょっとしてそうだったのか・・・そう思い、その時の記事を確認した。


バレンタインデーなのです


思いっ切り食ってた。


しかしそうなると、弟子がざくろを食べたのは約1ヶ月近く前ということになる。
何故あれから今日まで発症しなかったのか、潜伏期間が存在するのだろうか。


医師「ざくろ酸との同調が進行してきているんだろうね。思考がざくろ酸に支配されつつある。」
俺「そんな・・・弟子は、この子はどうなってしまうんですか!?」
医師「こればっかりは本人の精神力次第だ、打つ手立てはない。ざくろ酸に抗い、馬券を当てられるかどうか。これでもしも今後、
  ざくろ酸による支配で馬券をハズし続けたり、あるいはざくろ酸に抗ったが為に馬券をハズしたりしてしまったら・・・」
俺「し、してしまったら・・・」


医師「完全にざくろになる。」
俺「ざくろになっちゃうの!?」

弟子「えう(照)」



今も弟子のざくろ化は進行している。
先生が言うには、最も気を付けなければならないのは地方競馬の予想になるそうだ。
地方戦での予想で、ざくろ酸を打ち砕かない限り病状は悪化する。しかし、そこで打ち砕かないと治癒もされないのだ。
その最大のカギになるのは昨年に素人病を発症してしまったダイオライト記念・・・なんとも皮肉である。


医師「今回、素人病の症状が出たのは当人のショックが大きかったからだろう。ざくろ酸に蝕まれていることに対する条件反射
  みたいなものだ。」
俺「うう、デシちゃん・・・かわいそうに・・・」
医師「だから、ショックが収まれば一旦はざくろ化が止まるけど、それは今回に関してだけ言えること。問題は次の予想だ。」
俺「次・・・」
医師「そこでざくろ酸と同調してしまい馬券をハズす結果になれば、更に病状は進行する。そして、最も恐ろしい結果となるのが
  先ほども言った通りざくろ酸に抗った結果ハズしてしまうという状況。ざくろ酸に従っていれば当たっていたという結果になって
  しまうと、彼女の精神はざくろ酸に敗北してしまうかもしれない。そうなると完全にざくろになる。」
俺「あの、ざくろになってしまうとは、どういうことなのでしょうか・・・?」
医師「恐ろしいぞ。」



ざくろ化とは →  



俺「・・・・・」
医師「くれぐれもそうならない様に、細心の注意をはらって競馬に臨みなさい。この状態を治すのもまた競馬でしかないからね。」


病院で精神安定剤を投与し、一旦は落ち着きを取り戻した弟子。
しかし、ここから苦しい闘病が始まってしまうと思うと、彼女がかわいそうでならない。


俺「デシちゃん・・・」
弟子「えうー。」
俺「ざくろ化しない様にがんばろうね。」
弟子「えう!!」


俺「でもざくろ化してもオイシイよね。」
弟子「えうー!!!!!」




★おまけ

医師「ところで君。」
俺「私ですか?」
医師「うん、一応聞いておくけど、君のフジノウェーブ記念の予想ってどうだったの?」
俺「オウマタイム本命でしたけど・・・」


フジノウェーブ記念 結果
1着 ケイアイレオーネ → 俺切った 弟子○ ざくろさんのおにぎり
2着 タイムズアロー
3着 サクラレグナム → 弟子▲

10着 ソルテ → 俺○弟子◎ ざくろさん◎
12着 オウマタイム → 俺◎ ざくろさん○



医師「君、もう完全にざくろ化してるね。」
俺「えうー!!!!!」
弟子「えうー!!!!!」







※結論 ↓この先生、役に立たない


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[ 2017/03/09 00:25 ] その他 | TB(0) | CM(7)

幸四郎調教師に望むこと

★ラストデイに勝利は飾れずでしたが・・・


俺&弟子
「武幸四郎騎手、お疲れ様でした!!」



俺「いやー、改めてね、愛されているなぁと。」
弟「その生い立ちや騎乗技術から、結構ベテランの競馬ファンの方々からはナメられている印象が強かったですが、引退式
  にも多くの人が残ってくれて。SNSでもラスト騎乗を皆が応援していました。」
俺「言い方は悪いけど、ナメられていたからこその愛され方だよな。リスペクトとは違う感じで、エリートの育ちなのに親近感を
  抱きやすいっつーか。」
弟「決して体型だって騎手向きではない長身で、それでも軽量ハンデに合わせて体重調整してくる辺り、努力はしてるんだろうけど
  全く表に出さない人でしたねぇ。」
俺「そういうところはユタカさんにも通じるものがあるな。」
弟「最後の重賞騎乗、カオスモスでは未練の無い逃げを見せてくれました。」
俺「まぁしょうがないよ、勝とうとはしていたと思うけど馬の力が大きい。」

弟「その割には凄い波乱になっちゃいましたが。」
俺「固いって思ってたレース程、荒れるとこうなるんだ・・・」


弟「シュウジは力みまくってて距離がもたず、ロサギガンティアは出遅れ。昨日3歳牡馬が混戦だって話をしたけれど、短距離も
  主役不在の様相になってきましたねぇ。」
俺「・・・参考外のレースだと思うけどなぁ。」
弟「だったら尚のこと、幸四郎騎手に勝ってもらいたかったけどね。」
俺「勝ったのは重賞初挑戦の遠征馬トーキングドラムか、成績見直すと中山や中京で好成績残してるから初の阪神でも坂のある
  コースが合うかもしれないな、って程度の認識は持てるけど。」
弟「幸騎手が凄かったですね。10~12Rで三連勝。」
俺「幸四郎じゃなくて幸かよぉ。同じ文字があるからってそりゃないでしょー。」


弟「ブラック・ナイスガイです。」
俺「ブラック・ナイスガイ。」



弟「幸四郎騎手のラスト重賞も最終も、幸騎手が勝ってしまわれた。ひどいぞナイスガイ。」
俺「みんな優しくないね、でも勝負だから。土曜日の阪神8Rなんか幸四郎騎手が2着だったけど、それを渾身の騎乗でねじ伏せる
  岩崎翼騎手
は見てて笑えてくる程の非情さだ。勝負に情けは禁物なのだな。」
弟「騎手としての最後の一日、とにかく無事に終わらせることができて良かったってコトか。」
俺「関東の田中博康騎手も今日で引退、こちらも騎手引退後は調教師に転身する。エリザベス女王杯のクィーンスプマンテでの
  大逃げは印象深いな。」
弟「卒業の季節ですねぇ・・・」
俺「そうだね、別れではないのだ。ダコールだってそうだぞ。競走馬を卒業して乗馬に転身するんだから。」
弟「だこぉう!!」
俺「だから、騎手としてはお疲れ様になるけど、今後は調教師として競馬界には居続けてくれる彼らは、まだまだ応援することが
  できるワケだ。競走馬の血統が続くようなイメージがあるよな。」
弟「まずは一段落になりますから、騎手卒業をねぎらいたいですね。その上でまた調教師として応援したいです。」
俺「そうだね。ひとまずはお疲れ様でした、武幸四郎騎手&田中博康騎手!!」
弟「次の人生に向けて休んでられないかもしれないですが、一旦はゆっくりして頂きたいものです。お疲れ様でした!!」
俺「そうだ。一応、幸四郎騎手にはクギを刺しておこう。」
弟「クギ?」



幸四郎騎手へ♥ →  



弟「それはクギじゃなくてヤジでは。」
俺「羽伸ばし過ぎるなよー!!」




★で、早速なんですが

俺「武幸四郎厩舎は来年開業予定ってコトになるんですが。」
弟「ふんふん。」
俺「まぁ、印象なんだけど、近年は特に名手=名伯楽という風に簡単にはいかない世界ですよね。」
弟「名手?」
俺「そこをつっこむんじゃない。リアクションし辛いだろぉが。」

弟「ふぉい。」
俺「ちょっとここに関しては面白いツイートを見たんだけど、騎乗機会が黙っててもある騎手って自分からの連絡はあまりしない
  んだって。つまり営業が必要ないワケ。そうなると連絡という習慣が少なくなるでしょ?調教師って馬主への連絡がマメな程
  信用できる部分があるみたいで、そこが元騎手に欠けることの多い馬主サイドの不満点なんだそうです。」
弟「ほほー、そういうのってあるかもしれないですね。」
俺「幸四郎さんには最も気を付けて頂きたい部分でしょう。良い調教師になるには良い馬を預けてもらうことが第一、そこは騎手
  時代と違って自身の手腕ももちろんのこと、社会的な社交関係を馬主サイドと築けるかが最も重要になる。」
弟「なんか、営業マンみたいですね。」
俺「騎手時代にも営業は不可欠なんだろうけど、厩舎と騎手、馬主と騎手、厩舎と馬主の関係性って三者三様なんだろうな。
  幸四郎さんって天然っぽいところがあるから、こういう面は心配な部分。」
弟「人に頭下げるの苦手そうだ。」
俺「まぁ、こんなことは俺がエラそうに述べてもしょうがないか。先輩調教師の方の手ほどきを学ぶのが一番でしょう。」
弟「騎手出身で近年好調な印象があるのは、須貝尚介氏と松永幹夫師かな。」
俺「まぁ、幸四郎さん自身がデビュー翌日に重賞で初勝利を挙げるなんてコトをやったんですから、こういうところでも持ってる男
  であってほしいですな。」

弟「開業して初の重賞勝利がダービーとか。」
俺「周囲のヤル気は削がないでほしいかな・・・」


弟「あってもおかしくない。」
俺「当然、目指すところはソコになるんだろうけど。さて、来年開業予定の武幸四郎厩舎。果たしてどんな厩舎になるかな。」
弟「・・・今からそんなコト言われても解るワケないでしょーが。」
俺「解らないけどさー、こうなってほしいというか、コレはやってもらいたいとか、そういうのはあるじゃん。」
弟「んんー?」
俺「ピンと来ない様だけど、まず幸四郎厩舎にやってもらいたいコトと言えばコレでしょ。」


★管理馬に兄が騎乗しての勝利


弟「スバラシイですね。」
俺「まずコレが見たい。」



弟「あああ、そういうことか!!幸四郎さんならではの要望ですね!!」
俺「そういうこと。そして、まず誰もが思いつくであろう要望その1がコレだと思う。」
弟「でもコレは叶うでしょう、だってユタカさんなんですよ!!」
俺「ユタカさん自身もその時を望んでいるみたいだし、言い方とすれば『早くその瞬間を見たい』になるかな。」


弟「開業して初の重賞勝利がダービーで、その
  鞍上がユタカさんなのですね!!」

俺「流石にそれが現実になったら怪しまれるぞ。」



弟「出来過ぎか。」
俺「でもそれが夢だろうなー、お互いの。」
弟「まずはダービーに勝てるくらいの期待馬を任され、それができる様に育て上げなければならないんですよね。」
俺「そうそう、その段階を急に求めちゃいけないんですよ。」
弟「確かにそうなるか・・・そこまで幸四郎さんが辿り着かなければならないと考えると、焦るのもよろしくないだろうしなぁ・・・」
俺「どちらかと言うと、ユタカさんより幸四郎さんがそこまで出来るかがカギになるかな。」
弟「そうですねぇ。」
俺「まだ若いんだし、尊敬する父の背中を追うのなら焦らずに日々勉強ということになるかな。ここからの時間もまた長いんだ、
  むしろいきなり結果を高望みするのは良くないだろう。いつかそんな日が来たら程度で考えた方がいいんじゃないの。」
弟「でもあまり悠長なことも言ってられませんよ、ユタカさんの時間だってあるんだから。」
俺「そこは全く問題ないでしょ。」
弟「なんでさ?」


俺「ユタカさんはあと何百年かは騎手続けるって。」
弟「妖怪じゃありません!!」



俺「デシちゃんからの希望は何かある?」
弟「そうですねぇ・・・ボクはこういう日が来ると思ってるんですけど。」


★メイショウマンボ産駒の管理


俺「まずは引退をだな・・・」
弟「そこですよ、そこ!!」



俺「なんでマンボ姐さんより先に幸四郎さんが騎手引退してるんだろう・・・」
弟「次走予定、中山牝馬Sだそうです・・・鞍上は柴田善臣騎手で想定されてるそうです・・・」
俺「武幸四郎騎手の引退に伴い、先生になったって言ってるな。」
弟「いや、だったら引退させたげてよぉ・・・」

俺「もう今年も繁殖シーズンだぞ。」
弟「松本オーナーはなんでマンボ姐さんを引退させてくれないのでしょう・・・まだ期待してるってことなのかなぁ・・・?」
俺「ちょっとここまで来るとねぇ。何か新しい記録でも作ろうとしてるんじゃないかとすら思ってしまう。」
弟「そんなことで生まれる記録なんかあるの?」

俺「G1勝利後の連敗数とか。」
弟「そんな記録作らなくていいよぉ!!」


俺「そうだねぇ、見てる側としたら痛々しい以外の何者でもないよ。早くお母さんになってもらいたいんだけどな。」
弟「ちょっともう厳しいとしか言えないですよ・・・でも、お母さんになった暁には、その子は幸四郎さんに手掛けてもらいたいな。」
俺「なるほど、それはいい要望だ。」
弟「種牡馬はどんな馬がいいんだろうか。考えちゃうな、マンボ姐さんはサンデーサイレンス系だからなぁ。」
俺「それこそユタカさんが騎乗してた名馬との間に産駒が生まれて、その子を幸四郎さんが手掛けて、ユタカさんが騎乗して大
  レースを勝つとかロマンがあるね。」
弟「おお、それはスバラシイ。いいシナリオです。」
俺「キズナだとサンデー系同士の3×3かぁ、ちょっとキツいな。クロフネならばと思ったけど、彼も結構な歳だし・・・」
弟「サンデーサイレンス系って厄介だなぁ・・・ユタカさんが最近G1勝った馬ってサンデー系ばっかりだし。」
俺「あ、いい馬居る。サンデー系にうってつけでユタカさんが騎乗してた馬。」
弟「おお、それです。その馬とマンボ姐さんの間の子で、ユタカさんが・・・」


俺「ヒットくん。」
弟「乗ったことがある『だけ』だろぉが!!」



俺「ヒットくんはいい種牡馬になれそうですよね、皆さん。」
弟「まだ現役だし、種牡馬入りできるかどうかも決まってないし、ユタカさん乗せて勝ってないじゃないか!!」
俺「まぁ、ユタカさんが騎乗した名馬という点ではクロフネが最有力になるんじゃないかな。松本オーナー、クロフネが元気に種
  付けできる間に引退させてあげて。」
弟「うん、良さそうですねぇ、マンボ姐さんとクロフネの子。」


俺「キョウダイブネだな。」
弟「上手いけど弱そうなのでやめましょう。」



俺「オヤコダカみたいなもんだろ。」
弟「勝手に決めて話を進めないで下さい、もしそういう産駒が誕生したのならメイショウの勝負服であってほしいですよ、ボクは。」
俺「むう、それは解るな。」
弟「しかし・・・なんというか、妄想が進むトークテーマですね。」
俺「やっぱり、こういうことを期待するって話は楽しいからね。この二つの要望で結構盛り上がっちゃったからこの話はこの辺で
  締めるけど、是非ともそういう日が来るように幸四郎さんには頑張ってほしいね。」
弟「ボクの場合、騎手時代を知ってる方が調教師になるのは中舘騎手以来です。やっぱり騎手時代も知ってると余計に応援
  したくなっちゃうね。頑張ってね、幸四郎さん!!もちろん田中騎手も!!」
俺「そうだっけ?」
弟「・・・正直、騎手にそこまで精通してない部分があるので、思いつくのは中舘師くらいなんです。」



張田さん・・・



俺「この人も今は調教師じゃん。」
弟「その画像はやめろや!!!」







※以上、マズルブラストの引退式で、来れないアイツの勝負服を着て観客の笑いを誘った
 張田京調教師でした



↑PLEASE 1DAY 1CLICK EVERYDAY!!

[ 2017/02/27 00:53 ] その他 | TB(0) | CM(3)

彼が居たから

★中山記念の前は鬼門なのかな・・・

俺「なんか、この時期には悲しい出来事が多い気がする。」
弟子「昨日だこーとの話をシメたばかりなのにね・・・」
俺「引退のシーズンではあるんだけどね。」
弟「・・・師匠は前に言ってたよね、この馬を見てから競馬というものに惹かれたって。」
俺「そうなんだよ。リアルタイムで見てたわけじゃないんだけど、競馬というものを遡ってる時に出会って、この馬のことをカッコイイ
  って思ってから競馬に本当の興味を抱いたんだ。」
弟「カッコイイですよねぇ・・・」
俺「本当に、スゲーカッコイイ馬。最も影響された馬だからというのもあって贔屓目に見ちゃってるかもしれないけど、今までこの馬
  よりもカッコイイ馬には出会えていない。オルフェーヴルも彼には敵わないよ。」


1992年 皐月賞とダービーを無敗で制した2冠馬、ミホノブルボン。
22日に老衰の為、天国へと旅立ったと本日報じられました。



俺「28歳だもんな、よく今まで頑張ってくれたよ。」
弟「坂路の申し子、サイボーグ、当時としては異例の調教法で成果を出した、鍛えられて強さを磨いた馬だったんだよね?」
俺「うん、そのハードトレーニングで培った鋼の様な筋肉が、もう今になって見ても凄くて。」
弟「血統で言えば一流とは言えない馬が、鍛えられて二冠を制したんですね。」
俺「散々言われてるけど、短距離馬の体形だよ。で、その短距離馬よりもトモの迫力があってさ。アンバランスとも言えるくらい
  お尻がでっかくてね、走るフォームも決してキレイじゃなかった。」
弟「でも師匠はブルボンよりかっこいい馬は居ないって思うんでしょ。」
俺「そーなんだよ、何がかっこいいって非常識なんだよな。2011年のJRAの皐月賞のCMがミホノブルボンで、キャッチコピーが
  『常識は、敵だ』なんだよ。このコピー作った人はブルボンをよく解ってる。」
弟「そりゃ、二冠を制する馬は常識じゃ測れないでしょうけど。」
俺「その非常識な二冠馬、三冠馬であっても、その中の常識みたいなものは存在するでしょ。その後にも多くの二冠馬や三冠馬
  が誕生しているけれど、その中でもやっぱりブルボンってズバ抜けて非常識な馬だと思うよ。」
弟「ふむ。」
俺「それが鍛えられた馬体だよ、センスや適性をトレーニングでブチ壊した。その成果を残した栗毛の馬体が、たまらなくかっこ
  良かったんだ。そんな馬体なのに顔はメッチャカワイイんだぞ。卑怯ですよ。」
弟「お顔は王子様みたいな顔してましたよねー、控えめな一本筋の流星にも気品があって。」
俺「実際に彼の姿を生で見れた人がうらやましいよ。特にダービーは常識を覆した走り、本当に凄かった。」







弟「ミホノブルボンと言えば菊花賞で彼を負かした黒い刺客、そして宝塚記念で散った悲劇の名馬ライスシャワーの名も同時に
  思い出されると思うんですが。」
俺「この2頭の馬体が全く対照的なのがね。」
弟「毛色だけじゃなくて?」
俺「ミホノブルボンは明るい栗毛に立派なトモ、胸前の筋肉もガッシリした派手な馬体。対してライスシャワーは真っ黒な黒鹿毛で
  馬体は小柄で細身。真逆って言っていい。」
弟「そう言えば小柄だったんだよね、ライスシャワー。」
俺「菊花賞の時、この2頭の馬体重の差は74㎏あったんだよ。」
弟「それはかなりの差ですね・・・」
俺「だからねぇ、ライスシャワーって馬はお世辞にもかっこいいって思えなかったんだよ。どっちかっていうと不気味って表現が
  しっくりくる馬でさ。後で知ったのに悔しく思えたもの、なんでこんな貧相な馬にブルボンが負けたんだよって。」
弟「失礼なハナシだねぇ・・・」
俺「ホントそうだよねぇ。今とは見え方が違ってたから許してください。やっぱりライスシャワーも凄い馬だったんですよ。」
弟「でも、その負けた菊花賞こそブルボンの強さを改めて示した一戦という意見もよく聞くんですけど、これは?」
俺「このレースでブルボンはハナに立てなかったんだ。皐月賞、ダービーと逃げて圧勝した馬がキョウエイボーガンという馬に
  先手を奪われる格好でレースがスタート。この馬もまた小柄でさ、まるでライスシャワーとグルだったんじゃないかって感じに
  見えるのも面白い。」
弟「これまでとは違うレースになってしまったんだ。」
俺「たられば話は競馬につきもの。中でもこの菊花賞は『キョウエイボーガンが居なかったら』とか、『ブルボンが強引にでもハナ
  を奪っていたら』
という話をされるレース。それでもブルボンは2着を死守した。皐月賞から距離不安を囁かれ続けた馬が、
  圧倒的な逆風が吹いた菊花賞でもやはり強いレースをしたってことで、やはりこの馬は強いんだって思い知らせたの。」
弟「そんなに距離が合ってないと見られていたんですね。」
俺「父のマグニテュード自体は血統的に長距離もいける潜在性を持っていた。でも産駒傾向は完全に短距離寄り、母方だって
  秀でた印象の無い地方一勝馬。そしてブルボンはまず馬体がゴツ過ぎてステイヤーに見えなかった。」
弟「なるほど・・・」
俺「結局、この菊花賞の後に彼がターフに戻って来ることはなかった。度重なる脚部不安と故障に、それまでのトレーニングが
  非難されることもあった。でもそれがあったから二冠を制することができたんだよな。」
弟「三冠戦を走る為だけに作られたサイボーグだったのですね・・・」
俺「ブルボンを管理していた故・戸山調教師はスパルタ式な調教で有名な人で、『強い攻め馬がかわいそうに思うなら、競馬
  なんかやめた方がいいんだ』
という、非情にも思える言葉を残しているけれど、トレーニング以外で馬に負担をかける様な
  ことは一度もしなかったと聞く。強くあることが馬の幸せであるという理念を体現したのがブルボンだったんじゃないかなぁ。」
弟「ミホノブルボンは幸せだったのでしょうか・・・?」
俺「現役時代がどうかはともかく、彼の余生は幸せそうだったよ。あれだけ現役時代に激しいトレーニングを積んできたけれど
  実際にこんな長生きできたんだ、ファンも多くて大事にしてもらえて良かった。」
弟「そうだね、大往生だもんね。」
俺「俺さー、ブルボンが旅立ったらもっと悲しい気持ちになるのかなって思ってた。でも、不思議なくらいそういう気持ちにならない
  んだよな。とにかく感謝とねぎらいの気持ちしかないよ。ライスシャワーの悲劇と比べるのはよくないことかもしれないけれど、
  ブルボンは幸せな余生が送れて良かったなぁってしみじみ思う。」
弟「今頃あっちでライスシャワーと再会できてるかな。ケンカしないでほしいけど・・・」
俺「いやケンカするっしょ。三冠阻止されたんだぞ。」
弟「しちゃうんだ・・・」
俺「仲裁役はマチカネタンホイザくんだ。」
弟「たよりないよぉ・・・」
俺「まぁ、せめて天国ではいがみ合わないで仲良くやってほしいな。ミホノブルボン、お疲れ様でした。どうか安らかに、合掌・・・」
弟「競馬界に新たな一石を投じた成果、お見事でした。偉大な名馬に、合掌・・・」








★おまけ

弟「本当に、なんか気分的に応える月末になっちゃいましたね。」
俺「そうだねぇ・・・」
弟「土曜も重賞あるけど、予想は無理しなくていいんじゃないでしょうか。」
俺「どうしようかなぁ、まだ出馬表も見てないし。でも先週末なんかG1スッ飛ばしちゃってるんだよ?」
弟「それはそうですけど、気乗りしない時は無理しない方がいいのです。」
俺「やさしいじゃん。」
弟「お休みしたほうがいいのです。」
俺「・・・」
弟「そうしましょう。」

俺「・・・お前、なんか隠してない?」
弟「かくしてないのです。おやすみしましょう。」


俺「あやしい。」
弟「あやしくありませんから。日曜の予想に向けて英気を養った方がいい。」
俺「・・・」
弟「そうしましょう。」
俺「土曜の重賞はアーリントンカップか。ちょっと出馬表だけでも目を通しておくか。」
弟「ダメです!!出馬表なんか見たら予想したくなっちゃうんだよ!!」
俺「ふーん(カチャカチャカチャカチャ」
弟「あぁ・・・」
俺「・・・デシちゃん。」
弟「・・・」


俺「お前知ってて俺を止めようとしたな?」
弟「・・・・・・・・・」



◎ジョーストリクトリ 武豊


俺「そうだよなぁ、こんなもん見せられて俺が
  黙ってるワケがないよなぁ!!」

弟「やめろおおおおおおお!!」



俺「いくら俺が感傷に浸っていたとしても!!こんなコンビを見つけちゃったらもぉ!!」
弟「やめてください!!やめてください!!ユタカさんに脳内で変なコトさせないでください!!」
俺「ジョーストリクトリにユタカさんが乗ってるんだもんよぉ!!」
弟「やめろと言っているのが聞こえないのか!!」

俺「あああああ!!なんていやらしいのでしょおおおおおおお!!」
弟「どうして!!どうしてこんなコンビが結成されてしまったの!!」
俺「うふふふふ、ユタカさんとジョーストリクトリ♥ ジョーストリクトリとユタカさんだよぉ、デシちゃぁん♥」
弟「無条件にこうなるに決まっているじゃないか!!ブルボンさんもガッカリしてしまいますよ!!」
俺「ブルボンは俺に競馬の楽しさを教えてくれた。」
弟「そうです、そんな話を台無しにするようなコトは・・・」

俺「俺、今楽しいよ!!ブルボン!!」
弟「そんな楽しさブルボンさん教えてない!!」


俺「ユタカさんがねぇ、ジョーストリクトリを上手にエスコートするんだって♥ うふふふふふ♥」
弟「ほ、ほら!!他の出走馬も見たらどうです!?」
俺「あ、ヴゼットジョリーちゃんだ。」
弟「よし、目をそらしたぞ!!」
俺「ヴゼットジョリーってね、フランス語で『あなたは美しいですね』って意味なんだよ。」
弟「そうですか、それはよかったですね!!」
俺「その鞍上がクールイズビューティーじゃないか、これはスバラシイ。」
弟「じゃあそうしましょう、それにしましょう!!」


◎ジョーストリクトリ
○ヴゼットジョリー

ワイド ◎複



俺「官能の世界が広がる馬券ができた。」
弟「話の落差をなんとかできないのか!!」






※ブルボン、なんかごめん・・・
 でも本当に今までありがとう!!また君の様なカッコイイ馬に会えたらいいな、そんな日を待ちわびながら
 我々は競馬を楽しみ続けていく所存です。今一度、栗毛の超特急に、合掌・・・

 「悪い見本」管理人:TILTOWAIT



[ 2017/02/25 02:13 ] その他 | TB(0) | CM(3)