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雑感5

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※何スカ、その髪型


 ゴールデンウィーク、皆さんいかがお過ごしでしょーか。貧乏暇無しな管理人のTILTOWAITです。

 暇。

 いい言葉でもあり、憎らしい言葉でもありますね。大型連休、私は出かける予定も立てて無ければ、連休中突き抜けて空白というわけでもなく、五月病知らずのスケジュールを過ごしておりますです、ハイ。
 よく私の文面の中でも登場する言葉でもあります、他者を貶す際に登場しますね、暇。
 基本的に私のブログの内容は一個一個が長い為、こんな風に思われる方も居るでしょう、

 「お前も暇人なんじゃねーか」

 そうですねー、そう言われると正直グゥの音も出ません。ええ、暇です。こんなブログを更新し続けられるのは暇だからでしょう、本当に忙しかったら毎日の様にこんな文面は書けないでしょうね。平均文章量としては、大体一記事で小学校高学年の読書感想文以上くらいでしょうかね。おお、そう考えると結構スゴイな。
 「好きこそ物の上手なり」と言いますが、私は文章を書くのが好きで、仕事もそういった関係の仕事をやってます。書家や作家といった立派なものじゃありません。プランニングのコンペ用の企画書、ちょっとした文書原稿、イベントの運営マニュアルなどとまとまりのない文面の仕事を細々とフリーで受け、大手の取引先はないもののちょこちょことこなす日々を送ってるんです。だから、受けた仕事を前倒しでやっつけると暇が生まれる。逆に煮詰まるコトも多く、締切りギリギリまで悶絶する場合もしばしばです。時と場合によってはクライアントがここを覗いて、

「ブログ更新してるヒマあったらさっさと仕事上げろー!!」

 って言われたりすることも。結構多いんだよなぁ。息抜きなんだってば!!
 文章の仕事をやっておきながらなんですけど、やっぱり仕事である以上「自分の好きな様に書く事」はできません。クライアントの要望があるわけで、それに応えてこその報酬がある。だから仕事で書いてる物は基本的に自分を殺しての作業になる。別に殺さなくても完成はしますし、成功もします。でも時として自分のカラーが邪魔になる、むしろその方が多いですね。

 だからこそ、このブログは読んでくれてる人の視線を感じながらもあくまで息抜き及び趣味として続けております。ここなら自分のカラーを出しまくって構わない場所。文章仕事の息抜きが文章というのも妙な話なんですけど、それだけ文面を書くのが好きなんでしょうね。最近はちょっとした義務感も生まれてしまい、更新しなければ!!と考えると無性に倦怠感を生じてしまうこともあったりします。
 こういう場を設けることができたこと、見てくれてる人ができたということは自分にとって、こういう言い方は語弊を招くかもしれないけれど、ほんの少しの優越感を持たせてくれるものでして。ああ、自分を出した文面に対してこれだけ読んでもらえるんだ、予想なんかロクに当たらなくても楽しんで読んでくれてる人が居るんだという事実は、私にとって大きな励みになります。

 私としてもブログで終わらずに作品を残したいな~なんて欲望はあったりしますが、その欲望はちょっと抑えておかなければいけません。これが先行してしまうと、今抱えてる仕事が泡の様に消えていくから。ただやっぱり何本かは自分の作品ってのを世に送り出してみてーな、なんて・・・ぬふ。
 自信を持つ、という言葉があります。自分を信じることは確かに大事ですが、これが過剰なことを過信と言います。では過剰な自信とはどんなことか、下記の三点が表面化することの様に私は思っています。


 自分の力はこんなもんじゃない。

 自分の考えの方が優れている。

 その方がきっと上手くいく。



 この思考が凄い邪魔だと気づくのに時間は掛かりません。ただ、社会に出てすぐの私は意固地にそう思ってた時期がありました、だから今フリーという立場になってるんです。過信ってのは怖いものです、自分という歯車の形をいびつにして、社会のパーツとしてイレギュラーになる。そのイレギュラーさを他者との違いと思ってしまうとろくなことにならないものです。ちと気づくのが遅かったですね、下手にフリーでこなして来てしまった分、今から組織に入ると考えると果たして自分がパーツとして生きられるか不安になります。
 歯車になるのを嫌う人も居るでしょうし、内心で先ほどの思考を抱えている方も居るでしょう。私も内心の奥底では常に下克上的な考えを持ってたりします、でも我慢というのが大事であることが大半でしょう。大体我慢ができず自分に過信をしてしまうと、人間というのは変な方向に行きがちです。それでいて「きっと上手くいく」と考えてた場合に、それが折れた時の瞬間の絶望というのは残酷なくらい大きく自身を襲うものの様です。
 こうすれば上手くいったのに・・・という考えは大事です。反省に繋がる。反省のしかたにもよりますが、自分の当初の考え通りにしておけば、あそこでああしてなかったら、という後悔は人を成長させます。

 ただし、それは仕事に関して強く言えることであり、ギャンブルの賭け目で真剣になることではないものだと思っています。ギャンブルに対する後悔は、文字の通り「後に残る悔い」でしかない事が多い様に思えるから。
 予想を研究の様にしてる人にとっては、失敗は糧になる人も多いでしょう。こういう人は多分買うにしても無理をしてないんじゃないかなと思います。恐らく取り返しのつかない失敗をする前に、多少のヤケドをしたことがあるから。解ってる人なら解ってます、いくら厳密な予想を組み上げても、そうならないことだってあるのが競馬だと。

 先日の天皇賞、圧倒的な支持率を背負いゴールドシップは5着に沈みました。
 直後によぎったのは、前日に某法律会計事務所の知人が話してくれた内容でした。


「金曜日に消費者金融での借り入れが殺到した。競馬の内容次第で週明けは相談者が殺到するかもね。」


 この中のどれだけの金額が天皇賞に消えたのだろう、そう考えると恐ろしいものがあります。
 恐らくは大半の人が、この行動を「バカなんじゃねーの」と思うでしょう、ただ人間切羽詰まるとその「バカなんじゃねーの」を簡単に実行するものです。勝ったことがある、その記憶があるだけで「あの時は」と反芻してしまうものなんです。今「バカなんじゃねーの」と思っている人がそのバカになる可能性だって少なくないと私は考えています。
 ギャンブルは上手くいかない人を盲目にします、僅かな金額が数分の内に何倍にもなる可能性は確かにある。以前にここで話した競馬怪談にもある通り、借金の理由をギャンブルで作り、借金を返そうとギャンブルに突っ込むという人は少なくない様です。そういう人が圧倒的な一番人気を生み出すのかもしれません、そこに更に「このオッズならきっと大丈夫」と更なる債務者の投入があるのかもしれません。
 自分自身、ギャンブルに対してのヤケドはあまり大きいものは経験したことがありません。ある意味先日の天皇賞、一日に2500円も使っちゃったのは私にとっては結構なレベルの大ヤケドだったりします。ええ、ビンボーなので。累積で考えたら2500円程度は大したことはないんですけど、ある意味、ここで毎回している予想で言えば5~6レース分の点数が予想できますからね。

 ただまぁ、その程度と言えばその程度。
 そうでない人がこの週末に大勢生まれました。

 予想に対し、努力をする。これは楽しむ上で必要なことです。真剣だから競馬予想は面白い。ただこんなコトを競馬を題材にしたブログをやっている人間が言うのは変かもしれませんが、

 命に影響を及ぼす危険性は、間違いなく高いものです。

 福本伸行氏の人気漫画「カイジ」の中でこんなセリフがあります。

 「金は命より重い」

 実にいいセリフです。世の中金がないとどうにもなりません、白昼夢を信じて人は生きてなどいけない。そして事実、人にとっては知らぬ第三者の命よりも懐の100円になる。「そんなことない」という優しい方も居るでしょう。まぁ確かに家に強盗が入ってきて家族を人質に取り「100円よこせ!!じゃないとコイツ殺すぞ!!」と言ったら私はうろたえながら100円を渡すでしょうけど。これは極端過ぎる例ではありますが、それでも世界の大半はそういう意識であるのは間違いないと言っていいでしょう。
 だからギャンブルで、借金で死ぬ人間が居るんです。そもそもが自業自得なんだから、それに対し手を差し伸べる人など居るわけがない。「金は命より重い」と言う言葉が当てはまるのは「金より軽い命になってしまう」ことの恐ろしさを抱えた人なんだと、私は解釈しています。
 
 過信の話に戻すと、それというのは自信という感覚の麻痺なんだと思います。「信じる」のではなく「信じるしかない」に陥った状態、そこで人は過信を起こします。そしてそれは、はっきり言ってしまうと「扇動された意思により起こるもの」である可能性が高く、自分の意見ではないことの方が多いです。


 意見と意思が制御できなくなった人、それが「金より軽くなる命の礎」なんじゃないだろうか。


 私は競馬が好きです。楽しいと思います。だからこそ、多くの人に楽しそうだと感じてもらえたらいいな、競馬人口が増えたら競走馬達ももっと優遇される日が来るかもしれないしと日々このブログを更新しています。わざとハズしてるワケじゃないけど、その難しさも伝えられたらなお良しかな。真剣だからこそ嬉しく、真剣だからこそ悔しく、真剣だから楽しい。前に言いましたけど、予想の上で勝った馬に対して生まれる謝礼の気持ちが私は好きです。自分のために頑張ってくれたという勘違いが好きです。機械的に何らかの手段と捉えることができない自分の考えが好きです。競馬を楽しむために働いているバカな自分が好きです。ハイ、珍しく綺麗事吐いてますね。
 競馬が産業として成り立つのは敗者が居るからという現実がある。私は紛れもなく敗者に属しています。ただ、その見方は「楽しんだ者勝ち」というところが強く、自称勝ち組の皆さんからして見れば負け惜しみに聞こえるかもしれないけれど、「負けても尚楽し」と思えるバカな私は結構幸せなんだなと思っています。
 次のNHKマイルカップには私の大好きなゴットフリートが出走します、今から楽しみと不安が入り混じってしょうがありません(正直他の出走馬全然見てねぇっていう)。私の見方と考えが正解だ!!と言い張るつもりはありません。これが私にとっての競馬の見方の正解であり、そこは人によって違って当然なんですから。

 好きならば同時に怖さも伝える必要があるのかもしれません、今回の天皇賞で怖さを思い知った方々に対し望むコトは折れないこと。そしてその恐ろしさは糧にすること。ギャンブルは楽しくも、一歩間違えば恐ろしいものになります。競馬を楽しみたいからこそ思うことは、競馬で不幸になる人が一人でも居なくなってほしいということ。一時の散財ならイイのですが(イイのかな?)、中には生活に支障を及ぼす程の財を一日で失う人が居る。競馬が様々なネガティヴイメージの根源になることになるのだけは、大好きな競馬を題材に日々文面を書いている者としてくい止めたいものです。
 一つ、間違いなく言えるコトは競馬を手段にしてはいけないということです。何かを買うための手段、借金を返す為の手段、生きるための手段・・・おそらく、「競馬に絶対はない」というメジャーワードは誰しもの頭の中にあるはずなんです。ただ、麻痺した思考は当たり前過ぎるフレーズ程通過していく。

ギャンブルで何とかしようとしてんじゃねぇよ、
クズが。


 キツいかもしれないけど、ギャンブルを何らかの手段として捉えている方には、これぐらいのフレーズを脳内に響かせておかないとならないでしょうね。

 競馬で負けることは、馬のせいでも騎手のせいでも調教師のせいでも馬場のせいでも有料予想のせいでもありません。当たってない馬券を買った自分のせいなんです。兎角、競馬をやってる人間は責任転嫁をする傾向が強い様に思われます。他者を恨み自分を恨めない弱さがあります。

 そういう人こそ「金より軽い命」の素質を持ってしまっているのではないだろうか、競馬の怖さはレースよりもそういうところにあるのかもしれません・・・


管理人:TILTOWAIT



俺「・・・っしゃあああ!!デシちゃん何分!?」

弟子「・・・98分。」
俺「な。」
弟「・・・何が『な』ですか?」

俺「題材フリーならこれぐらいの内容、これぐらいのタイムで
  書けるんだよ!!スゲェだろ!!」

弟「そういうのも過信って言うんじゃないですか。」

俺「天皇賞で2500円スっただけでコレだけ書けちゃう俺はスゲェ。」
弟「うんスゲェ。スゲェ器ちっちぇえ。
俺「コレがなぁ、何でクライアントのリクエストに応えると時間が掛かっちゃうんだろーなぁ。」
弟「・・・そんな言い訳したらプロじゃねぇって。」



※競馬で負けたらOASISでも聴いときゃいいんだよ




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[ 2013/04/29 23:52 ] 雑感 独り言 | TB(0) | CM(8)

お葬式雑談

俺「えーっとね・・・」
弟子「・・・」

俺「息してる?」

天皇賞 結果
1着 フェノーメノ →俺◎弟子切った
2着 トーセンラー →弟子◎
3着 レッドカドー 

5着 ゴールドシップ →俺◎弟子○

弟「・・・」
俺「こういうこともあります。」
弟「師匠、フェノーメノの単勝は・・・?」
俺「馬単にしちゃいました。」
弟「そっか・・・」

俺「完全に不発だったな、ゴールドシップ。ありゃジャガーメイルのせいじゃねぇよ、あそこでジャガーメイルを置き
  去りにするぐらいじゃないと本当じゃない。」
弟「そうだよね、4角曲がってからジャガーメイルに一瞬置かれたもんね。」
俺「戸崎騎手が内田騎手に対しての、イヤがらせの意図が
  あった可能性はあるけど。」

弟「仲良くしろよ南関出身者同士!!」
俺「これは想定外だったなぁ。フェノーメノは強かったけど、強いゴールドシップが見れなかったのは残念だね。」
弟「ユタカさんもトーセンラーも頑張ったんだけどね・・・主役がね・・・」
俺「ユタカさん上手く乗ったなぁ。」
弟「そして未知の刃レッドカドー・・・」
俺「まぁ仕方無いって。お互いの本命は頑張ったろう?」
弟「敗因は何ですかね、ゴールドシップの。」
俺「馬場が速い馬場だったことだろうな。要するにダービーの敗北と同じ感じだろう。」
弟「一周目でもうある程度前に行こうとしてましたよね、今回。」
俺「あそこで脚を使っちゃったのかもしんないなぁ。かなり縦長になったから流石に内田騎手も危機感を感じた
  んだろう。出足の遅さを強引に取り戻すのがこの馬のスタイルだ、中間の加速でリズムを崩した可能性もある。
  オルフェーヴルは3000m戦に不安がある馬だと思ってたけどゴールドシップは大丈夫だと思ってたよ。
  いやぁ~、競馬ってコワイねぇ~。」
弟「その点でフェノーメノは前目につけて追撃をねじ伏せる競馬をしましたね。スタミナ全然大丈夫だった。」
俺「これも馬場じゃないかなぁ。結局スタミナよりスピードが生きる馬場だったんだ。」
弟「レッドカドーも高速馬場適正あるんだもんなぁ。」
俺「馬券的には凄まじく悔しい結果になったな・・・
  フェノーメノの複勝が買ってた馬連以上のオッズに・・・」

馬連6-8 2.8倍
結果的なフェノーメノの複勝 3.0倍

弟「ホントだ、トーセンラーの複勝も6.5倍だ・・・
俺「おっかねぇなぁ、競馬は。」
弟「師匠、いくらその馬連買ってたの・・・?」
俺「正直へこむよー・・・」
弟「つっこんじゃったか・・・」

にせんえん

俺「にせんえんも買ってたんだよ・・・」
弟「大枚はたいてた人にキレられますよ。」


俺「馬単300円。」
弟「・・・」
俺「おいしいものが食べれたなぁ。」
弟「まぁ、ボクも人のコト言えないですけどね・・・小銭だったし。」
俺「今日はトータルで2500円も使ってしまった、しばらくは固く狙おう。
弟「大ダメージですね、師匠的には。」
俺「今日を境に競馬やめるって人が出るだろうね、天皇賞ってのはそういうレースなのかもしれない。」
弟「居るかなぁ・・・?」
俺「昨年のオルフェーヴルと今年のゴールドシップがどれだけの財を吸収したと思ってるんだ?
  おいしいもんがいっぱい食べれるぞ。」
弟「そのふんわりとした表現、なんとかなりませんか。」
俺「まぁ、こういう時ほど真面目に働こうと考える人が多くなるのはイイことかもしれない。」
弟「どんな物事の捉え方だよぉ・・・」
俺「五月病が加速する人も多いかもしれない。」
弟「そっちの方が多そうだね・・・」

俺「俺も真面目に頑張ろう!!」
弟「絶対にウソだ・・・」
俺「ともあれ、これで春の天皇賞はディープインパクトが勝った2006年以来、一番人気が沈み続けるレースとなった
  ワケだけれども。こうなると宝塚記念がどうなるかという話になってくるなぁ。」
弟「ここでのゴールドシップの敗戦、フェノーメノの戴冠はオルフェーヴルやジェンティルドンナにどんな風に関わって
  くるんでしょうかね。」

俺「ロゴタイプでいいんじゃねぇかな。」
弟「気が早いわ!!!!!」


俺「とりあえず不安を思いっきり露呈したゴールドシップは距離短縮となれば人気の上で落ちるハズだよ。そもそも
  出てくるかどうかがまだ解らない。フェノーメノは出てくるとしたら、今回不安を一掃しての勝利は好感度高い
  だろうね。」
弟「夏のサンデーレーシング祭りですか・・・」
俺「レッドカドー、宝塚にも来ないかな。面白いと思うんだけど。」
弟「ダンロップ先生は日本の競馬を研究してる感じありますよねー。」
俺「予定には無いみたいだけど、ジャパンカップはスケジュールに入れてるみたい。この馬も世界を旅する馬だ、
  無事に旅を続けてほしいね。」
弟「やっぱりこうなるとオルフェーヴルが無理せず宝塚一本に絞ったローテーションもあって、遠征戻りのジェンティル
  ドンナや天皇賞組に労せず差を付けた感じがありますけど。」
俺「そうだなぁ、流れの上ではオルフェーヴルに向いてる感じがするね。」


★これはいいシーンだった

俺「本馬場入場の時にさ、人気馬以上に声援を受けてた馬がいたよね。」
弟「あー、はいはい。」

俺「トウカイトリックって愛されてるよなぁ。」

弟「あのシーンはじーんときましたね・・・本当にお疲れ様って言いたいです。」
俺「8年連続の天皇賞出走はスゴイことだよなぁ、あの時の歓声ってのは純粋な応援だよ。マイネルキッツも10歳で
  トリック居るから影が薄くなっちゃってるのはかわいそうだけどネ。」
弟「キッツもトリックも頑張りましたよねぇ。」
俺「特にトリックは狙ってもなかなかできないコトを今回やったんだよ。」
弟「そりゃ8年連続出走なんて、狙ってできるコトじゃないでしょ。」
俺「いやー違う違う、チガウんだなー。」
弟「?」

俺「トウカイトリックは何歳?」
弟「11歳。」

俺「天皇賞って京都の第何レース?」
弟「・・・第11R。」


俺「今回のトリックの馬番は!?」
弟「・・・11番だ!!!!!」


俺「そして何着だった!?」
弟「11着だ!!!!!」



俺「なんかイイでしょ、コレ。11歳のトリックじゃないとできない芸当さ。まぁ出走するだけで年齢とレース番号は同じ
  になるんだけど、そこに馬番が組み合わさって、更に着順も揃えるとは!!」
弟「エンターテイナーだなー、トリックじいちゃん!!」
俺「ちなみに11番人気はマイネルキッツに持ってかれちゃいました。」
弟「キッツさん!!ジェラシーだよ!!」
俺「何気にグランドスラムっぽいコトが好きだよねー、トリックじいちゃん。今回の8年連続天皇賞出走も記録だけど、
  G1以外の3000m超の平地重賞はグランドスラムしてるし、ここでは11歳にして11という数字を並べてきたよ。」
弟「なんかカッコイイね!!」
俺「着順としては過去最低になっちゃったんだけど、『ワザとやった』って言われても納得しちゃうよな。だって1って
  数字を8つも並べるコトができるのはトリックだけなんだからな!!」

弟「これで3分11秒11だったらなぁ。」
俺「ソレはバケモノだ!!」


弟「無理か。」
俺「そんなタイムで11着だったら競馬の歴史が変わる問題のレースになってしまうわ・・・」
弟「フォゲッタブルも応援凄かったよ。」
俺「先日のエアグルーヴ死去は、やはり競馬ファンにとって大きな衝撃だったんだな。ただそこはやはり名前の通り
  だった様で、阪神大賞典3着&母の死でちょっと注目を浴びてしまったほげは見せ場なく終わってしまった。」
弟「忘れた頃のフォゲッタブルですね。」
俺「注目されたらダメなんです。」

弟「なんでこんな名前通りになっちゃったんだろうか・・・」

※フォゲッタブル = 「忘れがちな」

俺「シャイなんだろうか。」
弟「そういう問題かな・・・トリックじいちゃんはまだ現役続けるのかなぁ?」
俺「引退って話は出てないけども、こんな愉快な記録作っちゃったら次のネタ無いぞ。
弟「ネタ産みたくて走ってるんじゃねぇやい・・・」
俺「とにかく、元気であり続けてほしいよね。今日も疲れただろう、とりあえずゆっくり休んで欲しい。」
弟「来年も同じ舞台に立てるといいな。無理はしないでほしいけど。」

俺「年齢が-8歳絞れれば勝機はある。」
弟「そんなルール競馬に無いです。」



★香港ではエイシンフラッシュが頑張りました

俺「昨年も天皇賞と同日に行われた香港のクイーン・エリザベスⅡ世カップ。オルフェーヴル不発のどんよりとした
  空気を切り裂いたルーラーシップの圧勝劇は痛快だったな。今年はエイシンフラッシュがミルコ兄ちゃんを背に
  参戦致しました。動画ありますんで見れてない方はどうぞ。」



スタートして最後尾につける黒い帽子がエイシンフラッシュ&ミルコ兄ちゃんです


弟「頑張った!!」
俺「"栄進閃耀"はインを鋭く追い込むも3着でした。」
弟「・・・香港名ね。」

俺「勝ったのは"軍事出撃"です。」
弟「"ミリタリーアタック"でいいでしょ!?」

俺「最後方からポツンの競馬、大丈夫かなぁとは思ったけど残り100~50mの動きは異常だったぞ。」
弟「なんというか・・・ミルコ兄ちゃんらしいファイト感溢れる騎乗と言うか。」
俺「・・・『何故イン突いた』って思ったの俺だけかな?」
弟「・・・行き場無くなっちゃってたじゃん。」
俺「コーナー曲がっていきなり進路失ってブレーキになったろ・・・」
弟「外に行こうにも追い上げで馬群に突っ込んでったから、外にも馬が・・・」
俺「そりゃねー、最後の追い上げは流石デムーロ!!って思ったよ。ただコーナリングの位置取りはね、
  おいコラ、デムーロ!!って思っちゃったんだが。」
弟「ほら、エイシンフラッシュはインが好きなんですよ!!天皇賞もイン強襲だったじゃん!!」
俺「そう言われるとそうかもしれんけど。」
弟「頑張ったのは間違いないです!!」
俺「馬は頑張ってます。」
弟「ノリさんのマネすんじゃねーよ!!」

俺「まぁ確かに、今年のこのレースは強豪が揃ってたからね。ここでの3着はスゴイよ、お疲れ様でした!!」
弟「スゴイ面子だったの?」
俺「ここのところ海外競馬もちょくちょく見てたんだから、海外馬の名前も覚えとけよ。」

Sajjhaa(牝6歳)
JEBEL HATTA、DUBAI DUTY FREEとドバイのAWコースG1を二連勝してここに望んできたゴドルフィンの怪物牝馬。

California Memory (セン7歳)
昨年、香港カップ二連覇を達成した香港の星。

Akeed Mofeed(牡4歳)
香港ダービーウイナーで今回の一番人気。

Ambitious Dragon(セン7歳)
昨年の香港マイルで日本馬を迎え撃った香港マイル界の城壁。

Military Attack(セン5歳)
今年に入り急成長した香港の若武者。


弟「ああ、Sajjhaaは知ってる。こないだドバイにいた。あとCalifornia MemoryとAmbitious Dragonも思い出した。」
俺「あと、もうすっかり立ち位置が落ちちゃったけどIguguも居たし。」
弟「そうか・・・凄いレースだったんだ。」
俺「香港のレベルは高いからな、どうしても国際競走=欧州って考えがちで香港競馬を甘く見るところがあるが、
  香港ヴァーズの覇者であるレッドカドーがドバイWCで2着になって、そして今日の天皇賞で3着になっている
  わけだよ。侮れないんだぞ。」
弟「むむー。」
俺「特にアンビシャスドラゴンな。今回5着だったけれど、この馬の得意距離はマイルだ。安田記念の海外招待
  枠に選出されていて、来日する様なら驚異になり得る。」
弟「覚えておこう。」
俺「まぁだから、今回の3着ってのは胸張っていい結果だと思うんだな。」
弟「うん、頑張った。」
俺「・・・なんで外回さなかったんかな。」
弟「しつこい!!!!!」



★おまけ

俺「明日はかきつばた記念だよ。」
弟「うええ・・・」
俺「今日ヤッチマッタからね、あんまノリ気になれないよね。」
弟「はい・・・」
俺「だから100円を一点だけにしてみよう。」
弟「うわぁ・・・」

こんな感じ
rankbanner-A-1.gif 25位くらい

俺「すっかり弱気っていうね。」
弟「仕方ないですね・・・」


俺「でも適当なりに予想しちゃうっていうね・・・」
弟「それもまた仕方ないですね・・・」




※あー、連休か!!何それ、おいしいの!?



まぁ、とりあえずクリックすると喜びます

[ 2013/04/29 00:43 ] 結果 | TB(0) | CM(6)