俺「えー、皆様。」 弟子「…」 俺「あけましておめでたうございます。」 弟子「だからおかしいんだって…」俺「今年もイイ年になるとイイですね。」 弟子「残りわずかです。」 俺「そんなワケあるか、明けたばかりなんだぞ?」 弟子「どっちかっつーと 今年初めてブログ管理画面を開けたばかりでしょうが。」 俺「年明けはブログ管理画面と共に始まる。」 弟子「一年って一週間無いんだ…」俺「年明けの恒例行事って言ったのお前じゃん。」 弟子「皮肉ですけど。」 俺「…」 弟子「…」 俺「このネタだらだら引っ張ってもしょうがないよね。」 弟子「師匠はかしこいな。」俺「つーわけで一年振りの更新です、俺達には東京大賞典しか無い。」 弟子「しかしなんでまた東京大賞典の時は更新しようという気に今年もなったんですか?」 俺「労力かな、ここは労力を費やせる日程にあるし。流石にもう普段はムリじゃん?」 弟子「まーそうですね。」 俺「暮れだからバーっと振り返る話題にも事欠かないし、ネタ切れどころかネタ貯めができている。 普段やる労力もモチベも今は無いけど、せめてここぐらいはね。」 弟子「お、振り返りもやっちゃうの?」 俺「まーそうね、今年の競馬界と言えば…」 弟子「暮れに来て盛り上がりも一層増したもんなぁ、 グランアレグリアと コントレイルの有終の美、 ソダシのダート参戦、横山武史騎手の大躍進にユタカさんのG1完全制覇リーチとか。 あ、 ラヴズオンリーユーとマルシュロレーヌのBC制覇も大きな話題になり」 俺「ウマ娘ですかね。」 弟子「うわぁ…」俺「皆さん、ウマ娘は捗ってますか?」 弟子「いきなりソコに持ち込むのはいかがなモノかと…」 俺「かくいう私もね、当初は なんでも美少女化すりゃいいってもんじゃないだろって意見を持って いたクチでね。」 弟子「なんで牡馬が美少女になってるんだーみたいなコト言ってましたね。」 俺「で、ゲームより先にアニメがオンエアされて。どらどら話のタネにはいいだろうって、軽く流し ながら観るつもりだったんだけど。」 弟子「返り討ちでしたね。」 俺「討ち死にしてしまいました。」弟子「いやぁ、ウマ娘には意外過ぎるくらいヤラれたなぁ…」 俺「二期は結構ガチで泣いたから。」 弟子「 ツインターボのオールカマーとか震えたもん!」 俺「10年前の自分に『お前、10年後にツインターボの オールカマーで泣くことになるぞ』って言っても 絶対信じないと思う。」 弟子「あの脚色はホントよく思いついたよねぇ。」俺「アニメ観てなかったらゲームに手を出してなかったな。」 弟子「そうかもしんないですね。で、満を持してリリースされたゲームが出色のデキという。」 俺「ソシャゲってツムツムもソシャゲになるの?だったらそれ以来のダウンロード。」 弟子「要はオンラインスマホゲームってことですから、そういうことでしょうね。」 俺「キングヘイローをこんなに好きになる 日が来るとは…」 弟子「いやマジでね、皆さんね、この人の キング愛がおかしいの。引くの。」俺「史実をなぞったシナリオだけど、そこにオリジナルの解釈が加わってるのよね。どの ウマ娘のストーリーもよくできてる。その中でもキングヘイローのシナリオが特に好きで…」 弟子「現役時代のキングヘイローに対してそこまで強い思い入れあったっけ?」 俺「そりゃーあの高松宮記念には思わず拍手したのを覚えてるよ。でも当時大好きだった馬かと 聞かれると、うーんそこまで…って感じ。」 弟子「不思議ですよね、当時好きだった馬こそウマ娘で愛着沸きそうなものなのに。そう言えば 師匠が競馬好きになったキッカケって ミホノブルボンでしょ。ブルボンはどうなの?」 俺「持ってねぇんだわ。」 弟子「ごめんなさい。」俺「でもさ、 エアグルーヴだって思い出深い馬なんだけど、ウマ娘のキャラはツボじゃないんよ。 かっこいいんだけどさー…やっぱキングヘイローなんだよね、ウマ娘の場合は。」 弟子「ふむ。」 俺「お前はどうなんだよ、好きなウマ娘と実在馬がリンクしてるの?」 弟子「水着マルゼン姉さんとブライアンとタイシンと セイウンスカイと」 俺「実用性じゃねえか。あと俺、全部持ってねえよ。」弟子「課金せぇや。」 俺「その分馬券買うわ。」弟子「どちらが正しいかわからない。」 俺「どちらも間違っている気がする…」弟子「…この調子でウマ娘の話をしていたら東京大賞典の予想なんてできませんよ、とっとと 切り替えていかないと。」 俺「…そうだな、せっかくの年イチの恒例行事が本題を迎えずに終わってしまってはいかん。」 ☆あけましておめでたうございます、新年の東京大賞典予想です俺「始めておいて言うのもナンだけどさー、もう俺、ツイッターで本命言っちゃってるのよ。」 弟子「知ってますよ、 キャッスルトップでしょ。」 俺「うん。」 ◎キャッスルトップ弟子「あのJDDは本当にビックリしましたけど。」 俺「誇らしいわな、あそこで本命打てた自分が。」 弟子「でもその後の成績を考えると、 相当ナメられていたからJDDで逃げ切れたって見るのが妥当 なんじゃないかって思えるんですけど。あと、その後の中央勢の成績を見ると、 そもそも 今年の中央ダート勢はレベルが低かったと、失礼ではありますけどそう思えるのですが。」 俺「デシちゃんや。」 弟子「はい?」 俺「予想の冒頭で正論を 言うなよ。」 弟子「ごめんなさい。」俺「何も言えなくなるだろ、泣いちゃうよ?俺泣いちゃうよ?」 弟子「泣けばいいと思うよ。」 俺「じゃーさ?逆に聞きますよ、君の今年の東京大賞典の本命はどの馬さ?」 弟子「お、まずは本命の出し合いに持ち込みますか。いいでしょう、まぁボクの予想も大方の皆様に 読まれているとは思いますが…」 弟子◎ミューチャリー弟子「御神本さんなのです!!」 俺「なるほど!!一番無いな!!」弟子「ア゛ァ゛!!??」俺「…ちょ、ちょっとデシちゃん?デシちゃんさん??」 弟子「フゥーッ!!フウゥウーッ!!」 俺「お前、俺の予想で切られると結構キャッキャするでしょーが!?」 弟子「それはそうですが、南関代表として挑むミューチャリーと御神本さんに対し!! 一番無い と言い張るとは見損ないましたよ!!師匠は南関勢にそんなこと言う人じゃないもん!!」 俺「そりゃそうだよ。俺の本命がキャッスルトップで ある以上、そう言わないといけないんだもの。」 弟子「へ!?!?」俺「そうなるんよ、主軸をキャッスルトップに据えたが上に考えた予想なんだから仕方ない。 キャッスルトップが上位入線する場合、ミューチャリーは届かないと見るべきなんだ。」 弟子「キメ打ち予想?ここで?」 俺「そうなるな、まず持論だけど。」 弟子「はい、出ましたね持論。」 俺「俺キャッスルトップ好きなんだけどさ。」 弟子「ストレートだ。 モジアナフレイバーの時と同じだ。」 俺「ありゃ疫病神なんだ。」 弟子「!!!!!!」俺「キャッスルトップは一緒に走る馬達を不幸にする天才なんだわ、特に自分を潰しにきた 馬には容赦ない。」 弟子「アンタ、自分の好きな馬に対してなんてことを…」 俺「それの最たる被害者が ギャルダルとみかぽんさん。森騎手と ケラススヴィアもそうだね。」 弟子「ああ、戸塚記念とダービーグランプリね。」 俺「要はキャッスルトップに楽逃げさせたらJDDの様になるけど、マークし続ければ潰せるという 判断でのレース。まぁそりゃ当たり前なんだけど、その上で勝てるとも判断していたハズ。」 弟子「ふむ。」 俺「よく考えてみ?」 弟子「何を?」 俺「それで森騎手とみかぽんさんが潰れたんだぜ?」 弟子「南関名手二人がってコトか…!」俺「で、その前のJDD。あのレースに出走していた中央3歳勢がその後パッとしないこともあって 今年の3歳はレベルが低いと言われることとなったんだけど、実際そうなのかな?」 弟子「いやー、まあ、しょうがないんじゃないですかね…?」 俺「 あんなレース経験しちゃったから皆おかしくなったとは見れないだろうか。」 弟子「それはどういうこと?」 俺「テンの入り2Fとラスト1600~1800mで11秒台って かなり頭おかしい流れなんだよな。」弟子「師匠が らしい数字データ出してくると感覚狂うな。」 俺「まぁ全体のタイムのまとまりとしては秀逸とは言いにくいのかもしれないけど、JDDのラップ タイムって要は逃げたキャッスルトップの刻んだタイムそのものでしょ。そうなると特に おかしいのが1600~1800mの11.9秒。ここでこのスパートは道中のタメが効いたとしても 普通は逃げで出せないんだよ。」 弟子「えーと、つまり端的に何が言いたいのかと。」 俺「おかしいんだよこの馬。」 弟子「おかしいらしいです。」俺「じゃあそんなおかしい馬が何故、JDDの後に何故負けたんだ?ってなるじゃん。理由は簡単、 JDDに勝った馬だから警戒が強まっただけ。ただし、負かすのに費やすリスクは尋常じゃない。 それをもうみかぽんさんが重々承知しているとなれば。」 弟子「例えギャルダルがミューチャリーになったところで、自分で動いてキャッスルトップを 止めるという考えにはならないだろう、ということか。」 俺「そゆこと。そうなるとJBCで吉原騎手が見せた様な騎乗はできない。だからキャッスルトップを 本命にする以上、ミューチャリーに重い印を打ちづらいんだ。」 弟子「まぁ確かにJDDがフロック視されていればナメられた単騎逃げは叶いそうだし、その場合に 勝てる要素というのは、珍しく師匠が出してきたラップタイムに基づけばなんとか。」 俺「まず直線入口まで先頭が必須になるけどな。逃げ馬ってのは スキルで走ってるから。先頭でないと 活かせないスキルがたくさんあるものだ。」 弟子「スキルってアンタ、ウマ娘じゃないんだから…」 俺「JDDの1600~1800mの加速な。」 弟子「はい?」 俺「あれ、アングリング×スキーミングな。」 弟子「セイウンスカイの固有スキルじゃねーか!!」※アングリング×スキーミングとはウマ娘のセイウンスカイが持つスキル。終盤のコーナーで先頭に居ると加速力が上がるという 内容だが、 これが目に見えて強い。今や逃げウマ娘育成では必須とも言えるスキル。 俺「コーナーでまくられると出ないアングリング×スキーミング。」 弟子「キャッスルトップがなんでセイウンスカイの因子を継承してんだよ!?」 俺「母父のマヤノトップガンから『ひらめき☆ランディング』 も貰ってるけど全然発動しない。」 弟子「出ないよねぇアレ。じゃねぇんだよ!?」※ひらめき☆ランディングとはウマ娘のマヤノトップガンが持つスキル。最終コーナーで前の方で競り合うと直線で抜け出し やすくなるという一見強そうな内容だが、 コーナーで競り合いになるシチュエーションがほぼ 無い為、発動自体が珍しい。 俺「やはりアングリング×スキーミングは大事。アレが出ればパラメータ足りてなくても勝てる。」 弟子「だから!!持ってないっつーの!!」 俺「よーし、じゃあレース見直してみようぜ。キャッスルトップがアングリング×スキーミングを 繰り出す様を見るがいい。」 ~~~JDD見直し中~~~弟子「…」 俺「…」 弟子「あの。」 俺「はい。」 弟子「これ、『グッときて♪Chu』じゃね?」 俺「『グッときて♪Chu』だね、コレは。」※グッときて♪Chuとはウマ娘の水着マルゼンスキーが持つスキル。スキルで持久力を回復するとレース後半で 前の方にいる時に速度を上げるという、何やらややこしい内容だが、 要するに反則技。 ◎キャッスルトップ ○アナザートゥルース ▲オメガパフューム
◎単複 ◎○うまふくワイド 三連複俺「中央勢にナメられての出走が大前提だからな、強気にゃなれないんだけど。」 弟子「キャッスルトップ本命となるとそりゃ アナザートゥルース対抗の前残り予想になるか。」 俺「アナザートゥルースがキャッスルトップの一つ内ってのはたまらなくイヤなんですよ。」 弟子「そうだねぇ、出方次第で松山騎手ならハナ狙ってもおかしくないもんね。」 俺「 オメガパフュームの東京大賞典4連覇は、今年は素直に期待してるんだよ。ここまで来たら って感じするじゃん?」 弟子「まぁ確かにね。でも今年の東京大賞典のゴールを1着で駆け抜けるのは違う芦毛です!」 弟子予想 ◎ミューチャリー ○オメガパフューム ▲ロードブレス △タービランス、アナザートゥルース
◎単勝 ◎○馬複 三連単◎→○▲→○▲△俺「いやミューチャリーって本当に芦毛?」 弟子「それ言い続けるのやめてあげて!!」俺「年々黒くなる芦毛なんて聞いたことねえよ。」 弟子「いつかちゃんと白くなるから!!」 俺「しかし君、久々にしてはいっぱい買うんだねぇ。」 弟子「たまの予想ですし、今年は去年と違って割と自信持って御神本さんに本命を打てるので!」 俺「それでもちゃっかりオメガとのうまふくは抑えると。」 弟子「ふぐっ…ま、まあ芦毛対決が濃厚なんじゃないかなーと。」 俺「芦毛かぁ…」 弟子「またミューチャリーにイチャモン付ける気ですか?」 俺「キャッスルトップに騎乗している仲野騎手って知ってる?」 弟子「ふふん、ボクだってそれなりに南関競馬の知識はありますとも。あのJDDの勝利の時に 誰だアンタ!?なんてコトにはなりませんでしたよ。そこまでは詳しくないけど…」 俺「ふぅん。」 弟子「なんですか、不気味だなぁ。」 俺「メジロマックイーンって知ってる?」 弟子「脈絡がよくわからないけどバカにしていること だけはよくわかった。」俺「ウマ娘じゃないよ。パクパクですわじゃないよ。」 弟子「そうでなくても知ってます!!ユタカさんを背に菊花賞、春の天皇賞を2連覇した名ステイヤー、 強すぎてつまらないとまで言われた存在です!!」 俺「じゃあメジロマックイーンの毛色は?」 弟子「芦毛に決まってるでしょーが。」 俺「その、強すぎてつまらないとまで言われた芦毛のメジロマックイーンがねぇ、あるレースで とんでもない穴馬に負けちゃうんだけど、それは知ってる?」 弟子「ふふん、そこまで言われても知っておりますよ。 有馬記念でダイユウサクに負けちゃう んです!!」 俺「ほおお。」 弟子「さっきからなんなんですか!?」 俺「構図がね、似てると思って。暮れの大一番、芦毛の人気馬。そしてダイユウサク。」 弟子「…?」 俺「もう一度聞くけど、仲野騎手のことはどこまで知ってる?」 弟子「いや、まあ名前くらいはって程度で…」 俺「じゃあさ、仲野騎手とダイユウサクを画像で検索かけてみ。」 弟子「?…わ、わかりました、やってみます…」 カチャカチャカチャッカチャ弟子「あああ!!! あああああー!!!」 俺「ちょっと本気で楽しみにしていいかも。」※あけましておめでたうございました
http://tiltowait0hit.blog.fc2.com/blog-entry-1453.html東京大賞典の予想
ごぶさたです俺「こんにちは。」 弟子「随分とさっくり…」俺「ツイッター眺めてた方はなんとなくご存知でしょうけども。」 弟「何年ぶり?」 俺「 3年半以上だって。よくまたやろうなんて思ったよね、我ながら。」 弟「急に言ってくるんだもん、びっくりしちゃった。」 俺「競馬はずっとやってたのよ。馬券の買い方は以前と比べてかなり変わったけど。」 弟「複勝とかワイドで一点買いってのが主流になりましたよね。」 俺「回収率は変わらないよ。」 弟「なぜなんだろうねえ。」俺「その3年以上前の更新でも言ったけどさ、個人的にここで話す以上は 面白いコト言えねーと更新できねぇな、ってのがあって。人に見て もらうんだし。」 弟「それができなくなっちゃったと。」 俺「やっぱ発想力があの時とは違うんだわな。」 弟「それが久々に ブログ対談しようなんて急に言ってくるんだもん。」 俺「うん、東京大賞典です。」 弟「つまり、おもしろい予想ができたと。」 俺「プレッシャーかけるのやめろよ、 やめたくなっちゃうだろ。」 弟「そんな繊細だっけか?」俺「ご時世ですよ。イヤな病気が流行ってしまい心細いのです。」 弟「確かにブログやってた時には世の中がこんなになっちゃうなんて 思ってませんでしたからねぇ…」 俺「ツウさんなんてすげぇ変なマスクしちゃって。」 弟「アレって感染対策じゃないでしょ。」俺「あの人がYouTuberになるのも想像できなかったな。」 弟「様変わりするものです。」 俺「そんな様変わりした時代に無敗の三冠馬が牡馬牝馬で誕生し、 アーモンドアイと 激突してさ。白毛のG1馬も誕生したりで競馬的には凄まじい一年だったよね。」 弟「 コントレイルも デアリングタクトも ソダシも、来年への楽しみとして繋がります もんね!」 俺「ただし、そんな激動の中央競馬の時代でも更新されなかったココがですよ、 満を持して稼働しちゃうのが東京大賞典。」 弟「らしいと言えばらしい。」 俺「俺達にはまだ東京大賞典がある!ってのはよく聞くけども、俺達には東京 大賞典しかない!ってセリフはなかなか珍しいぞ。」 弟「一年の最初の更新が年末の時点でどうしようもないですよ。」 俺「あ。」 弟「どうしました?」 俺「みなさま、あけましておめでたうございます。」 弟「東京大賞典の予想更新でソレ言う人なんて、師匠 ぐらいなものです。」俺「じゃあやっていきましょうか、デシちゃんも予想できる?」 弟「まあ一応。」 俺「…予め言っとくけどさ。」 弟「?」 俺「…怒らないでね?」 弟「御神本さんに何を言うつもりだ!?」★では参りましょう、俺達には東京大賞典しかない!俺「 モジアナフレイバーが好きなんですけど。」 弟「いきなり結論みたいな出だしですね…まぁ知ってますけど。ツイッターでの勝島 王冠の時の見解を考えると、ここでは本命にしてヨシという流れでは?」 俺「そうではあるんだけど、やっぱあの時の負け方はよくないよな。」 弟「おや。」 俺「予想時に 『東京大賞典見据えて仕上がり控えめでは』って見立てたのはその通り だったんじゃないかな、とは思う。でも最終的に カジノフォンテンには差を広げ られ、挙げ句に ノンコノユメに内掬われて3着ってのは良い負け方ではないだろ。」 弟「確かにねー、三連覇かかってたレースでもあるワケだし。」 俺「で、内枠でしょ。どーも今年の帝王賞がよぎっちゃうんだよ。」 弟「惨敗しちゃったレースだっけ?」 俺「距離もあるのかもしれないけど、前との差を詰めることができないとレースを 捨てちゃってる様にも見える。強いけど脆さもある印象なんだ、だから陣営も 慎重だろうなと解釈してるんだが。」 弟「それで勝島王冠で敗れたと。」 俺「普通な、前年にS1勝ってる馬を重賞でもないオープン特別に出さないって。 帝王賞惨敗後に千葉ダートマイルで復帰させた辺りは 大丈夫か?と思った。」 弟「まー、それでもその後に南部杯でレコード決着の3着に来てるんですし、あの 勝島王冠もとりあえず見解通りに収まって今回出走してくるんだから大丈夫 だと見てしまえばいいのでは?」 俺「どっちかって言うとさー。」 弟「はい。」 俺「ミューチャリー、チャンスじゃね?」 弟「おいやめろ馬鹿粉々にするぞ馬鹿」俺「なんてらんぼうな。」 弟「怒るなって、まさか御神本さんと ミューチャリーを本命にしたいってこと だったんですか!?」 俺「うーん…」 弟「そりゃ怒りますよ馬鹿」 俺「句読点を馬鹿にして話さないでくれるかな?」弟「ふぐぐぅ…!!」 俺「じゃーまず、どうチャンスかと説明させてもらおうか。それはお前にとっても 好材料になるだろう?」 弟「…いいでしょう。」 俺「地方馬メインで予想進めちゃってるけど主役は断然で オメガパフュームになる だろう、 チュウワウィザードとクリソベリルが不在で他の中央組とは格が違う。 JDD馬の ダノンファラオはいるけど、JBCでは上位3頭に水をあけられた。」 弟「そりゃそうなりますよね、オメガパフュームはこのコースでG1を3勝、しかも 東京大賞典は三連覇に臨む一戦になりますし。」 俺「でもオメガって、今年の東京大賞典で一番人気背負うことになるだろうけど、 今までこんだけG1勝ってるのに重賞で一番人気になったの、今年の帝王賞 だけなんだよ。」 弟「ほへー、意外。まぁチュウワとクリソ居たらそうなっちゃうか。」 俺「昨年の東京大賞典にはその2頭が居なくて、 ゴールドドリームが一番人気に 推されていたね。」 弟「強い時は強いゴールドドリーム。」 俺「何が言いたいかわかるかな?」 弟「?」 俺「今年の南関勢の敵はオメガだけに 絞れるってことだ。」 弟「!!!!!!!!!!」俺「よしBGM、 ヤシマ作戦のテーマ流せ。」 弟「ちょっちょちょちょちょ、他にも中央勢いるんですよ!?さすがにその見方は 地方好きとは言え失礼に値するのでは!?」 俺「そうだね、でもオメガ以外に対策を施す必要はない。」 弟「た、対策?」 俺「なんなら、他の中央組だってオメガをどうにか すりゃチャンス大きくなるって分かってんだろ。」 弟「総力戦!?!?」俺「対策可能な馬だからこそ、こう言っているんだよ。チュウワ攻略よりも考える だけなら容易いのだ。そしてその砦にもなるのがミューチャリー。」 弟「考えるだけなら容易いってのはごもっともでしょうけど、その考えって?」 俺「オメガパフュームは差し、むしろ追い込み脚質だ。前走はクリソを意識して結構 前目につけたんだろうけど、基本は後方からの競馬をする。向こう正面で徐々に 進出して直線の立ち上がりでは必ず先団の外までマクり上げるのがパターンだ。」 弟「あのー…」 俺「はいデシちゃん。」 弟「もしかしてなんですけど、 囲えばいいんだ的な簡単な話…じゃあ、ない…です よねッ!?あはははははは!!そんなね!!安易過ぎなね!!」 俺「うん。そうだよ。」 弟「バーカバーカ!!」俺「たやすい。」 弟「アンタの頭が容易いんだ!!んなもん解ってりゃ皆とっくにやってたろ!?」 俺「やれなかったんだもん。」 弟「はあ!?」 俺「クリソ、チュウワ、ゴールドドリーム、インティ なんかが居たのにできるわけないだろ。」 弟「!!!!!!!!!!!」俺「ダートの基本戦略として追い込みってのは特質なんだよ、何故それが成り立つ かと言えば マークされないからだ。先述の馬達は先行型だろ?オメガに意識を 回すことなんか皆できねぇって。」 弟「それを今回はオメガに全部回すことができると…」 俺「全集中。」 弟「取って付けた様に言うな。」俺「これ、オメガが外枠だったら囲い様がないんですよ。7番で真横の外にノンコ が居るでしょ?まずはノンコがどんだけオメガの好きにさせないか。で、ダメ 押しの様に大外にミューチャリー。 ウェスタールンドも結構邪魔くさいぜ。」 弟「好きなようにさせないとは言えオメガの実力を考えたら、結局は出し抜かれる のではないかと…」 俺「さっきこの馬のパターンの話をしたけど、そこを各自が意識できるかどうかに なると思う。この2つなんだよな。」 ①向こう正面でオメガは敢えて下げて前との間隔を空けてスパート用の 滑走路を作る。それの阻止。 ②4コーナーで外に馬を置いて曲がることがない。コーナリングで別馬が 外に居れば加速を抑えられるハズ。弟「最早妨害策ですねー…」 俺「オメガパフュームが強いのは解ってるんだ、強い馬に勝たせない工夫を するのも競馬でしょーが。」 弟「で、ミューチャリーがオメガ対策の砦になるだろうというコトはわかり ましたよ、まず実際にそうなるのか?って部分が問題だと思いますけど。」 俺「出脚に関しては、日テレ盃の激流で南関代表としての力みがあったのだろう けど前側で競馬できた通りに問題ない。本来のこの馬の競馬は追い込みで、 あの時は末脚を失ってしまったけどな。」 弟「JBCは追い込んで差の大きな4着だったよ。」 俺「あのメンツじゃアレしかないっしょ、それこそ3強にケンカ売ってもいいこと ないもん。今回は同脚質の1強の勝利を阻みながら外を回す、作戦が解り易い なら実行すると思うけどな。」 弟「ううむ、推す理由は解りましたよ、なんとなく。」 俺「妄想ではあるが、 ここで中央組含めてデムーロ兄貴に楽させる様な競馬は見せ ちゃいけないと思うぞ。それだけオメガが存在で抜けてるんだから。」 弟「オメガパフュームが注意を集めるだろうとしたら懸念があるんですけど、前残り も考えられるってコトになるんじゃ?」 俺「いいところに気付きましたなぁ、カジノフォンテンも ワークアンドラブもいい 逃げ馬なんですよ。もちろんダノンファラオも後方でワチャワチャしてくれた 方が助かる一頭。モジアナは位置取りが悩ましくなるね。」 弟「ここまで妨害作戦を勝手に立てたんだから師匠はオメガを切るんだろうなぁ、 予想としちゃカッコいいけどやっぱり無謀に思えちゃうね。」 ◎モジアナフレイバー ○オメガパフューム ○ミューチャリー ▲ダノンファラオ
ワイド◎○ボックス+◎▲ 三連複◎から俺「いや勝つと思うよ、そこまでしても。」 弟「ほんとうにかっこわるいな。」俺「とりあえず初志通り、話をすればする程モジアナはしんどい面が多くなるけど 勝島王冠前から決めてたようなものだしな。」 弟「エラいぞ師匠。でもこっそりミューチャリーとオメガパフュームのワイドが 入っててセコいぞ師匠。」 俺「ソレが本線馬券。」 弟「モジアナフレイバーかわいそう。」俺「ほら、ミューチャリーに本命打たなかったぞ。これで君も心おきなくみかぽん さんに二重丸が打てるだろう。」 弟「ありがたいなぁ。」 弟子予想 ◎オメガパフューム ○ウェスタールンド ▲モジアナフレイバー △ダノンファラオ △ノンコノユメ ☆ミューチャリー
三連複◎○から▲厚め うまふく◎○ 複☆弟「では御神本さんにはおほしさまを…」 俺「みかぽんさんかわいそう…」弟「かわいそうではありません、 おほしさまです。とてもよいものですよ。」 俺「本命じゃねーじゃん、ヒモじゃん。」 弟「おほしさまです。」 俺「もうわかりましたから。」弟「あのJBCでの着差では高望みできませんよぉ、師匠の言う作戦通りに なったとしても3着に来れるかどうかと判断します。それよりも大井 では初出走だけどウェスタールンド、合ってるんじゃないですかね。」 俺「浦和記念がデタラメ過ぎるレース運びだったからねぇ。」 弟「オメガより後ろで競馬することになるんでしょうけど、それこそこの 馬はオメガに合わせて動けばいいだけって感じがします。直線の長い 大井外回りではそれで末脚キメればOK。たやすい。」 俺「この中で唯一オメガに先着した経験のある馬だもんな、2年前だけど。」 弟「でもオメガ気にし過ぎての前残りってのは、聞いててちょっとありそうな 気がしちゃって怖いですね…」 俺「穴逃げ馬の複勝とか買ってて楽しいと思うよ。特にワークアンドラブ、 前走の時計速いし笹川騎手がノンコじゃなくてこっちじゃん?荒山厩舎が どんな考えで采配したのか気になるとこだね。」 ★さて、久々に予想やりましたが俺「あー疲れた。こんなに疲れたっけ?コレ。」 弟「よくこんなことを毎日やってたなーって思える程つかれましたね…」 俺「今回は俺の思いつきでの久々更新になりましたけども、まぁ多分、 また思いつきでやりたくなったらやろっかな、って感じになる でしょうね。」 弟「ふむ。でもせっかく今日は予想したんだし。」 俺「ん?」 弟「明日は回顧しませんか?」 俺「おや、ノリノリだね。」 弟「肉を川辺で焼きながら。」 俺「それツウさんだね…」 ※じゃーまた明日
http://tiltowait0hit.blog.fc2.com/blog-entry-1451.html東京大賞典の予想
★再開っつーか俺「こんちわっす、輝○月だよ。」 弟子「ちがいますよね。」俺「・・・えー、前回に事情を言い訳させてもらったワケですが。」 弟子「それを受けての始まり方じゃないですよね、これ。」 俺「正直言うと相変わらずでして。」 弟子「師匠は予想ができなくなっちゃったそうです。」 俺「ちょっとは良くなったんだけども、まぁ、予想に対する理屈の付け方なんだよなぁ。それが以前の様には できないままでさ。」 弟子「屁理屈で成り立ってましたからねぇ、ここの予想・・・」 俺「だから、こういう状況になって過去記事とか見るとさ。」 弟子「うん。」 俺「こいつスゲェなって思う。」 弟子「元気なんじゃないかな?」俺「 ゴールドシップが天皇賞勝った時とか、 こいつの屁理屈予想はモンスターだなって感じた。」 弟子「自分の考えたことに対してそう感じちゃうというのは切ないですね。」 俺「ああいう予想がまたできる様になりゃいいんだけどなぁ。ちょっとしんどいからって間隔空けすぎたかも。 やっぱ慣れもあるんだろうな。」 弟子「で、今日は久々に対談形式でお話ししていますけども。大丈夫なんですか?」 俺「佐賀記念ね。」 弟子「うん。」 俺「最初の出走予定見た時には、予想ができるかどうかはともかくとして、このレースはピックアップして おきたいなーと思ったんだけど、これが昨年末の兵庫ゴールドトロフィー状態になってしまいまして。」 弟子「 カツゲキキトキトが回避、佐賀勢もイマイチなメンツになっちゃったからねぇ。」 俺「正直かなり萎えましたよね、ツイッター見てくれてる方には解ると思うけど。」 弟子「ガッカリしちゃいましたか、そりゃそうですよね。」 俺「しちゃいましたね、今回も対談予想は延期しちゃおうと思ってました。」 弟子「でも フリビオンはしっかりと出走を決めてきました。」 俺「そーなのよ。一番大きいのはソコ。地方競馬好きとしては、高知生え抜きのフリオーソ初年度産駒が中央 相手に地方代表として挑戦するって構図だけで、結果がどうなるかは無関係にメシが食えちゃうんだよ。」 弟子「ふむ。」 俺「やはりそこは大事にしたい。扱いたい。」 弟子「じゃあ予想をするってことですね。では張り切っていきましょう。」 俺「ナイスガイ・・・ですかねぇ・・・」 弟子「雑だ・・・」俺「こういう感じなのよね。フリビオンにはスポットライトを当ててあげたいんだけど、その他を考えようと してもなかなかスラスラできないのだ。」 弟子「うーん、辛い出来事とブランクの長さのせいですよねぇ・・・」 俺「デシちゃんは予想できるの?」 弟子「はい、東京新聞杯でユタカさんの単勝を当てました。」 俺「お前にもブランクを与えてしまったのが申し訳ないよ。」弟子「あんまし三連系の馬券とか買わなくなったなー。ブログやってた時は考えなきゃって思ってたし。」 俺「お前もそれに慣れちゃったんだよ、 ぼんやりよそうだ。」 弟子「無理矢理には予想したくないですからねぇ・・・」 俺「まぁ、お互いリハビリが必要なわけだ。競馬が好きなことに変わりはないんだしさ。それに、さっき 自分の過去記事の話をしたけども、やはり自分がノリノリな時ほど読んでる方にも楽しめてもらってる って感じするし。」 弟子「師匠がそういう状態に戻れるのかどうか、なんですよね。」 俺「前回の言い訳でも言ったけど、惰性なんだよな。俺自身はこういう状態のままってのはイヤなんだけど 無理もしたくない。ブログよりも仕事が優先されるのは当たり前で、最近の疲れ方だと仕事後にブログ やることそのものが無理することになっちゃう。それが続き過ぎたんだ。」 弟子「たまに、になっちゃうからシンドイんだよね。それはわかる。」 俺「だから、予想はできなくても、前みたいに毎日更新とかやれなくても、リハビリは努力してでもやって みようじゃないかと、今日は更新してるんですね。」 弟子「じゃあ今日は予想じゃないの?」 俺「一応、予想とも言える内容になるかもしれない。ここでの佐賀記念の主役はフリビオンなんですよ。」 弟子「ふむ。」 俺「だから、フリビオンについての見解を話していこうと思うのです。」 弟子「なるほど、期待してる馬や好きな馬については語ることができるってことですね。」 ★フリビオンを分析しよう俺「妥当なのは通用しないって見方なんだけど。」 弟子「おわってしまいました。」俺「そりゃそーでしょうよ、西日本最強だのダービーグランプリ2着だのと言っても、この佐賀記念での相手 関係とは全然違うんだからさぁ。」 弟子「やっぱりそうなるのかなぁ、中央馬はオープンクラスと言ってもトップホースじゃないですよ。」 俺「あくまで妥当な考え方ならばそうなるってことで、俺はそう思ってても買っちゃうよ。フリビオンの応援 馬券は。」 弟子「余計な不安要素を追加しないでください。」 俺「最近すごいんだよね、買った馬のシンガリ率。」弟子「・・・まぁ、難癖つけても正直言ってボクも厳しいかなって印象なんですけどね。」 俺「ほほう、それはどうして?」 弟子「師匠が自分で言ってたじゃないか、ここまでの対戦相手とは違うって。これでもしもダービグランプリを 圧勝でもしていたなら話は変わってくるんでしょうけど スーパーステションに負けちゃってるでしょ。」 俺「確かにそうなんだけど、期待を持つことができる理由になるのも、あのダービーグランプリになる。」 弟子「頑張ってましたけど、その後にスーパーステションが南関で惨敗しちゃってる事実もあるよ。」 俺「そこに関して言わせてもらえば、俺もそれなりに期待しながら見てはいたけどスーパーステション自身が しっちゃかめっちゃかになっちゃったレースだよね、報知オールスターカップって。」 弟子「ふむ、本来の走りではないと。」 俺「移籍初戦であんなレースさせちゃったら先が心配だよ、一周目のコーナーで川崎名物の鋭角コーナーを 曲がり切れずに 川崎大師に初詣しに行こうとしただろ。」 弟子「アレ、初詣に行きたかったんですか・・・」 俺「そうだよ。で、初詣に行くなってレースに戻され、 ふてくされてシンガリ負けさ。」 弟子「信心深いんですね、スーパーステション。」俺「行かせてやれって、アベリュー。」 弟子「無茶を言うんじゃない。」 俺「ともかく、3歳時代を全て右回りのコースで走ってた馬が、違う環境に移籍した上であんな特殊な左回りの 川崎を2周もさせられたらこうなってもおかしくないと言えちゃうワケ。」 弟子「なるほどね、力負けではないだろうと。」 俺「ダービーグランプリには南関の強豪こそ不在だったけど、だからと言ってこの川崎の一戦で見限るのは 早計だと思うよ。この一戦がちょっと余分になっちゃった可能性もあるけどね。」 弟子「スーパーステションを認めたところで、それをフリビオンのフォロー材料にするにはちと弱いような。」 俺「いや、そうでもない。はっきり言うとこのダービーグランプリでの2着って、個人的には物凄く意外な 結果でさ。」 弟子「意外?」 俺「 勝つか負けるかがハッキリした結果になると思ってた。ぶっちゃけ大敗してもおかしくないって目で 見てたんだよね、そりゃまぁ勝てていた方が可能性はより高くなっていたんだけどさ。」 弟子「どういうこと?」 俺「このレースに至るまでフリビオンが経験してきたレースというのは、地方全体で見てもレベルが低い面々 との対戦だった。そこは認めなきゃならない。西日本勢は南関や道営の下になってしまう、西日本ダービー だって各地の出身在籍馬じゃなきゃ出られないってルールだったから、都落ちの馬は居なかったワケだ。」 弟子「確かに。ここに中央出身の馬が居たらって考えると微妙だよね、スーパーマックスも一度南関に移籍した だけで出走権失っちゃってたし。」 俺「そんな馬にとって道営との対戦なんて一気にレベルアップし過ぎなんだよな。しかも初の長距離遠征で 雪の降る中でのレース、普通に考えたら対応できないんだよ。」 弟子「なるほど、そこで対応できちゃったんだ。」 俺「フリビオンの面白いところはソコ。勝つときの危なっかしさを見てると不安にしかならないけど、負ける にしても勝ち馬には離されない。地方馬の強さの基準になる着差やタイムで見ちゃダメなんじゃないか?」 弟子「ふむ、そう見ると中央馬相手でも闘志があれば太刀打ちできると考えられるね。」 俺「まず、勝ちにくるか、拾いにくるか。カツゲキキトキトの不在で地方代表という立場を背負ってしまった 状況で西川騎手がどう出るか。そこでもう可能性の有無が決まる。」 弟子「ほう。」 俺「着を拾いにくるレースをしたら、2周目の向こう正面で 先頭から40馬身離されます。」 弟子「そこまで言うか!?」俺「そういう馬です、追走が異様なまでに呑気なんです。」 弟子「 ゴールドシップじゃんか・・・」 俺「中央勢は軒並み先行してくるでしょ。まずコレを無理してでも追いかけないと勝機はない、例え追走だけで バテてしまってもだ。」 弟子「ほへぇ・・・」 俺「それができるんじゃないか、と思わせてくれたのがダービーグランプリなのさ。今までの経験にないペース アップに、エンジンの掛かりが悪いフリビオンを対応させた西川騎手のコンビならば中央相手でも強引に しがみつけるかもしれないと。」 弟子「まず勝ちにくることを前提にしないとならないのですね、この相手に。」 俺「本当に、まずは着いていけるかがカギになるのよ。そこが最大の不安であり期待になる。さっきも言ったが フリビオンは格下相手でも危なっかしいんだわ、でも最終的には勝っているってパターンを地元で何度も 見せてきた。要するに 最後まで伸びてるんだよな。」 弟子「脚が上がって負けたってことはないのか。なるほど。」 俺「だから、一般的な地方の星達と比べても着差はつかない。残り50mくらいできっちり捕らえるってレースで 後続にそんな差をつけられるワケがないもんな。珍しいタイプの地方馬だと思うよ、ホントに。」 弟子「地方で強い馬っていうと先行馬のイメージになるからなぁ。でもそうなると最後の末脚が中央を上回る 必要もありますよね。そんな瞬発力持ってるかな?地方馬相手なら迫力あるけど。」 俺「射程に入った馬を抜かそうとする根性はスゴいと思う。」 弟子「ここで根性論出されても。スーパーステションは抜けなかったんだし。」 俺「まぁね。フリビオンもビックリしたんじゃない?直線入って並びかけても抜かせてもらえない馬は、確か この馬にとって初めての遭遇だと思うよ。 そりゃ届かねーよって負け方は何度かあるけどさ。」 弟子「それが糧になってればいいんですけど。」 俺「前を行くであろう中央馬にまず食らいついていけるか、それが可能だった場合の勝負所がある。ココだけに 関して言えば、 多分中央馬を上回るポテンシャル持ってる部分がフリビオンにはあるのですよ。」 弟子「おお、どんな部分です?」 俺「加速しながら急角度のコーナリングを するという馬鹿丸出しな走法です。」 弟子「犬走法だ!!」俺「マクリだね。この馬のマクリは本当に迫力がある。中には交流重賞を使う前に南関重賞とかに出た方が いいのでは?って方も居るだろうが、南関ならば大井以外は出ない方がいいのではないかと俺は思って ますよ。」 弟子「スーパーステション同様、左回りは危ういと?」 俺「そう思わせるくらい、右回りの小さいコーナーで速く動けるんだよな。この馬。」 弟子「おお・・・」 俺「多分、右回り専用の『瞬足』を履いて いるんだろう。」 弟子「馬用があるんですか。」俺「コーナーで差を詰めろ!!」 弟子「前から離されず、コーナーで勝負をかけることができれば・・・ということなんでしょうけど、ううむ。 果たしてどこまでその想像通りになるか・・・」 俺「結局はポテンシャルをどこまで秘めてるのかってことになっちゃうけどね。少なくとも先行型で瞬発力に 欠けるタイプよりは、まだ奥があるんじゃないかなーって見方はできるよ。馬体は小柄だけれどこういう 脚質ならばノンコノユメやカゼノコを挙げられるし。」 弟子「とりあえずは師匠が楽しそうで何よりです。久々にじっくり馬のお話しができたね、予想じゃなかった けれどフリビオンが好きってのは解りました。」 俺「やっぱ楽しいですね、好きな馬のお話しをするのは。でもまぁ、予想しようとすると雑になっちゃいそう だから、じっくりこんな感じで機会を設けられた時にまたお話しができればと思います。」 弟子「だからもう、とりあえず佐賀記念はフリビオン本命ってことでいいんじゃないの?」 俺「むう。」 ◎雪で中止俺「結構降ってるみたい。」 弟子「台無しだ。」※ちょこちょこと、こんな感じでも更新できればなーと思ってます。
http://tiltowait0hit.blog.fc2.com/blog-entry-1450.htmlフリビオンは佐賀記念で通用するのか
★今更回顧するけど俺「何故馬単を抑えてないんでしょう。」 弟子「それは師匠だからです。」天皇賞・秋 結果 1着 キタサンブラック → 俺◎弟子○2着 サトノクラウン → 俺○弟子◎3着 レインボーライン 弟子 馬連アタリ 配当900円俺「敢えて キタサンブラックをここまで信じて、そして期待に応えてくれたというのに。」 弟子「スタートはヤバかったですけど、あそこから巻き返しちゃうんだもんなぁ・・・」 俺「予想の時にも言ったけど、ここを勝ったのは将来的に凄く大きなところだと思う。中距離の不良馬場を こなしたら種牡馬としての価値がかなり上がるんじゃねぇの。」 弟子「天皇賞の春秋制覇、それぞれで大きな意味がありますよね。」 俺「ステイヤー距離でのレコードと中距離不良馬場勝利だもん、万能性高過ぎだろ。」 弟子「しかしこの馬連、9倍とは思わなかったな。プラマイゼロだけど。」 俺「キタサンブラック、 サトノクラウンの組み合わせが一番人気になるのは予測がついてたけど、そんだけ キタサンブラックの方が疑われてたってことだよね。馬連の組み合わせだと2番人気がサトノクラウンと リアルスティールの組になるし、連軸になってたのはサトノクラウンって一目瞭然だもん。」 弟子「ボクもそうでしたからね・・・何せ馬場があの状態ですから・・・」 俺「馬単見てもそう。この7→2って組が一番人気ではあるんだけど、そこから下はサトノクラウンが頭の組み 合わせの方が人気になってたんだ。」 弟子「その一番人気の馬単配当がおいくらでしたっけ。」 俺「1660円・・・」 弟子「この組み合わせでそんなに付くんだねぇ。」俺「更に言えば レインボーラインの抜けも間抜けだろ、このメンツで唯一のステイゴールド産駒を馬場読み した上でスルーしちゃうとは・・・」 弟子「ディサイファも頑張ってたけどね。直線入った時は マジで!?って思ったもん。」 俺「ディサイファも出遅れちゃったんだよなぁ。でも見せ場作ってくれたね、ドキドキしました。」 弟子「改めてキタサンブラックの強さを再認識させられるレースだったと思うんだけど、このレースのダメージ がどれだけ残るかは心配なところですね。」 俺「ちょーっと直線でヨロヨロしてたからな。それでもサトノクラウンより先に抜け出して抜かせなかった根性 は流石だけど、だから後々に響いちゃうかもしれない。でもあの重心の高さでこの馬場を堪えられるんだから 心肺能力も高いんだろうな。」 弟子「でっかいですよねー、キタサンブラック。」 俺「ユタカさんも身長高いから、このコンビって妙な威圧感あるんだよ。 巨大セルリアンみたいって前に言った 通りです。」 弟子「それが故のダメージというのも考えられちゃうんだよねぇ・・・」 俺「春の天皇賞でレコード出して宝塚記念で惨敗しちゃってるからな。無視はできないかも。」 弟子「予定は決まってるけど無理はしてほしくないものですよ・・・」 俺「 サトノダイヤモンドも年内は年末の有馬か香港を予定している、やっぱああいう馬場は疲れが溜まるん だろうね。それこそ3歳の時に ロゴタイプが重馬場の札幌記念走って、そこでローテが狂う程の疲労を 残してしまったのが記憶に深い。陣営にはそこを見極めた判断をしてほしいな。うん、無理はよくない。」 弟子「そんなこと言ってますけど。」 俺「はい。」 弟子「もしジャパンカップにヒットくんが進んだらって 場合を想定して、敵を減らしたいんでしょう。」 俺「はい。」★さて地獄です俺「さーやってまいりました、一日に3つのG1レースが行われるJBCでございますよー。」 弟子「わぁーい。」 俺「えっとですねぇ、ワタクシがこのブログを始めてこれが 6度目のJBCになります。」 弟子「長いですね・・・小学生が入学して卒業しますね・・・」 俺「一日にこの3つのレースを予想してきました。昨年はツイッターになっちゃったけど。」 弟子「そうでしたねぇ。」 俺「一度も当ててねぇ。」 弟子「かなり凄いことだと思います。」俺「交流重賞3連続戦を!!この5年続けてきて!!一度も当ててないのです!!」 弟子「ボクはねぇ、レディスクラシックを何度か取ってますよ。この2年は連続して当てたのだ。」 俺「一応、一昨年に三連続で複勝を取っていますけどね!!」 弟子「内2つが元返しの複勝です。」 俺「ばかもん!!あと1つは110円ついたぞ!!」弟子「流石にそれは自分でもノーカンにしてきたか、えらいぞ師匠。」 俺「いわば鬼門中の鬼門!!打ちのめされることが必至な一日が今年もやってまいりました!!」 弟子「いやでもさぁ、大体が絞りすぎなんだって。3レースやるからって1レースに対してケチってるでしょ。」 俺「ハッ、そうさ!!全滅しても痛くも痒くもないわ!!」 弟子「全滅が前提になっちゃってるじゃないか。」俺「まぁ、交流重賞だからって三連単を少点数で当てようとしちゃってたからなぁ。そりゃなかなか 当たらなくもなるわと。」 弟子「そうでしょーが。」 俺「さすがに5年も3連続全滅カマし続けてきたらJBCというお祭りがキラいになっちゃうよ。今年は楽しく JBCを過ごさねば。」 弟子「・・・複勝オンリーとか、ガッチガチなワイドとかはヤメてよね。」 俺「うぉん?」 弟子「戸惑ってる。」★弟子とは相性がいいレースだぞ 1戦目はレディスクラシック俺「まずJBCで注意しなきゃいけないのはレース時間とレース番号。この日は昼間開催でJBCはこのレディス クラシックを皮切りに7、8、9Rと行われますよ。」 弟子「祭日の金曜で中央開催もありますから、京都メインのファンタジーSから地続きみたいな感じですね。」 俺「ファンタジーSはJBCに置き去りにされた騎手からで いいんじゃないでしょうか。」 弟子「ひどい読み方ですね・・・」俺「レディスクラシックが15:45発走、そこからスプリント、クラシックと開催されますからね。順を追って 予想していきましょう。デシちゃんは得意なんですよね、このレース。」 弟子「プレッシャーかけないでよぉ。」 俺「なにせ ヒンバヨソーのデシちゃんですから。」 弟子「バカにしてるでしょう。でも今年の牝馬ダートグレードは勢力図が変わってバシっと決めきれないん だよなぁ、まずハズせないだろうって思ってた クイーンマンボは回避しちゃったし。」 俺「そこ大きいよなぁ、相手探しくらいに思ってたもん。」 弟子「そのクイーンマンボが圧勝したレディスプレリュードの2~4着、そして ワンミリオンスというダート グレード経験組がこのレースの主軸なんでしょうけど、残りの中央3頭も十分怖さがある気がしますよ。 心情としてはこの2年でお世話になってる ホワイトフーちゃんから行きたいんだけど・・・」 俺「ちとここ2戦で勝ち馬から離されてるのが気になるよね。」 弟子「そーなんですよねー・・・斤量が他と並ぶので、巻き返しは効くと思うんだけどね。当然ここが目標に なってるだろうし。でも、本命なんですけど単系だけじゃなく連複系も抑えたくなるのが正直なトコロ。」 俺「それでも固めに考えたらホワイトフーガvs アンジュデジールって線は妥当かなぁと。」 弟子「やっぱ疑ってもそこに落ち着く?」 俺「そうなっちゃうんだよねぇ。」 弟子「ふむ。」 俺「でもエビちゃんとノリさんの組み合わせなんて、 俺が買ってマトモに来ると思う?」 弟子「不安が激増するね。」俺「この二頭を軸にした三連複でお茶濁しとこうかなぁ。」 弟子「セコくいきますか、それもアリかもしんないね。」 俺「結局のところ、さっきお前が言った主軸でイイんだよね。 プリンシアコメータも怖いけど厩舎の地方 実績考えたら経験さえも少ないし、ユタカさんがどこまでカバーできるのかなぁって感じ。」 弟子「じゃあその2頭からワンミリオンス、 ララベルへの三連複2点か。消極策だなぁ。」 俺「いや、穴目でちょっと面白そうなのは キンショーユキヒメ。中村厩舎が二頭出しだけど色気あるのは こっちでしょ、何度か手綱取ってる内田騎手がここで鞍上務めるのも意味深。あとは転厩初戦になる ラインハート、高速決着のエルムSの経験値は大きいでしょう。馬体次第ってとこだけどね。」 ◎ホワイトフーガ ◎アンジュデジール ▲ワンミリオンス、ララベル、ラインハート、キンショーユキヒメ
三連複◎2頭から弟子「これ、固く収まったらガミるんじゃない?4倍切るかもよ。」 俺「それならそれでしょうがない、一応本線はララベルだけど厚くもしたくないな。」 弟子「そっかぁ、ボクも今回は三連単狙わない方向で予想してるんだけど、やっぱりガミりそうなんです よねぇ。」 俺「お互い弱気なのね、今年は。」 弟子予想 ◎ホワイトフーガ ○プリンシアコメータ ○アンジュデジール ▲ワンミリオンス ▲ララベル
三連複◎○から俺「イヤ、これは流石に度が過ぎている。」 弟子「どう当たっても儲かる気がしません。」俺「景気付けにとりあえず当てとこうや感が満載じゃないか。これハズれたらお先真っ暗だろ。」 弟子「それはこわいですねぇ・・・」 俺「基本的に人気サイドが強いレースだけど、割と変なところが絡む場合もあるからなぁ。ある程度は覚悟 しといた方がいいかもしんないぞ。」 弟子「おどかさないでくださいよぉ・・・」 俺「あと二つあるんだぞ。」 弟子「もうJBCに対する苦手意識しか無い・・・」★混戦となるか、第二関門のスプリントです俺「ここがまた結構な激戦模様ですからね、転厩組が強力だし。」 弟子「 コパノリッキーはこっちなんですね。しかも鞍上が森騎手かぁ、どうなんですかねぇ?」 俺「本命にします。」 弟子「マジですか・・・」俺「この先を見てもなかなか面白いローテだと思うよ。パッと見ではクラシックから逃げたようにも見える けど、ここで短距離使ってチャンピオンズカップに矛先向けるのはアリなんじゃないかな。」 弟子「でも1200mって初めて走るんですよ?その先の話じゃなくて、ここではどうなんだと。」 俺「ものすごーく頭の悪い言い方をさせてもらうとだ。」 弟子「頭の悪い発言がきますよ。」 俺「バテはしない。」 弟子「なかなかの破壊力です。」俺「この距離でペースに合わせられないとか、最終的に決め手で劣るという可能性もあるけど、まずバテは しない。とても大事。」 弟子「おお、ちょっと待って下さいよ。そうやって負ける可能性を示唆してるってことはここも連単系じゃ ない買い方の予想なんですか!?」 俺「おう。コパノリッキーからうまふくを流す。」 弟子「やばいぞ!!今回ショボいぞ、この人!!」◎コパノリッキー ニシケンモノノフ、キタサンミカヅキ、ノボバカラ、スノードラゴン
うまふく◎から俺「どういう展開になるかなぁ、最内になった ニシケンモノノフが行くとは思うんだけど。まず考えたのが そこなんだよね、ペースが読めなくてさ。でも、どういう展開に転ぼうが最近は逃げ一辺倒じゃなくなった リッキーが合わせられるのではないかっていう。あとは森騎手がどうこの馬の能力を判断するかだね。」 弟子「速くなろうが遅くなろうが2着は死守するだろうという判断ですか・・・」 俺「で、その場合の連対馬は先行馬か差し馬か、どっちも考えられちゃう。あんまり中途半端な位置でレース する馬は無用、それで選んだのがこの4頭。」 弟子「御神本さんがいる。」 俺「 ノボバカラはねぇ、みかぽんさんがどう操るか読めんのだよ。ただ森騎手にしろみかぽんさんにしろ、 ここでこういう馬に騎乗するとなったら気の入り方が違うと思う。特にリッキー&森ってコンビには 負けたくないと思ってるんじゃないの、みかぽんさん。」 弟子「そうだよねぇ、手腕を見せたいところでしょう。」 俺「まぁ、なかなか本命にはしにくいコンビだけどな。」 弟子予想 ◎ノボバカラ ○ニシケンモノノフ ▲キタサンミカヅキ ▲ブルドッグボス ▲コーリンベリー
三連複◎○から ◎単複弟子「そうですか?」 俺「やってくれたな・・・」弟子「御神本さんなら大丈夫です。かてます。」 俺「あんまり盲信するんじゃないよ、マジで・・・」 弟子「そもそもノボバカラはここまでの戦歴が迷走してたんです。根岸Sのシンガリ負けからの芝2戦を 更に負け倒したから南部杯で人気無かっただけでしょ、あの根岸Sを度外視すれば元々強いんです。」 俺「まぁ、確かにね。」 弟子「で、ボクはリッキーを切っちゃいました。やっぱスプリントは合わないと思うし、先を見ている のなら尚更ここは叩きの舞台と判断。スプリンター達の勝負になるでしょう。」 俺「でもバテないんだよ、1200mだから。」 弟子「バテないだけじゃ勝てないでしょ・・・」★さぁ、JBCのトリを飾るのは王道距離の一戦、クラシックです俺「が。」 弟子「はい。」 俺「もう疲れたんで明日考えます。」 弟子「そうしましょう。」※ちょっと今日はお仕事がしんどくてねぇ・・・ここでギブアップです クラシックはツイッターで予想垂れ流します
http://tiltowait0hit.blog.fc2.com/blog-entry-1445.htmlJBC三競走の予想
★異常事態だ弟子「こんなのざくろさんじゃない!!」 俺「どうなってるんだ一体・・・」白山大賞典 結果 1着 インカンテーション → 俺&弟子◎2着 カツゲキキトキト → 俺◎弟子▲3着 クリノスターオー → 俺▲弟子◎管理人 三連単&三連複HIT! 弟子 三連複アタリ! 三連単配当4600円 三連複配当810円ざくろさんも三連単&三連複HIT!!俺「東京記念から更新再開して、これで南関重賞とダートグレードに限って言えばハズしたのは日本テレビ盃 だけっていうことになるぞ。」 弟子「しかも東京記念は4万馬券、オーバルスプリントも三連単で5千円という高い配当をポンポン当てている じゃないですか。こんなのおかしいよ。」 俺「しかもだよ、ざくろさんに振ったムーンライトカップの予想でもうまふくを当てちゃったんだ。」 弟子「こわいよぉ!!」 ムーンライトカップ 結果 1着 トロヴァオ → ◎ 2着 ムサシキングオー → ○ 3着 ミッドイェルバハ → おにぎり俺「コレはざくろさんらしさが残ってるけど。」 弟子「おにぎりは健在なのですね。」俺「つってもだ、このレースは結構絞り込みきれないメンツだと思うぞ。この本命対抗でしかうまふくを買って いないってのは強気もいいところだよ。」 弟子「ですねぇ、ボクも御神本さんと トロヴァオを本命にしていたとしても、相手を ムサシキングオー一点に 決め込むことはできないですよ。」 俺「他の読者さんも心配しちゃってるぞ。何が起きたんだって。」 弟子「大体ですね。」 俺「ん?」 弟子「師匠とざくろさんがなかよく三連単なんて当てら れるワケがないんですよ!!」 俺「お、矛先が俺にも。」弟子「 カツゲキキトキトの頑張りはステキだったけれども!!」 俺「いやー、アレだけ言い切った手前、直線の立ち上がりでは焦ったなぁ。 タガノディグオが並んできた時。 クリノスターオーもコーナー前から結構追ってたから正直ヤバいって思った。 コパノチャーリーの出遅れ に結果的に助けられちゃったよ。」 弟子「 インカンテーションはこの中じゃ抜けてましたね・・・」 俺「いやいや。確かに今日は強かったけど馬場の影響も大きいよ。そう考えたら クリノスターオーをよくぞ 交わしたな、キトキトって見え方になる。乾いた良馬場でならひょっとしたかもよ。」 弟子「ボクはクリノスターオー2着が良かったの!!」 俺「うまふく買ってたからねぇ。」弟子「くそぅ・・・おかげでお二人は三連単、ボクは三連複のみになってしまったのだ・・・」 俺「まーいいじゃないか、今日はみんなあたったよ。わぁい。」 弟子「まぁ、この三連戦を迎えるにあたって、まずこの初戦を取れたので気は楽になりましたけど。」 俺「あとはざくろさんの勢いがこの先も続くかどうかだよな。」 弟子「全勝とかしたら地球があぶないです。」 俺「そういった意味では白山大賞典は第一関門だよ、俺としては配当をもっと安く見積もってたもん。昨日の 予想で ここが一番固いと思うって言ってたろ。この結果でこんな配当になるとは思ってなかったんだよ。」 弟子「しゃらくせえ。」 俺「でも二戦目であるここ、東京盃。ここがこの三連戦の中で 最大の難問だと思う。ここをざくろさんが当て たら地球はいよいよもってヤバい。」 弟子「師匠が当ててもヤバいです。」 俺「常に地球は危機的状況にあるのだ。」★三連戦最大の関門 東京盃!!俺「ここは 『中央優勢で地方がどれだけあらがえるか』なんていう見方ができないメンツだよ、地方組がかなり 強力なメンバーになった。 ラブバレットが居ないのが寂しい限りだ。」 弟子「要するにダートグレードで師匠がよく言う実質少頭数って状況ではないと。」 俺「そりゃ何頭かは到底手が出せないって馬も居るけど、日本テレビ盃や白山大賞典とはモノが違うな。」 弟子「確かに、地方組が強力ってのもあるけど、中央勢も疑いたくなる面々多いもんなー。」 俺「地方馬の上位独占も全然あると思う。」 弟子「いやいや、 ニシケンモノノフは流石に固いでしょ。」 俺「そう?」 弟子「そうってアンタ・・・」 俺「まぁ、俺が切ったら多分ノリさんは 勝っちゃうんだろうけど。」 弟子「切っちゃってるの!?」俺「思い切りが良すぎるかなぁとは思ったけどね。」 弟子「いくらなんでも切り判断にはならないでしょう、このメンツで・・・」 俺「元来、多少怪しいくらいが丁度イイ馬でしょーが。今回は固いって時ほどマークきつくなるし。」 弟子「でも北海道スプリントカップでの強さは見たでしょう。まさかレコードの反動があるとか?」 俺「あのレコードは故郷に錦を飾った副産物みたいなもんだ。この馬、道営出身なんだよ。」 弟子「おお、そうなのか。」 俺「で、レコードが意味するものが何かと言ったら、それはこのレースに関して言えば強さとは言いにくい。 不良馬場と実質少頭数という環境の中で気分良く逃げたオマケだ。」 弟子「おお・・・」 俺「レース見直したら解るよ、ニシケンモノノフの直後を追走してたのが道営勢で、ニシケンモノノフにして みれば振り切るのは容易い。一応はその時まで道営短距離代表を張ってた アウヤンテプイが番手を走って いたから中央組も無理に前に行かなかった。今思えば、あの時点でアウヤンテプイは全盛を過ぎていたの かもしれないな。このレース以降は全然なんだよ。」 弟子「なるほど、結構自由にレースできてたんだ。」 俺「今回のメンツで同じようにコーナリングで後続を突き放せるかと言えば疑問。まず逃げられるかどうかも 疑いたい。逃げなきゃダメって馬でもないけど、しつこく競られるのは苦手なんじゃないかな。勝つ時の パターン考えると一旦はどうしても抜け出す必要があるみたいだし。」 弟子「割とマジメに弱点見てるっぽいなぁ。」 俺「このメンツで大井外回りとなると、そこまで信用できる存在じゃないと思う。」 弟子「そうは言っても師匠が切ったノリさんは無敵。」 俺「そーなんですよねぇー。」弟子「うれしそうにするな。」 俺「まぁね、ここは思い切った予想しちゃってもいい舞台なんじゃないかな。」 弟子「ってことは、まさか本当に地方決着になると予想してんの!?」 俺「純粋に好きな馬ってのもあって贔屓目に見ちゃってるかもしんないけど、本命は迷わずこの馬にさせて 頂きました。」 ◎トウケイタイガー ○ショコラブラン ○キタサンミカヅキ ○ブルドッグボス
馬単ワイド◎から ◎単勝俺「 ソルテくんの全弟、 トウケイタイガーです。」 弟子「ああそうか、師匠のお気に入りだ。」 俺「えっと、今日も大胆に言い切らせてもらいますけど。」 弟子「ゴクリ」 俺「現状ではソルテくんよりも強いと思います。」 弟子「!!!!!!!!」俺「全盛のお兄ちゃんと比べると、うーんどうかなぁって感じではあるけどね。ソルテくん自身もちょっと 今現在は調整上手くいってない感があるが、その代役は充分こなせるんじゃないかな。」 弟子「ソルテくんと今兄弟対決をしたらトウケイタイガーが勝つだろうってこと?」 俺「強調させてもらえば、今ならばってコトね。」 弟子「でもトウケイタイガーは先日、中央のプロキオンSで7着に敗れてますよ。」 俺「おいおい、あのレースをバカにしちゃいけないぞ。まず中央相手に思い切り良く逃げてくれた時点で国分 騎手には感謝だよ、テン乗りの代役にしては攻めてくれた。」 弟子「そうか、ハナに立ってレースしたんだった。」 俺「で、プロキオンSは1400mなんだけど、残り200mまでは先頭だったの。」 弟子「・・・だから1200mの東京盃なら大丈夫とでも言うんじゃないでしょうね。」 俺「同じ意味になっちゃうかもしれないね。」 弟子「?」 俺「1200m通過、1分10秒5。」 弟子「まんま1200mのレースタイムじゃないか。」俺「実はコレ、別段速いってワケでもない。プロキオンSは中京の1400mなんだけどスタート地点が芝だから 自然とテンの入りが速くなるんだ。だから1200mの通過もレースのタイムみたいになるのは当然ではある。 でも芝スタートなんてこの馬にとっては久々、出脚はそんなに良いと言えなかったんだよな。」 弟子「そんな中で盛り返してハナを奪い、そういうラップで走ったんですね。」 俺「そして今回の鞍上は主戦、川原騎手。」 弟子「おお・・・」 俺「金に飢えたダートグレードの鬼、川原騎手。」 弟子「撤回しろ、その失礼な異名。」俺「やはりこのコンビでなくては。」 弟子「好きな馬でもあり、ここを勝つ素質も充分あるという判断なんですね。」 俺「で、トウケイタイガーがニシケンモノノフに勝つと踏んだらいっそのこと沈めてしまえって決めつけだ。 そうなると好位で虎視眈々と戦況を睨んでいるであろう馬が台頭する。」 弟子「それがこの3頭か。」 俺「戸崎騎手がセコく乗るであろうショコラブラン、前走 仕上がり途上で様子見とか言って三味線炸裂させた キタサンミカヅキ、そして地方馬の皮をカブった 厚顔無恥な番犬ブルドッグボスだ。」 弟子「なんでそんなに荒くれてるの?」弟子予想 ◎ニシケンモノノフ ○コーリンベリー ▲ショコラブラン、スアデラ、トウケイタイガー、ブルドッグボス
三連複◎○から うまふく◎から弟子「まぁいいですよ、師匠はノリさんに泣かされてください。大井1200mでニシケンモノノフと コーリン ベリーの行った行った勝負になるでしょうから。」 俺「コーリンベリーがハナに行く可能性もあるんだよな。」 弟子「このコースになると馬が変わりますからね。コースも走り慣れてるし。」 俺「あれ?デシちゃん、ユタカさんがいませんよ。」 弟子「うう・・・ ナックビーナスはノリさんがモノノフに騎乗してる時点でお察しなのではないかと。」 俺「つまりデシちゃんのオススメは、その予想の本命を ユタカさんに入れ替えた買い方だね。」 弟子「そんな結果になったら立ち直れない。」※あ、今日はおまけないです 絶好調のざくろさん、おねがいします
http://tiltowait0hit.blog.fc2.com/blog-entry-1437.html東京盃の予想
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