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秋の風を読む

★馬券はハズれたけど・・・





俺「うおー!!ヒットくん!!」
弟子「頑張ったー!!」



宝塚記念 結果
1着 ゴールドシップ
2着 カレンミロティック
3着 ヴィルシーナ
4着 ヒットザターゲット


俺「阪神コースのこの馬場で来れる馬になったなんて・・・!!」
弟「馬券は取れなかったけど・・・」
俺「正直この状況でゴールドシップにヒットくんが勝とうなんざ、夢のまた夢ではあるって覚悟はしていたけど。」
弟「良馬場発表だったけど昨年と同じく稍重に近い状況だったんだね。」
俺「少なくともゴールドシップ以外はいいレースができてないと見ていいんだろうねぇ。カレンミロティックも2着健闘とは言え
  内心じゃ『しっかりとした良馬場なら』って思っていたかもしれない。」
弟「ヴィルシーナも頑張ったけど。」
俺「人気薄のこの二頭が前目で残ってることからも、要するに他が案外ってことになっちゃうんだけどね。実はヒットくんも
  『もっとやれた!!』って風に見えるんだな、俺には。」
弟「4着に頑張ってるのに!?」
俺「イン突きはいいんだけど内ラチに固執し過ぎちゃったなぁ・・・」
弟「ああああ、直線の半ばで外に出したんだよね!!」

俺「コーナー回ってインを突いたのは素晴らしい判断だった。そこから詰まるだろうって外に持ち出したんだからそれも大
  正解。ホッコーブレーヴは行き場を失ってたからね。ただ、その思い切りがもう一瞬早ければ・・・!!って思っちゃ
  ったよ。だって外に出てからの伸びがもう悔やまれるぐらいだったからね、あそこからの盛り返しには本当に驚いた。
  阪神の稍重に近い馬場で外伸びカマしたんだ。そんなヒットくんを見れるなんて・・・!!」
弟「あとちょっとで3着だったもんね・・・」
俺「外に出る為に位置を下げた手間考えるとねー、あんましワガママ言うもんじゃないけどさ。」
弟「頑張ったよー、ヒットくんもユタカさんも。」
俺「ヒットくんファンとしてはホッコーブレーヴの存在が恨めしいわ、外からカブせられた挙句止まっちゃったんだから。あの
  馬が走ったコースが欲しかったんだよぉぉ・・・」
弟「戸崎さん。」

俺「よくインで詰まるよね、戸崎さんは。」
弟「恨まない恨まない。」


俺「タイムを見ても決して優秀なレースとは言えない。そんな中でもヒットくんは惨敗する危険性が一番大きい馬だったんだ、
  それはコースに対する適性と馬場状態。ほぼ昨年と一緒の状況になってしまったからまた11着の可能性の方が大き
  かったと思う。ここは他の有力視されていた馬が力を発揮できなかったから4着になれたとも見れる。」
弟「ウインバリアシオンジェンティルドンナ、全然だったね・・・」
俺「ジェンティルはやっぱりこういう馬場がお嫌いなのよ。ウインは距離かなぁ、あるいは疲れがあったとも。屈腱炎から立ち
  直ってこれだけ善戦し続けていたんだから立派なものだよ。」
弟「そうだよね、2頭ともこんな馬じゃない。」
俺「時期的にパンパンの良馬場にはなりにくいからね、宝塚記念って。だからフェノーメノは回避したわけだし。」
弟「うん。」
俺「ゴールドシップに風が吹いたんだ。もちろんパンパンの良馬場でもこの馬が勝っていたかもしれないけど、馬場状態が
  他の有力馬を振るい落としたとも言える。」

弟「ノリさんはゴールドシップにお願いする様に乗ったとか。」
俺「機嫌を損ねないのが大事なのね。」

弟「ダービーに続いて大舞台で勝利、今年のノリさんは巡り合わせ感が凄いな・・・」
俺「このノリさんの騎乗もゴールドシップに向けての風になったんだろうな。
  史上初の宝塚連覇おめでとう、ゴールドシップ&ノリさん!!」
弟「おめでたう!!」

俺「さて、そんな中でまたヒットくんに話を戻しますけども。」
弟「大好きだなぁ・・・」
俺「まぁ、ゴールドシップの阪神コースでこういう馬場ならではの強さが目立ったレースではあったけど、過去の走りから
  見たら全く走らない条件がこれだけ揃ったヒットくんが、これだけマトモに走ったってコトの方を俺は大きく見たい。」
弟「おお・・・」
俺「2着3着の二頭は先行して残った。ヒットくんがもしも同じようなレースで同じ着順だったらそれこそ案外って言えてしまう
  けども、掲示板に唯一後方から追い込んで届いたワケだ。」
弟「ゴールドシップも出は悪かったけど、スタンド前でもう前方に付けたもんね。」
俺「これがもし、彼の得意条件下でのレースだったらって考えちゃうよね。」
弟「ヒットくんの得意条件って・・・G1レースには無さそうに思えるんだけど。」


俺「府中で内枠で良馬場ならG1が見える。」
弟「出た・・・」


俺「なんだよ!!俺はひとつも変なコト言ってないぞ!!」
弟「・・・昨年の府中秋G1でも同じコト言ってたやんけ。」
俺「ばかやろう!!」
弟「ばかやろうって言われた・・・」

俺「何度も言ってるだろ!?フツーに見たらアウトだったんだよ、この宝塚は!!実際馬券にはならなかったけど、
  はっきり言って応援してた俺がビックリしちゃってるんだよ!!」
弟「確かに予想の上ではネガティヴ要因しか出てきてなかったけどね・・・」
俺「弱点克服はつまり、得意条件ならより強い競馬ができるコトも意味する!!」
弟「とってもうれしそうなのです。」


俺「こりゃ有馬も含めて秋G1総ナメだね。」
弟「出た出た・・・」


俺「もう怖いモノは無いね。坂もグイグイ登っちゃうね。」
弟「よくもまぁ、そこまで大きく出れるものだよ・・・」
俺「強くなってるね。」
弟「毎回言ってませんかね。」


俺「完全にノースヒルズのエースだね。」
弟「二頭のダービー馬に謝れよ!!」

俺「だこーなんか目じゃないね。」
弟「だこーをバカにすんな!!」



俺「とりあえず年度前半の締めくくりを終え、秋が楽しみになったぞ。」
弟「ここでゴールドシップが連覇というカタチでシメて、秋の古馬戦線がどうなっていくかってトコですよねー。」
俺「ゴールドシップは凱旋門賞を狙うだろうからな、府中G1よりもロンシャンでの走りを見たいね。京都や府中での敗戦を
  見ると、その挑戦には充分価値があると思える。ジャスタウェイも登録してるけど、やっぱり距離的にどうなのかなぁ
  って思えるんだよな。こちらは国内でいいんじゃないかなー。」
弟「確かに秋の天皇賞連覇に向かった方が良さそうではあるけど。」
俺「ソフトな馬場が嫌いってワケじゃないし、海外遠征で実績を挙げている分、可能性は充分でもあるけどね。」
弟「ジェンティルドンナやメイショウマンボは苦い敗戦になっちゃったね・・・」
俺「ジェンティルドンナは府中のレースを走りたいだろうから天皇賞とジャパンカップを目指して立て直しだろうね。ちょっと
  今回の宝塚が余計なレースになっちゃったかな。メイショウマンボはエリザベス女王杯だろうね。ここでまた息を吹き
  返したヴィルシーナとの再戦というカタチだろう。デニムアンドルビーはどっちだろうなぁ・・・」
弟「例えば、ここまでのレースを終えて、現主役級とヒットくん以外で秋に面白そうな子って居ます?」


俺「ヒッ・・・えぇっ!?」
弟「その限定に対しそこまで困るのか。」


俺「夏もあるから、古豪と戦える上がり馬はこれからも出てくるだろうけど・・・とりあえずカレンミロティックの今日のレースも
  ヒットくん同様に意外性があったな。この馬も良馬場じゃないとって思ってたから。」
弟「それはありますね、凄くしぶとかった。」
俺「阪神適性は充分だったけど、時計の掛かる馬場でよく踏ん張ったね。」
弟「あとは関東でその力を出せればってトコか。」
俺「そこはヒットくんも同様だなぁ、関東が鬼門ってのはあるかもしれん。関東馬で言えばスピルバーグが秋にどんな路線
  を歩むのかが気になるところではある。府中専用機って感じだから、天皇賞にいい具合で駒を進めてきたら怖いね。今は
  骨瘤で休養中だけど毎日王冠で復帰予定だから、狙ってる感じはバリバリにありそう。」
弟「フェスティヴのタローさんは?」
俺「正直、スケール感は無いんだよなぁ・・・オープンに上がって完全に壁に当たってる。逃げないと言うよりも逃げられない
  レースをしている風に見えちゃうんだよね・・・」
弟「ありゃりゃ・・・」
俺「ちと能力的にはキビしいと思う。」
弟「だこーはどうだ!!」
俺「休み明け初戦から頑張ったな。」
弟「だろう!!」
俺「うん。」

弟「・・・そんだけかよ!!」
俺「いや、そんなに怒らなくても・・・」


弟「フーッ!!」
俺「いやぁ、初重賞制覇が掛かるとしたら今年だろうなってのはあるけども、今のクラスからの一変はどうかなー・・・」
弟「ノースヒルズのエースに無礼なクチを叩くな!!」
俺「ノースヒルズにはエースがいっぱいだね。」

弟「今年こそ夏に勝利し、そしてG1で絶叫するのだ!!」
俺「そうなるといいな。七夕賞に登録してるらしいぞ。」
弟「じゃあ短冊に『だこー』って書く。」
俺「あまり神様を困らせないようにな。」

弟「でも気の早い話ですけど、秋G1も面白くなりそうですね。」
俺「だーかーらー、その前に夏があるじゃないの。」
弟「夏競馬は予想を決めきるのがむずかしいのです・・・」
俺「そこを楽しまないと。面白みのある馬が出てくるって期待も夏にはあるんだからさ。」
弟「とりあえず宝塚記念を終えて、一旦の区切りがついたって感じですね。」
俺「区切り・・・ね。」


★区切りと言えば・・・

俺「・・・大変お世話になった『オフレコ馬券の真実』ツウさん。宝塚記念終了でブログを休止するって話、今までは
  敢えてスルーしてきたけど、いよいよその時ってことだね。」
弟「・・・」
俺「色々と含みがありそうなその『休止』って言葉だけど・・・この件に関して触れるとするなら、ご本人が最後の更新で
  何かしら語ってくれそうだから、それを受けてってカタチにしたい。今現在は最終更新待ちの状態です。」
弟「そうですね・・・」
俺「それでね、ツウさんね、あらかじめ言っておきますけどね・・・」
弟「イヤな予感・・・」




俺「オチとしてつまらなかったら
  ボロクソっすからね・・・!!」

弟「そういう問題じゃないと思います!!」






※ボロクソっすよ・・・!!

 
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[ 2014/06/30 00:31 ] 結果 | TB(0) | CM(10)

フライング気味な宝塚記念予想

★金曜夜ではございますが

俺「金曜でございます。」
弟子「金曜っすね。」
俺「・・・ちょっとライジン様との別れを引きずり気味ではありますが。」
弟「うん・・・」
俺「それが辛くて競馬から少し距離を置きたくなる方ってのも居るでしょうけど、我々はこれからを走る馬達を応援したい。」
弟「うん。」
俺「辛く悲しい事故だったけど、それにくよくよし続けることはライジン様も望んではいないハズ。」
弟「うん。」
俺「今週末は宝塚記念だ、気持ちのいいレースを見たいな。ライジン様にはしっかりと感謝と別れの言葉を伝えたつもりだ、
  天国から競馬界を見守ってほしいです。改めて、今までありがとう。オオエライジン!」
弟「忘れないよ!!」
俺「というわけでね。」
弟「・・・」

俺「・・・見れない宝塚記念を予想します。」
弟「フテ腐れないように。」

俺「・・・先週より仕事早く終わったから、じゃあもう予想やっちまおうって流れです。」
弟「出馬表が出てるからできなくはないけどもねー・・・」
俺「どうだ、明後日の見れないレースを予想するってのは。」
弟「そういう自暴自棄な言い方されるとこっちまで滅入る・・・」

俺「せつねぇ。やっててせつねぇよ、おれは。」
弟「まぁねぇ・・・」


俺「皆は見れるんだろ?」
弟「凄い顔で画面越しに恨み節を飛ばさないでよ・・・」


俺「あぁぁぁ、見たい、見たいよぉぉ・・・」
弟「自業自得でしょーが、仕事ブチ込んだのは師匠なんだもん。」
俺「そりゃそうなんだけどね。」
弟「ボクだってイヤだよ、こんな大変なお仕事。」
俺「相変わらずキリキリ舞いしてたな、お前・・・」

弟「週末恐怖症です。」
俺「まぁまぁ・・・ほぉらデシちゃん、このお仕事の(自主規制)を見せてあげよう。」
弟「・・・おぉ。これはこれは。」
俺「当然君にも影響してくるよぉ。」

弟「週末最高じゃないですか。」
俺「君が簡単で非常に助かるよ。」


弟「気力がみなぎってきたぞ。」
俺「それは良かった。」
弟「明日のお仕事も頑張るのです。」
俺「よし、その意気だ!!」

弟「宝塚記念はどうせ見れねぇんだから早く
  寝ましょう、明日の為に。」

俺「俺になってしまった。」



★・・・やりますよ、前倒しで宝塚記念予想

弟「と言ってもですよ、師匠の本命は言わなくてもヒットくんだって皆解ってるでしょ。」
俺「ヒットくんだね。」
弟「今回はどんな屁理屈が聞けるんでしょうかね。」
俺「屁理屈とはなんだ。ちゃんとした予想の上での結果、本命はヒットくんとなっているんだよ。毎回そうだ。」
弟「いや、毎回ヒットくんが勝つとキメ込んだ上で理屈を組み
  立ててるでしょ。」

俺「デシちゃんのいぢわる!!」
弟「じゃあどんな予想の上で今回はヒットくんなんでしょうか?」
俺「まず、こないだも言ったけども。」



ミステロップ



俺「今年用のテロップを去年使ってしまうという、
  あり得ないミスを見逃さないワケにはイカン。」

弟「なぜ去年に今年用のテロップ作ったんだ。」


俺「テレビ局も焦っただろうね、『あ!コレ来年用じゃん!』ってなったのさ。」
弟「・・・3強って構図は当たってるかもしんないけど。」
俺「ゴールドシップ ウインバリアシオン ジェンティルドンナだろ。それに大波乱なのも間違い無い。」
弟「そりゃ去年も一緒でしょーが。」
俺「去年ヒットくん最下位でなんでこんなテロップ出るんだよ、
  今年用だからだろ。」

弟「いや何で出たのかは理解に苦しむけども。」

俺「久々に内側の枠取ったぞ。どうだ。ピンクのお帽子とオサラバだ。」
弟「・・・去年最内枠なんですけど。」
俺「去年とは馬が違いますぅ~、大丈夫ですぅ~。」
弟「・・・ユタカさんとは相性が悪いんじゃないかって言ってた気がするんですけど。」

俺「ユタカさんは天才ですぅ~、大丈夫ですぅ~。」
弟「コレを屁理屈じゃなけりゃ何て言うんだ!?」


俺「逆境に次ぐ逆境を乗り越え、この舞台に懲りもせず挑戦してきたんだぞ。」
弟「懲りもせずって自分で言っちゃってるじゃんか・・・」
俺「3年連続で出走してるのはヒットくんだけなんだから。経験値は豊富だぞ。」
弟「よくもまぁベラベラと色んな情報が出てくるもんだよ。」
俺「一昨年11着、昨年11着なんだから今年は1着でしょ。」
弟「いやそれ完全に11着フラグにしかなってない。」

俺「あの京都大賞典はフロックじゃないんだよ、この子は弾ければ強い馬なんだ。」
弟「そうそう、一番重要なのはソコですよ。」
俺「あん?」
弟「阪神コースですよ、ヒットくんの大嫌いな坂がある。」
俺「そうだな、確かにそうだ。ヒットくんは相変わらずの平坦巧者って印象が強い。しかし。」
弟「しかし?」
俺「・・・最近異常気象みたいな天気多いだろ。ひょうが降ったり。」
弟「おかしいですよねー、天気が。」
俺「その異常さが、競馬にも影響しているのだよ。」
弟「天候が馬場に影響するのは当たり前じゃないか。」
俺「そうじゃねぇよ。」
弟「?」

俺「ガルボが夏場に勝ったり、ユタカさんがピンク帽で
  G1勝ったりしてるだろうが。」

弟「そういう異常かよ!?」

俺「この流れの中で『ヒットくんが坂を豪快に登っちゃったり』しても何もおかしくない。」
弟「ここまで強引なゴリ押しは珍しいぞ、オイ・・・」
俺「そもそもヒットくんに関して、何故にここまで執着するかって言ったらみたいなものでさ。」
弟「勘?」
俺「俺はパドックで馬見ても全然解らんし、強いて言えばちょっとうるさい馬は狙うのやめよっかなーとか、馬体重に大幅な
  変動があったら腹回り気にして見てどーかなーってぐらいの判断ぐらいしかできないんだけどさ。」
弟「うん、そのくらいだろうねぇ。」
俺「大体、馬にホレる理由になるのはレースを見てからなんだよ。」
弟「ほほう。」
俺「ロゴタイプもそのクチだからねぇ。」
弟「確かに、何気に師匠が注目する穴馬って、固め打ちみたいな活躍する時があるんだよなー・・・」
俺「レースを見て『この馬を追いかけよう』って決められた存在の中にヒットくんは含まれるのだ。」
弟「へぇぇ、初めて聞いた。」
俺「強くなりそうだなぁって思って、ずっと見てたんだよ。」
弟「マジっすか・・・!!」

俺「このブログでヒットくんに二度本命を打たなかったレースがある。」
弟「二度しかないんかい・・・」
俺「2012年の宝塚記念と、2013年の大阪杯。ま、要するにこの時点では足りてないって見てた。どっちのレースにも、あの
  オルフェーヴルが居たんだし。印象がガラっと変わったのがその大阪杯の後の目黒記念だな。そこからは本命を打ち
  続けている。」
弟「ほう、どんなレースだっけ。」
俺「重い斤量と坂が苦手で、内枠じゃないとラチに頼れないから甘くなる。それがヒットくんの印象としては間違い無いところ
  だと思うんだけど、結果は4着だったけどそれを引っくり返したレースだと思うんだよね。57.5kg背負って外から伸びてくる
  ヒットくんの姿は想像には無かった。」
弟「成長・・・ですか。」
俺「そもそも不思議に思わんか?去年も言ったかもしれないが。」
弟「何が?」

俺「なんで58kgと坂越えという最低条件が揃った
  宝塚記念に三年連続で出走するんだ?」

弟「!!!!!!!!!!!!!!!!!」


俺「宝塚記念に関して言えば、過去二年の負け方はヒドイと言っていいレベルなんだよ。」

2012年 11着 (3.5秒差)
2013年 11着 (2.4秒差)


俺「どうして『このレースには出てもなぁ・・・』って判断にならないのか。単純に出走できるからってコトと、京都大賞典で
  賞金加算した為に好条件で出走できるレースが少なくなった、そうとも言える。京都大賞典以降は中長距離のG1とG2
  しか選択肢が与えられていないんだからね。歩める道が細く険しくなっただけかもしれない。」
弟「それも大きな要因でしょうけど、苦手条件だと解ってたら確かに避けたいですよねぇ。」
俺「陣営に苦手意識は確かに存在すると思うんだ、重い斤量と坂が苦手ってコトはつまりパワーが無い、腰が甘いってコト
  なんだろう。ただ、ここ二戦に関してはその言い訳とは無関係な不運な負け方。むしろ阪神大賞典では落鉄しながらも
  終いで伸びている。」
弟「前向きな見方だなぁ。」
俺「はっきり言って一見すると相性最悪なレースなのね。馬場状態も期待できないし、地力を信用しても環境が厳しい。
  ここはもう『だからこそ狙う』としか言い様がないのは正直なトコロ。」
弟「逆打ちだね。まぁ、ここでずっと見守ってきたヒットくんだけに、頑張ってくれたらボクもうれしいけど。」
俺「えー、予想は以上です。」
弟「・・・は?」
俺「以上です。」


弟「・・・・・相手は!?」
俺「知らねぇよ!!!!!」



◎ヒットザターゲット
単複



俺「知らねぇよ!!どうせ見れねぇんだよ!!」
弟「ここに来て突然キレないで下さい!!」


俺「もうヒットくんが頑張ってくれりゃなんでもいいよ!!ああ、そうさ!!全部屁理屈だよ!!」
弟「ちょっとぉ!!」
俺「はい、デシちゃんの予想!!張り切ってどうぞ!!
  ああ三強決着ね!!了解しました!!」
弟「勝手に決め付けるなよぉ!!」

俺「違うのかよ。」
弟「・・・」


弟子予想
◎ゴールドシップ
○ジェンティルドンナ
○ウインバリアシオン

三連単◎1着→○2,3着 馬単◎→○



弟「どうせ見れないんだもん!!深く考えられ
  ないもん!!」

俺「ホレ見ろ!!そうなるだろ!?」

弟「見れない中央G1の予想がこれ程までに虚しいものとは・・・!!」
俺「珍しいことでもないんだけどねぇ、前々日の予想ってのが気分的になんとも言えませんわな。」
弟「ボクはゴールドシップの連覇が見たいのです。宝塚記念って連覇した馬が居ないんだよ。」
俺「・・・ある意味、予想っつーかそれだけだろ。」
弟「うん、まぁ・・・あとは皆無事にいいレースをして下さいって望んでます。」
俺「その気持ちは毎回大事にすべきものだな、うん。」
弟「・・・なんなの、今回。」


俺「俺はヒットくんが大好きですって回だね。」
弟「何一つ間違ってないね。」





※俺は仕事で頑張る だからヒットくんも頑張って

 
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[ 2014/06/28 01:14 ] 中央重賞予想 | TB(0) | CM(8)

追悼 園田の雷、オオエライジン

こんにちは、管理人のTILTOWAITです。

本日の帝王賞は、長年に渡りダート界のトップを牽引してきたワンダーアキュートが二度目のタイトルを
手中に収めました。現王者コパノリッキーにかしわ記念のリベンジを果たした古豪に拍手です。

しかし、その影で悲しい出来事が起きてしまいました。



園田の雷、オオエライジン。
最後の直線で故障を発生し、左前球節部完全脱臼により予後不良の診断が下されました・・・



黒潮盃



予想の上では切っていたライジンですが、グランシュヴァリエと並び頑張ってほしいと望んでいました。
彼は園田でデビューした、いわゆる地方生え抜きの存在。無敗で兵庫ダービーを、そして大井の黒潮盃を制した
時には「凄い馬が園田から現れた!!」と地方競馬ファンを熱くさせてくれました。

やっぱりこういう子は愛されますよね、なんというか、サクセスストーリーを予感させてくれる存在だった。
地方でデビューして地方で育った馬が、JRAの馬に闘いを挑み勝つことは本当に難しい。それがこの馬には
できる、きっとできる時が来ると信じていました。

無敗のまま彼が初めて中央勢を迎え撃った兵庫ゴールドトロフィー。斤量面のギャップを武器に
スーニ、セイクリムズンと言った強豪中央勢と渡り合った初めての敗戦。この時、彼はまだ3歳だったんだよね、
初の黒星とは言えここでの3着は更に将来性を高く感じさせてくれる結果だった。

その次のレースとなる佐賀記念では、中央の馬達の中で一番人気の支持。
この時、地方ファンの彼に対する期待は絶頂を迎えていました。中央メンバーも兵庫と比べれば小粒、
ここで勝ってG1に挑める器だと証明してもらいたい。私もこのレースには熱視線を送っていたのですが・・・
あえなく5着という結果。
いやー、この時は本当に残念に思った。このメンバーで負けてしまっては・・・という印象が強かったです。

その後は地元戦と交流重賞で競走結果に開きができてしまいました。2012年の帝王賞で初めて掲示板を
外してしまうと、その後はどんな距離でも中央勢に差を付けられての完敗。


この馬でもダメなのか・・・


正直に言ってしまうと、この時期の彼に対する「打倒中央」への希望は結構見切ってた感があります。
でも『底が割れた』と、私がそう思った時に激走を見せてくれるイヤなヤツでもありました。

園田金盃で地元馬同士の対決で初の敗戦を喫した彼に、二年連続の出走となった兵庫ゴールドトロフィーで
痛い目に合わされたりもしたっけ。
しかし、その後は大井に転厩するも約一年出走せず。それでまた園田で復帰・・・その間には肺出血・・・
なんというか、上手くいくことの歯車が噛み合わない子だったとも思います。
だからこそ応援したくなるってのもあったけど。

私の中での彼のベストレースは、こんな紆余曲折を経て再び南関に挑み勝利した、今年の報知オールスターカップ。
お正月の空気が漂う川崎の中で彼を襲ったアクシデント、

「新幹線の遅れで下原騎手が到着できず、張田騎手へ乗り替り」

・・・とことんツキの無い子だなぁと思いつつも、こういう時ほど応援したくなってしまう。
彼の単勝馬券を200円だけ買って、今年初の重賞競走を見守りました。





3コーナーにかけて激化する先行争いの中、一旦はハナを譲った羽田盃馬アウトジェネラルを差し返して堂々と
先頭に立ち直線へ躍り出ると、再び盛り返してきたアウトジェネラルの猛追をハナ差凌いで優勝。
南関馬の中でこれだけやれるのであれば、まだ衰えはないだろう。そして迎えた二度目の佐賀記念で、彼は
見せ場を作ってくれました。
一昨年と比べてもメンバーレベルが上がったこの競走で、最終コーナーを捲って一旦先頭に躍り出た時は、
馬券関係なく「いけぇぇーーー!!!」ってなりましたね。

このレースで期待が再燃し、次の名古屋大賞典では本命に推させてもらったけど・・・
似た様なメンバー構成にも関わらず、尚且つ斤量的にも有利になったと思わせて、先頭争いに全く加われず
掲示板確保がやっと。本当に解らない子でした・・・

彼のことを語る上で、血統好きなファンは歴史的名牝クリフジの血を継ぐ者として彼を見ていたでしょうし、
彼の地元のファンとしては園田代表へ向ける熱い希望があったでしょう。
私は交流重賞になると予想とは別で地方馬を応援したくなってしまうタチで、そういう性格の人も少なくないと
思うので、私のような人にとっては応援のし甲斐のある馬だったでしょう。


美しい栗毛、綺麗な流星、左後ろ脚にだけ履いたかわいい靴下。そんなルックスもチャーミングだった。

園田の雷と称された、その名前も大好きだった。本当に、魅力に溢れた存在だった。


こういう別れは何度経験しても本当に辛いです・・・


弟子も「ライジン様」と呼び応援していました。レース後は二人で「早く、とにかく無事という言葉を見たい」と望んで
おりましたが、叶わぬ願いになってしまいました。
本当は今日、レースが見られる予定ではなく、急遽予定が空き久々のリアルタイム観戦ができる!!って大ハシャギ
だったんです。

勝ったワンダーアキュートは素晴らしいレースをしてくれたし、コパノリッキーも流石G1を連勝した馬だと見せつけて
くれた。


でも、最後の直線で私たちがじっと見ていたのは痛々しくレースを終えるライジンの姿でした。
弟子は「大丈夫、きっと助かる」と信じていましたが・・・現実を突きつけられ、涙を堪えきれなくなってしまいました。


何度か言っていますが、競馬を見続けていれば、こういう別れは避けられないのは解っているし、自分たちとしても
それに慣れるなんてことはあってはならないって思っています。
だから今はライジンの為に深く哀悼し、感謝し、そしてこれからはライジンのくれた思い出を大事にする。
園田の雷の雄姿がもう見れないのは本当に悲しいし、辛いです。
それだけ悲しく辛いのは、ライジンにもらった物がたくさんあるから。
仙人様やアビーさんとの別れでも全く同じことを言いましたけど、そういうことなんです。
だったら、これまでのお礼をちゃんと言って、お別れをし、彼にもらったものを大事にしていかないといけない。



素晴らしいレースを何度も見せてくれてありがとう、オオエライジン。
中央に勝つことは叶わなかったけど、君の挑戦には何度も胸を躍らさせてもらいました。
競馬を見ていて君に出会えたことを、私達は本当に嬉しく思っています。

君の妹のエンジェルツイートは引退し、今現在お腹に子供を宿しているそうです。

どうか天国から妹とその子供達に、君の力を与えてあげて下さい。


今は君が天国で安らかでありますように、心より祈らせて頂きます。


合掌



「悪い見本」管理人:TILTOWAIT&弟子

[ 2014/06/26 01:29 ] 雑感 独り言 | TB(0) | CM(7)

帝王賞の予想

弟子「言わんこっちゃない。」
俺「ミョーミてめぇぇ!!」



優駿スプリント 結果
1着 アピア → 俺&弟子◎
2着 バーンザワールド → 俺▲
3着 マルモリロイヤル → 俺▲

弟子 複勝アタリ 配当110円


弟「・・・14番人気のバーンザワールドをピックアップしておいてこのザマとは。やはり師匠の『妙味クソ喰らえ』は凄い
  のです。」
俺「クロスクランチが全然だったよぉ・・・」
弟「本物はボクではなく師匠だったのです!!」
俺「うるせぇ!!貧乳みてぇな複勝取りやがって!!」

弟「アタリはアタリなのだ。ふえたぞ。」
俺「単勝も複勝も110円かよ・・・そんで馬複が馬単より高いっていう、オッズ馬一本カブリで起こる現象になっとる。」
弟「ふえた♪ふえた♪わぁい、わぁーい♪」
俺「・・・じゅうえんでそこまで喜べるならいいか。」


弟「なんと!!ボクはひゃくまんえんもかっていた
  のでじゅうまんえんももうかったのです!!」

俺「誰にでも解るウソをつくトコまで俺に似ては
  ダメだ。」



弟「すいません、にじゅうえんでした。」
俺「まぁ、アピアが期待を裏切らない勝ち方をしてくれたからいいかぁ。あの手応えでこのタイムなら思い切り期待したい
  よなぁ。是非ともJBCスプリント狙ってほしいねー、今年は盛岡の1200m、3歳斤量でこの距離ならイケる!!」
弟「地方競馬を見る上で楽しみな子がいっぱい居るのは良い事だね!!」
俺「中距離のハッピースプリントに短距離のアピア。今年の南関3歳はこの二頭が他を大きく引き離した状態になったか、
  ならば尚更中央迎撃&殴り込みに期待しないとな。」
弟「今後が楽しみです!!御神本さんだし!!
俺「御神本騎手が仙人様以来の交流勝利なるかってカギになる馬だからな。」
弟「その瞬間、見せてほしいです。頼むぞアピア!!」
俺「いや、どっちかっつーとみかぽんに『やっちゃダメなコトは
  しないで下さい』って頼んだ方が。」

弟「しつけぇんだよ!!」

俺「なにはともあれ、3歳路線には大きな楽しみができました。」
弟「うんうん!!」
俺「で、明日は交流レースの大一番である帝王賞なんですけどもねー・・・」



★夏のダート王決定戦 帝王賞ですが・・・

俺「非常に寂しいですねー・・・」
弟「そうですねー・・・」

俺「サミットストーンの居ない帝王賞になろうとは・・・」
弟「残念にも程があるぜよ・・・」

俺「地方馬の中で最も可能性のある馬だっただけになぁ・・・この馬が居るか居ないかでレースの見栄えが全然違って見え
  てしまうよ。」
弟「ライジン様が最内枠ではあるけど・・・」
俺「オオエライジンも中央勢相手にはしっかり決着付けられてしまってるからなー。それも対戦相手は一枚劣る中央組、
  そうなると善戦を期待しても馬券的には切り判断になる。当然頑張ってほしいけどねぇ。」
弟「そうなるとやっぱり・・・」
俺「食い込む要素どころか、タイム的に見ても今のサミットストーンなら通用すると見ていた。勝つのは難しいかもしれない
  けども可能性を求めたら充分だった。酷な言い方をするなら、この馬だけがそうだったんだよ・・・」
弟「・・・」


俺「中央決着予想が妥当だ。」
弟「そうなっちゃいますか・・・」



俺「強いて言えばキスミープリンスかなー・・・でも前走は54kgだしなぁ。前走のタイムは非常に優秀ではあるけど流石に
  キビしいか・・・でも点数絞った上で3着辺りに組み込むとしたらこの馬だ。」
弟「サミットストーンにブッちぎられての敗戦をしたキスミーに、それだけの評価を下すってことは・・・」
俺「出てたら多少バカにされてでもサミットストーンを本命にする
  つもりだったよ。」

弟「本当に残念ですね・・・」
俺「中央組の能力考えたらねー、ちょっと下がって来てる気がするんだよね。そこを突くってのも卑屈なハナシではある
  けれど、今の面々考えたらそれが可能なのよ。」
弟「ふむ。」
俺「道中のペースラップで中央に振り回されなければ、単純に大井記念とブリリアントカップってレースのタイムで走破でき
  たら近年の大井2000mで行われたG1レースと渡り合えるタイムって結果だったんだから。」


大井2000mの中央交流G1レース近走
2012年 東京大賞典 2:05:9  (重)
2013年 帝王賞 2:03:0 (不良)
2013年 ジャパンダートダービー 2:04:8 (良)
2013年 東京大賞典 2:06:6 (良)

サミットストーンの前二走(共に大井2000m)
2014年 ブリリアントカップ 2:04:7 (稍重)
2014年 大井記念 2:04:6 (稍重)


俺「タイムの出やすい馬場状態だったのかもしれないが、このタイムで余力残して勝ってるんだから。」
弟「そうだよねー・・・」
俺「そうなるとちぎられたとは言えキスミープリンスの走破タイムも立派。ここで先着できたトーセンアドミラルが京成盃を
  制し、その走破時計が同コース同距離のかしわ記念より上ってことからも・・・アレ?」
弟「・・・どうしました?」

俺「キスミープリンス、あるんじゃねーか?」
弟「!!!!!!!!!!!!!!!」


俺「話しててなんだかそんな気が。」
弟「なんか理屈としては通らなくもないけど・・・!!」
俺「まぁ、いかんせん斤量3kg増だから大きくは出れないけど。でもヘタすりゃ連はあってもおかしくない様な気が。」
弟「いや、実はね。前走の大井記念でボク、キスミープリンスに痛い目に合わされたじゃないですか。だからこそ気にはして
  いたんですよ。」
俺「痛い目見せたのは俺なのかキスミープリンスなのか。」
弟「ああ、ある意味両方ですよね。」



芸術的予想結果


俺「・・・そんなおっかない顔すんなよぉ。で?キスミーを気にして何調べたの?」
弟「ひょっとしたらまたヒドイ目に合わされるんじゃないかと思ったんです。でもね、問題は馬場状態なんです。」
俺「馬場状態。」
弟「良から稍重にかけてなら好戦できる期待持っても良かったかなーって。地元戦でも不良馬場はあまり得意そうな成績
  じゃないんです、多分明日も馬場回復は望めないでしょう。」
俺「キレに欠ける馬と踏んだか。まぁ確かにそうだな、当たり前の見方とも言える。」
弟「時計が掛かる馬場状態の上では有り得るんですが、湿った馬場ではキレのある馬には劣ってしまうのではないかと。」
俺「それは地方馬全体に言えることだからなー。本当はパッサパサの良馬場で、相撲の様なレースができればって望んで
  いると思うよ。」
弟「脚抜きのいい環境になっちゃったら速力の出せる中央勢が尚更独壇場を演じる気がします。」
俺「そうだねぇ・・・」

弟「よって、キスミープリンスは切る!!」
俺「うん、まぁ・・・普通は切るんだけどね。」


弟「・・・かっこよくキメたつもりなのに!!」
俺「既に冒頭の方で俺が『中央決着が妥当』って言ってるでしょーが。」
弟「この期に及んでボクの手柄を横取りする気か!?」
俺「お前今日トバすなぁ。」

弟「渋い馬場なら速い馬。2000mでもコパノリッキーがG1三連勝でしょう。」
俺「お、ここでようやく信頼してきたか。」
弟「かしわ記念は疑ってかかっちゃいましたからね・・・師匠の『突き放して勝つんじゃないか』って予想が当たって、
  それに対し心底腹が立ったのは記憶に新しい。」
俺「・・・なんで今日こんなに恨まれてんの、俺。」
弟「もう疑いませんよ、また勝つでしょう。他の中央馬よりも若さもあるしまだ伸び盛り、ここで負けるワケにゃいかん!!」


俺「俺は切っちゃうけど。」
弟「!!!!!!!!」



俺「いや、結構無謀かもなって思ったけどね。」
弟「無謀も無謀、印を落として考えるならともかく切っちゃうってどういうこと!?かしわ記念の時と真逆じゃないか!!」
俺「いやその『かしわ記念を踏まえて』の切りだよ。」
弟「ふぁ!?」
俺「正直、あのレースで前に行けなかった時点で『やっちまった・・・』って思ったんだよね。最終的には勝ったからいいけど
  あのレース内容はちょっと予想外で。」
弟「なんで?」
俺「勝つならもっと突き放すとイメージしてたんだよな。」
弟「おおぅ・・・」
俺「二着はセイクリムズン。この馬はいい物差しになる馬だが、最近また勝ち身に遅くなってきた。恐らくコパノリッキーに
  とっては2000より1600、そこでそんなセイクリムズン相手に2馬身しか付けられなかった。そしてその走破時計は先程
  チョロっと言ったけど、トーセンアドミラルが勝った京成盃よりもコンマ1秒遅いタイムなワケ。」
弟「うわぁ、ちょっと納得できる説明してるぅ・・・」
俺「結果論で言えば、本当に今回のかしわ記念に有力な地方馬が居なかったことが悔やまれる結果って言えるんだ。」
弟「な、なるほどなぁ・・・」
俺「明らかにフェブラリーSと比べてパフォーマンスの落ちたレースだったと思うよ、ちょっとこの流れでの距離延長は信用
  するに至らない。」
弟「むむぅ、前走本命から一転して切りに回るとは・・・」
俺「ま、今回はね。サミットストーンの回避が非常に残念であると同時に、予想も残念な感じにしてみようと思う。」
弟「残念な予想?」

俺「ムスカテールを本命にしよう。」
弟「『ダートなめんなよ』はどうした!?」


俺「ダート常連組が最も負けてはいけない馬、ムスカテール。しかしこの馬こそ、ここで最もナメてはいけない馬だと思うん
  だよね。」
弟「ダイオライト記念で案外な負け方しちゃってたじゃないか。」
俺「ダート2400mってのはおっかない距離だって言ってるだろ、この距離で強いからって2000mで強いとは言えないし、逆も
  また然りだよ。どちらかと言えばホッコータルマエに迫った川崎記念の方を、ここではピックアップすべき。」
弟「言われて見れば・・・」
俺「地方コースの2000m戦と言えばホッコータルマエの庭みたいなもんだ。川崎記念は2100mだけど、ここも同様。そんな
  コース横綱であるタルマエに最も迫ることができた馬なんだからな。」
弟「ふむ、確かに。」
俺「もう一つ理由がある。」
弟「?」

俺「ムスカテールに芝G1を勝てる見込みは限りなく低いが、
  ダートでなら取れるという自信が陣営に芽生えたハズだ。」

弟「ダートなめられてるよ!!」

俺「ダイオライト記念では反省点も多く見つけられたことだろう、この帝王賞で彼はG1馬になろうとしているんだ。」
弟「なんという目論見予想をするのですか・・・!!」
俺「ダートの横綱的存在であるタルマエの不在、実績馬の高齢化、そしてコパノリッキーにアラがあると見るなら、この帝王
  賞は出し抜く場になる可能性が充分にあるとも思える。」
弟「うわぁぁ・・・」
俺「となると。」


◎ムスカテール
○ソリタリーキング
○シビルウォー
▲キスミープリンス

三連単◎1着→○2,3着→▲3着  馬連◎から○ 単◎



俺「G1馬全部切ってみました!!」
弟「ここでそういうコトするかぁぁ!?」


俺「決定的な溝は確かにあるんだよ、ニホンピロアワーズワンダーアキュートは○の二頭より強い。しかし近走での
  相手関係を物差しにして考えると陰りを感じるのも事実だ。まぁソリタリーキングシビルウォーもイイ歳の馬では
  あるが、ムスカテール同様に感じてるチャンスは大きいハズ。」
弟「考えが邪悪だと思うよぉ・・・」
俺「まぁお前は三頭のG1馬で馬券組み立てているんだろ?」


弟子予想
◎コパノリッキー
○ニホンピロアワーズ
○ワンダーアキュート

三連単◎1着→○2,3着 三連複



弟「ご明察です。」

俺「・・・やっぱそうだよね。」
弟「アンタ何なんだよ!?」


俺「いや、結局こうなるんじゃないかなとは思ったり思わなかったり・・・」
弟「予想としては納得できる点がちょいちょいあったにも関わらず弱気なのね・・・」
俺「カタチとしては『やっぱりこの三頭は強いな!!』ってのが美しいと思うんだよね。この三頭の決着になるなら良い
  デッドヒートが見たいものだよ。」
弟「師匠の予想通りの決着だと、どんなレースになるの?」
俺「思わず見てて『うわぁ・・・』って言っちゃうでしょ。」
弟「そんな予想をG1レースでするんじゃない。」




★と・こ・ろ・で

弟「あの師匠。」
俺「なーに?」
弟「大外枠に師匠の大好きなグランシュヴァリエさんが居るんだけど、触れないの?」






俺「・・・・・・・・・・枠がなぁ。」
弟「枠かぁ、そぉかぁ・・・」







※あと馬場がなぁ・・・・・・・・・・

 
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[ 2014/06/25 01:53 ] 交流重賞予想 | TB(0) | CM(12)

優駿スプリントの予想

俺「えーっとね、週末の中央予想・・・」


弟子「できるかぁぁぁッ!!!」


俺「・・・弟子のこのテンション通りでございます。観戦できねぇどころか、予想もできる状態じゃゴザイマセンでした。」
弟「ちゃんと給料よこせよ、このブラック師匠。」
俺「俺は美味しんぼに出てくるアメリカ人落語家か。」
弟「疲れたよー!!ぐっすり寝たいよー!!昨日はぐっすり寝たけどー!!」
俺「まだ始まったばかりなんだよ、頑張ろうよぉ。」
弟「毎週末こんな目にあうのか。」
俺「・・・具体的にゃ言えないけど、金曜日からとにかくハードでした。さすがはびっぐびぢねすです。」
弟「師匠はいいよ、指導側だもの。でーんて構えてちょいちょいやりゃいいんだから。」
俺「お前は俺のアシスタントディレクターなんだぞ、責任はディレクションする俺にくるんだから気に病むコトなんか全然ない
  だろーが。そこが一番疲れるんだよ。」

弟「使いっパシリだって疲れるよ!!」
俺「そんな自分を卑下せんでも。」


弟「毎日走り回ってたよ!!足が棒ですよぉ!!」
俺「あの会場、床がコンクリ打ちっぱなしだからなぁ。」
弟「ううー、早くもイヤなのです・・・」
俺「でも大体掴めただろ?来週はもっと上手くやろう。事前にやっておくべきコトが見えたんだから、次はもっと楽に回せる
  ハズだよ。」
弟「それは師匠にかかっているコトです。ボクに楽をさせなさい。」
俺「何様ですか、君は。」

弟「ルーチンワークに自分でできればいいんだろうけどなー・・・どっちにしろ作業量は多いし、まだバイト君を扱うのに慣れ
  ないのです・・・」
俺「そーだよ、お前がもうちょい人の扱い上手になれば楽になるんだって。」
弟「指示とかするの苦手なんだもん・・・ナメられ気味だしさー・・・ふぐっ」


俺「一発蹴りゃ言うこと聞くぞ。」
弟「アンタと一緒にするんじゃねぇ!!」


俺「暴力反対。」
弟「よく言うよ・・・馬よりも足クセ悪いんだから・・・」
俺「実際に蹴る人は決まってるんだよ。皆喜ぶ人達だよ。」
弟「それはそれで問題あると思います。」

俺「バイトはともかく、上の人達はお前のことを大層気に入ってたみたいだから、俺としては良かったんだけど。」
弟「良くない。」
俺「モテモテだったじゃん。」

弟「『君のおしっこで流しそうめんが食べたい』なんて言われて
  喜ぶ女子がドコに居ると!?」

俺「俺ならキュンとくるネ!!」

弟「変人多いんだよ、こういう業界の上層部って・・・!!セクハラ野次が問題になってるんだぞ!!」
俺「マトモじゃないから上に立てるのかもしれない。発想力がモノを言う世界だからな。」
弟「師匠も変ではあるけど。」
俺「俺は器用貧乏なトコがあるからビッグになれねーんだ、一点に絞れないんだもん。だからこそ時代に合わせられると
  自分で勝手に思い込んではいるけど。突出した才でもあればこんな風にはなってないだろ。」
弟「オールマイティな個人兵器かよ・・・」
俺「まぁこんな感じなので。決定事項ができちゃいましたね。」
弟「・・・」


俺「宝塚記念の予想はできませんね。」
弟「金土日はしばらくグロッキーな見込みですね・・・」


俺「ツウさんのラストデイなのに残念ではあるが、まぁ仕事優先ですから。」
弟「しょうがない・・・しょうがないんだ・・・!!」
俺「もう予想しちゃおうか、宝塚。」
弟「・・・出馬表もまだ出ていないじゃないか。」

ミステロップ

俺「昨年のミステロップは今年の予言なんですよ。」
弟「それは予想と言えるのだろうか。」

俺「まぁヒマよりはいいってコトでね。勘弁して頂きたい。」
弟「そりゃそうなんだけどね・・・」


★南関3歳スプリント王決定戦 優駿スプリント

俺「25日は帝王賞なんだけども、その前日のこのレースも見逃せませんな。ハッピースプリントに並ぶ別路線の地方の
  怪物誕生の予感です。」

弟「御神本さんですね!!」
俺「みかぽんは馬じゃないよ・・・」

弟「アピア!!すげぇ強いんだよ、この子!!」
俺「短距離戦であんだけ安定して突き放したレースできるんだから、少なくとも同世代同地域に敵は居ない状態。唯一の
  敗戦はマイルで、そこの勝者は東京ダービー2着のスマイルピース。正直、1200~1400mだけじゃなくマイルもこなして
  ほしいって希望はあるけど、まずこの距離で南関馬同士の対決なら負けてほしくない一頭だ。」





弟「そうだねー、交流レースの短距離路線に進んでもらって中央馬を迎え撃ってほしいです!!」
俺「しかしまぁ、週末の中央レースでは絶対的存在と見られていたアジアエクスプレスストレイトガールの敗戦という
  結果になっているワケだ。こういう時は慎重になるよな。」
弟「おお、そうでしたね・・・」
俺「『中央よ、これが戸詐欺だ』って言いたくなったもの。」
弟「イヤなキャッチフレーズを添えないで下さい。」

俺「あの負け方は戸崎騎手に責任持たせちゃイカンけどもな。」
弟「手応え全然でしたもんね・・・」
俺「しかし勘ぐったトコでしょうがない。ここはアピアを全面的に信用しよう。」
弟「そうなりますよね。堂々の本命カブリです。御神本さんが重賞を勝つのだ!!」
俺「そう言えば、TCKのジョッキー愛称募集の結果が出てたな。」


ジョッキー愛称募集キャンペーン 結果発表!


弟「愛称って言うより異名っぽくなってるね。まぁそうじゃないとつまらなくなっちゃうのか。」
俺「フミオさんが『大井の帝王』って、そりゃ昔からそうだろーって感じがしなくもないが。」
弟「御神本さんは『ミカ様』だ。まんまだけど『みかぽん』じゃないのね。」


御神本さん1


俺「俺のが一番いいじゃん!!」
弟「ひねり潰すよ、マジで。」


俺「みかぽんさん、もう変なことしないで下さい。」
弟「フギー!!」
俺「さて相手探しだけど、対戦内容見ると結構固い予想になるわなー。」
弟「ちゃんと強い馬が居るって感じで、短距離とは言え波乱は無さそうに見えますね。」
俺「5枠の2頭が二番手になっちゃうでしょう。最近の安定感ではクロスクランチ、勝つときの勝ちっぷりの良さが魅力的な
  マルモリロイヤル。マルモリロイヤルはちょっと斤量が気になるかな。」
弟「そうだねぇ。」
俺「ここに更に組み込むとしたら1600m戦ではアピアに迫ったツルオカボルト、意外性のあるところでは距離短縮が合い
  そうなバーンザワールド、ここ二戦は案外ながらも差はあまり感じないディチュウといった面々か。あとはこの辺だと
  シャークファングも面白いかも。」
弟「おお、サメだ!!サメがいるぞ!!」
俺「良かったネ、君の大好きなサメだよ♪」

弟「サメどうだろ・・・大井のイメージあまりないよ、牝馬なのにS1勝ってるから56kgだし・・・」
俺「結構面白い気はする。距離は合ってると思うんだよね、伸ばすよりは良さそう。」
弟「ほほう。サメ。」
俺「どの馬を二番手にすえるかなーってトコなんだけど。」


◎アピア
○クロスクランチ
▲ツルオカボルト
▲マルモリロイヤル
▲バーンザワールド
▲シャークファング
▲ディチュウ

三連単◎→○→▲



俺「妙味クソ喰らえで。」
弟「だからそれ言っちゃダメだってばぁぁぁ!!」

俺「マルモリロイヤルとディチュウにも○を打ちたいトコではあったんだけどな、マルモリは瀧川騎手で56kgでの挑戦って
  トコが引っかかる。前走は凄い脚で追い込んできたけど、新人の瀧川騎手が重賞で斤量増って環境下となるとな。」
弟「ここでは先輩騎手達とのハンデが無いのか。」
俺「だからこそ頑張ってほしいってトコもあるんだけど、甘くもないぞって気持ちもあるんだよね。そんでディチュウ、この馬も
  アピアが勝ったレースで2着になってるし、その時の着差は2馬身。完敗ではあるけど小さい着差の方だからどうかなと
  思ったんだが、ちょーっと枠がイヤな感じだよねぇ。」
弟「外枠だねぇ。」
俺「好位に付けたいだろうけど終始外を回らされそう。シャークファングにも似たコトが言えるね。まぁそれでも3番手争い
  には加わってきてもおかしくないだろうと。」
弟「クロスクランチは確かに近走で着順は堅実だけど、アピアとは決定的な差があるし、その他の勝利レースでは僅差
  だよ。その辺がどうなのかなぁ・・・」
俺「届く範囲ならきっちり届かせるって勝ち方だからね、アピアが前を崩す展開になれば持って来いだとは思う。斤量も
  いいし、固くても対抗一番手にしたいね。」
弟「なるほどなぁ・・・」


弟子予想
◎アピア
複勝



俺「逃げるなよぉ!!」
弟「だって最近本当に当たってないんだもん(号泣)!!」

俺「・・・切実だねぇ。」
弟「いいのだ、ここで当たりグセ付けて帝王賞に臨むのです。」
俺「こんな予想しちゃって・・・いいのか?」
弟「いいのかって何がですか。ひょっとしたらじゅうえんふえるかもしれないじゃないか!!」

俺「もしコレでアピア&みかぽんが飛んだらお前本物だよ?」
弟「イヤなコト言わないでぇぇぇ!!!!!」


★おまけ


最近弟子がよく口ずさむCM ~日清紡~







※結構勢いよく熱唱するのでやかましい

 
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[ 2014/06/24 00:55 ] 地方競馬予想 | TB(0) | CM(11)

ギャンブル産業の将来

★ちょっと今日は雰囲気が違うので、管理人が好きな陽気な音楽でも聴きながら
  読むと楽しいかもしれません



Tool - Stinkfist



俺「ちょーっと今日はテイスト変えて、経済的なハナシでもしてってみようか。」
弟子「・・・どうしたんですか。熱でもあるんですか。」
俺「俺がそういう話をするのがそんなに変かね?」
弟「変だよ。大体そういう話はあまり得意じゃないんでは?」

俺「スッゲー苦手。」
弟「話せば話すほど墓穴掘るタイプだろ・・・」

俺「いやぁ、まぁ人の受け売りになるんだけどね。こないだ仕事の上で出た話がなかなか面白くて。」
弟「ああ、『日本の将来がもう5年単位でヤバい』って話だよね。」
俺「少子高齢化に年金問題を筆頭とした国家転覆論。政治うんぬんの前に最たるキモになるのは人口の減少と労働力の
  低下であるって話な。」
弟「あの話を聞くと東京オリンピック開催が怖くなる・・・
俺「国の金イコール税金って考えるとそうなるわな。開催することで国の予算をどんだけ食って、それがドコから捻出される
  のかって方向に向くと、そらもうネガティヴな発想しかできないのよ。」
弟「そうなっちゃいましたよ・・・」
俺「またその話をしたのが税理士ってのがねぇ。税を扱う者の口から聞くとひたすら苦笑いしちゃうよな。」
弟「うん・・・」
俺「さて、その税理士のハナシを踏まえた上で今日はやっていこうと思いますけども。皆様に質問です。」
弟「?」


俺「競馬という産業に将来性は
  あると思いますか?」

弟「!!!!!!!!!!!!!!!!!」



★悲観論が得意な管理人が、ギャンブル産業の今後を暗くイメージします

俺「えー・・・大好きな競馬ではありますが、お通夜の様なテンションで暗ーく暗ーく、未来について話していきましょう。」
弟「なんてイヤなコトを・・・!!」
俺「とりあえずだな、少子高齢化と年金減額は既に問題になっているコトだよね。それが進む一方で歯止めが効かなく
  なっているんだから、コレはもう国力減退と言っていい。」
弟「それはこないだ税理士の方が言っていたね。」
俺「この問題をギャンブルという産業に繋げ合わせた時に、果たしてどんな風に将来転がっていくかって考えると結構怖い
  なーって思うんだよね。」
弟「でも、そこに関してはほぼ全ての産業に消滅の危険性があるって、あの先生言ってたよ。」
俺「そうだね、人が居なければ産業は成り立たない。少子高齢化は労働人口の減少を意味するものだ、最終的には人口
  そのものの減少も意味している。」
弟「そうなったらギャンブル業界だけが危機に陥るってハナシにはならないでしょ。」
俺「ここで重要なのは各産業の衰退速度だよ。」
弟「衰退速度。」
俺「産業ってのはさ、その消費者数がどれだけ変わるかで繁栄or衰退が決まる。つまり時代のニーズだね、そこにフィット
  するかしないかが重要なワケだ。」
弟「ギャンブル産業は時代にそぐわなくなると?」
俺「現状ではあまり危機感は感じないよね、中央競馬に関して言えば。パチンコもそうだ。」
弟「ふむ。」
俺「時代にフィットさせようとする動きもある。でもそこが逆に怖さを感じさせる要因でもあるんだ。」
弟「時代に合わそうという対策が不安材料ってどういうことさ?」
俺「代表例が1円パチンコね。」
弟「ああ、玉が1発1円のヤツだ。」
俺「俺はパチンコ嫌いだからやらないんだけどさー、その1円パチンコがどんな客をターゲットにしてるか想像できる?」


弟「びんぼうなひと。」
俺「恐ろしい直球を投げるなよ・・・」


弟「違うんですか?」
俺「・・・びんぼうなひとはギャンブルで無駄遣いしないでください。」
弟「おお、確かに。」
俺「まぁ確かに、裕福な人はターゲットじゃないよ。賭け金が小さくて済む代わりに当然戻りも低い。それでいてパチンコと
  いうゲームは時間が必要になる。」


弟「ひまなひとか。」
俺「パチンカーの皆さん、ごめんなさい。」


弟「えー!?合ってるじゃん!!」
俺「いや、間違っちゃいないんだけど、もっと具体的になるだろぉが!!」
弟「具体的って?」
俺「要するに、裕福とは言えないまでも遊ぶお金があって、それでいて時間がたっぷりある人。それにはどんな人が多いか
  考えりゃすぐ解るだろ。」
弟「・・・?」

俺「・・・年金受給者だよ。」
弟「あああああああ!!」


俺「話に聞いたが、1円パチンコが繁栄するのにはまず地域性があるんだよ。都市部でやっても流行りはしないけど、地方
  のパチンコ店ではそのコーナーには大勢のお年寄りが居るそうだ。」
弟「つまり1円パチンコは高齢化の波を掴まえる経営戦略だというコトですね。」
俺「いや、当初は単純に敷居を下げる為だったんじゃないかなって思える。敷居を下げたらその場所に高齢者が集まった
  んだよ、だって台は人気アニメやアイドルを題材にしたものが主流じゃんか。」
弟「そう言われればそうだね・・・」
俺「単純に単価下げただけで、機種選ばずにお年寄りがパチンコに手を出す様になったんじゃないの。年金使って1円とは
  言えエヴァンゲリヲンの台をお年寄りが打ってると思うと、ちょっとカオスだと思えるんだけど。」
弟「そう言えばテレビCMで一時期演歌歌手の台もやってたな・・・」
俺「天童よしみとかね。アレより玉を安くした方が良かったってコトだね、高齢者ターゲットって狙いは間違ってなかったけど
  機種より価格だったんだな。天童よしみじゃ若い人は打たないけど、アニメやアイドルなら若い人は打つ。安くすれば
  何でも高齢者は打つ。そこに気付いたんだろう。」
弟「そういう遍歴を辿ると、なるほどって気がするね・・・」


俺「『残酷な天使のせいで~♪窓辺からやがて飛び立つ~♪
  とくらぁ、ヒャッヒャッヒャ♪』みたいなおジイさんが居そう。」

弟「テーゼです。」


俺「そう言えば似たようなコトをTCKがスタートしたよな。」
弟「似たようなコトなんかやってたっけ?」
俺「馬券を50円から10円刻みで購入できるようになったろ。」
弟「おおぅ・・・」
俺「販売単価の値下げは大体が高齢者ターゲットの戦略だと思えるんだわ。」
弟「・・・さっきから値下げがお年寄り向きになるって言ってるけど、なんで?」
俺「なんでって、お前ねぇ・・・」
弟「どうして値下げの対象がお年寄りになるのかなって。」

俺「年金が年々減額されてるってコトぐらい知ってるだろ・・・」
弟「すっかり忘れていました。」

俺「高齢者増加に伴う財源の圧迫、それにより年金支給額はガックンガックン下がっている。そしてその評判を受けて現在
  の若い世代は『国民年金なんか支払っても、自分が年寄りになる頃にはもらえないに決まっている』と決めつけ
  支払いを滞らせている。会社員の厚生年金と違い、任意で払う必要性がある非正社員の国民年金は回収できず、負の
  連鎖がどんどん加速していってるんだな。」
弟「そういう滞納が第三者を苦しめてるわけですね。」
俺「そういう風に言えればいいんだがなー、結局ここに関しては政府に対する信頼性の無さも伺えるワケだ。」
弟「どういうことです?」
俺「『年金だよ』って回収した金を平気で別のコトに使うっしょ。」
弟「わぁい○民党、ボク○民党だぁいすき!!」

俺「・・・あの党に国任せて『年金減った!!年金減った!!』って騒ぐのは伝統芸でしょーが。税金も保険も一旦は
  全部同じお財布に入れてどれがどれだか解らなくなっちゃうんだから。」
弟「伝統芸ってアンタねぇ・・・」
俺「結局督促増やしたってあんまし効果無いんだろ。『差し押さえられた方が、払うよりマシ』みたいなヤツも居るみたい
  だし。」
弟「そんな開き直りする人が居るのか・・・」
俺「そんな中でまた年金で投資したりするもんだから、余計に信頼性欠いて回収できなくなっちゃってるっていう。」
弟「税金で投資とかしないでほしいねぇ。」
俺「政治家がギャンブル好きなのはちょっとねー、カジノ法案も審議入りしたけどさー、アレ本気だったのかねぇ?カジノで
  今更振興事業が成り立つとか、時代性オカシイでしょ。『東京オリンピックで海外客にお金使ってもらおー♪』って
  計画でまずカジノが出てくる時点で『古っ!!』って思ったんだけど。」
弟「古いんですか。」
俺「古いっしょ、それにカジノ好きなのはドコの国の人かとか考えてないっしょ。中国だよ。この日中関係の中でよくそんな
  コト思いつくなーって感心すらしたわ。他の国の人が日本に来てわざわざカジノに行く必要性も見い出せない。カジノが
  あったら遊べるねーわぁい♪って、当人達が遊び場欲しさに出した案なんじゃねーかとすら思えちゃうよ。」
弟「ボロクソっすね・・・」

俺「シムシティごっこなら他所でやってほしいよネ♪」
弟「悲しいけど現実なんですよね、コレ・・・」

俺「絶対審議通すなよ、こんな案。時代遅れもいいとこだ。」
弟「他の国で上手くいってるからって、カジノが日本にフィットするとは確かに思えないなぁ。」
俺「でもさー、俺もフリーランスで仕事やってるけどさー、年金くらい払えないものなのかねぇって思うわ。コレで払えてない
  人の反感を買うことになってもしょうがないけど、本当にそう思う。」
弟「所得によってはバカにならないと思うよ、月々の年金支払いって。」
俺「まぁ確かにな。でもな、そういう人は貯金すらできない状態なんだろ。将来どうすんのよって話になるじゃない。」
弟「貯金できないワケでもないでしょ。」
俺「払うべきもの払わずに貯金だけはするなんて、ムシがいいにも
  程があるわ!!」

弟「・・・ごもっともである。」
俺「大体できてねぇって、多方は。よくここで人材派遣の話をするでしょ。自分より年上の登録社員の人もいっぱい居るワケ
  だよ、日雇いみたいな肉体労働してさ。そんな彼らと世間話すると大体は『国保も年金も払えない』って言うんだよ。
  生活状況は人それぞれだし、彼らだって苦労はしている。でも打開策を持たずにその日暮らしを延々といつまで続け
  られるものなのかなぁって、つくづく考えちゃうよ。」
弟「そこに手を差し伸べられる程、お人好しじゃいられませんからね・・・」
俺「こういう高齢な方で今現在苦労をされてるって人には同情したくもなるけどね、問題は若い人なんだわ。『どうせもらえ
  ないもーん♪』ってスタンスのヤツ。」
弟「そこだよね。」


俺「『お父さんがそう言ってたもーん♪』って平気で言いやがる。
  親も親だぞ、ありゃ。」

弟「むしろお父さん最低。」


俺「払わないことを正当化する方もおかしいし、ここまで年金に対する信頼失ってロクな対応ができない政府もおかしい。
  震災が確かに響いてはいるとは言え、復興復興と言っても国がやってるコトって予算組んだ割にナメクジ並の速度で
  しかないんだもん。原発関連とか理由があってもアレじゃただ蓄えてるのと一緒だよ。」
弟「・・・だからと言って復興予算を一時別のコトに回すってのもねぇ。『使っちゃったから復興できねぇ』ってなるかも。」


俺「おお、伝統芸だねぇ。」
弟「おやめなさい。」



俺「ま、この辺のハナシはあんまり深く突っ込むと揚げ足取られちゃいそうなので。とにかくこういった様々な要因から年金
  支給額ってのはもう現時点で落ち込んじゃってるんだな。だからギャンブルは単価を落として高齢者の客を逃がさない
  様にしてる。ここまでの仮説はOK?」
弟「OKですけど、要するにそれなら対策ができていると見ていいんじゃないですか。」
俺「そうだねぇ。ある意味、JRAの三連単払い戻し率引き下げも同じ見方ができるんだけど。」
弟「は!?なんで!?」
俺「これに関しては『小額で遊ぶ年金暮らしの高齢者は、結局オッズの高い三連単を買うだろう』って目論見が仮説
  付けられると思う。まぁ高齢者だけじゃなく低所得者の脚元を見た戦略だな。払い戻し率が下がっても売上は落ち込ま
  ない。逆に他の券種は払い戻し率を上げれば投票金額が大きくなるだろうから売上が増える。」
弟「えげつない論法ですね。」
俺「でも実際そうだろ、考えて買える宝くじだよ、三連単て。」
弟「運より考えってのは活きますからね。」
俺「要するに、JRAは宝塚記念で馬連を推しているコトからも解る通り、そういうところで大きく買ってくれる上客を求めて
  いるんだな。たまにこういう払い戻し率を上げるってキャンペーンをするが、結局それって馬連や枠連が対象だろ?それ
  が何故かっていうと小額投票者は固定客であり上客ではないって見方があるからだと思うんだ。」
弟「固定客・・・」
俺「ま、妥当な経営戦略とも言えるね。資産家が三連単買うワケないし。資産家が当てた場合に還元する払い戻し金の
  補填を一般庶民の買う三連単から賄うってのは、経営の観点からすりゃアリではある。」
弟「うわぁ・・・ちょっと生々しいなぁ・・・」
俺「ツウさんも言ってたね、ココに関しては『ブーブー言っても三連単買うんだろ、お前ら』ってコトよ。そもそも三連単って
  券種が誕生したのは競馬のゲーム性を高める為だけじゃなく、バブル期を通り越し景気低迷による消費減少を魅力的な
  オッズによって打開するってトコもあったんじゃないかなぁ。それまでは単複馬連でやってこれたんだもの。」
弟「競馬ブーム全盛って言われてる時代も、バブル崩壊の直前から直後になるもんね。その時はその券種だけだったって
  のも確かにそうだ・・・」
俺「基本的にギャンブル産業ってのは景気に連動するもんだよ。」
弟「それを言うのなら、今後の景気回復具合によってはギャンブル産業の売上が増すとも言えるのでは?」
俺「・・・景気うんぬんに関してはあまり無責任なコトは言えないね、現状の劇薬みたいな政策が功を奏すか否かだけど、
  多分コレに関して批判的に捉えてしまうと、それこそ今後の経済から振り落とされる可能性が高くなる。今の政策を
  利用できる側にならないと負けるんだよ。」
弟「おおぅ・・・」
俺「簡単に言ってはいけないコトかもしんないが、『弱い者イジメだ』って言うのなら『強くなればいい』か、あるいは『強く
  なる者を見つけ、そこに付けばいい』って言えちゃうんじゃないかね。」
弟「後者の人が目の前にいる・・・」
俺「こういうトコで業種不特定なフリーって強みが出せるんだよ。」

弟「具体的なハナシはしないようにしましょう。なんかアブネェ。」
俺「そーっすね・・・さて、確かに景気回復は大体の産業にプラスに働くだろう。淘汰される側にならない限りは好材料だ、
  景気との連動性を考えたらギャンブルにとってもいい波になるだろう。」
弟「で、景気回復の可能性は各企業の対応力次第であると。つまり大いに有り得るってコトでしょ。」
俺「当然そこは望むところなんだがな、ここまでのハナシで重要なのは景気じゃなくて年金なのよ。」
弟「あら、また戻っちゃった。」

俺「景気が良くなったとしても、年金問題は
  簡単に解決できねぇよ。」


弟「確かにね・・・」
俺「ここ。ここなのよ、ギャンブル業界にとっての最大の懸念材料は。」
弟「そうなの・・・?」
俺「年金支給額が上がっていく可能性は極めて低い。回収も支給もままならない状態は簡単には治らない上に、ここから
  先は支給人数ばかりが増えていく。個人に割り当てられる年金の額がどの様な速度で落下していくかは考えるだけで
  恐ろしくなる。」
弟「それでもやっぱりちゃんと払ってなくちゃねぇ・・・」
俺「自分が歳食った時にエラそうに振る舞えないもんな。」
弟「いや、そこは『もらえるように』って言っておこうや・・・」

俺「せめて自分がもらう年になった時にちょっとでも改善されてりゃいいんだが。」
弟「直近では悪化を予測するのが容易ですよねぇ。」
俺「そうだね。ここから数年は支給額は下降の一途である可能性の方が高い。これが何を意味するか解るね?」
弟「・・・」


俺「お年寄りが遊ぶお金が、現状よりももっと
  無くなるって考えてみなさいよ。」

弟「そういうことになるか・・・」


俺「コレなんだよなぁ、俺が一番恐れていること。ギャンブル産業って年金消費率が結構高いと思うんだよ。お年寄りが
  増えても、それが皆遊べないのならかなりのダメージになる気がする。」
弟「年金支給日はパチンコ屋が賑わうって言ってた人も居たね・・・」
俺「実際のトコ、ギャンブルの売上の中での年金のパーセンテージってどれくらいなのかねぇ。」
弟「人によっては、『そもそも積み立てた税金を使ってギャンブルするのはおかしい』って人も居るだろうけど。」
俺「年金に関しては収めていた人が貰うものって単純に考えりゃ、そのお金は返ってきたものとして見れる。不当な生活
  保護受給者の何倍も自由に使う権限あるでしょ。まぁ要するに、そういうコト言う人は単にギャンブルがキライってコト。
  『俺が払ってる年金でギャンブルしやがって、老人共め』なんて、スジとしてはお門違いさ。」
弟「ギャンブル嫌いな人からして見れば、老若男女問わず腹立たしいんだろうけどね。」
俺「そういう人はここ見たら喜んじゃうね、無くなる危険性のハナシしちゃってるんだもん。」
弟「競馬好きの話すコトとは思えんわな・・・」
俺「これでもしJRAまで購入単価の引き下げを敢行してきたら『いよいよ』って感じがしてくる。明らかに対策だからな。」
弟「ううー・・・ありえそうだよ・・・」
俺「何にしろ、少子化も高齢化も国にとっちゃマイナスでしかない。ギャンブルに限らずだ。」
弟「そうだよねぇ・・・」
俺「以前にある馬券師さんの話をしたよね、それを生業にしちゃってるコトに対して俺は相変わらず認めちゃいない。でも、
  ああいう人なら恐らく常に『稼ぐ場を失う可能性』を危惧しているんだろう。今の状況をどの様に考えているか聞いて
  みたいわ。」


【馬券師vs養分】


俺「長々とハナシしましたけどね。揚げ足取る要素は随所に散りばめておりますんで、『んなワケあるか』って方は
  コメ欄にでもツッコミでも残してってください。」
弟「のれんに腕押しやのー・・・」

俺「じゃー最後になるけど、ここまで話して

 『いやー、自分の代で競馬が無くなるなんてまず無いわ。
  未来永劫かって言われりゃ有り得るかもしんないけど、
  とりあえず自分にゃ関係無いでしょ。』


  ・・・って人、居ると思うんだよね。」

弟「んー、そうだよね。今日明日の話じゃないし。」
俺「楽観は充分できるよ。でもね・・・」
弟「?」


俺「そういう楽天家の集団こそ状況を悪化させる
  最大の加速装置だと思いますヨ♥」



弟「思想的ですね・・・」
俺「ギャンブルに限らず全てに於いて、ダヨ♥ 経営やってる人はこんな社員抱えちゃダメダヨ♥」
弟「どっかに対するメッセージにも聞こえる・・・」






※ちなみに管理人は、自分の悲観論を基に経営方針を組立ててます
 営業先とか決めやすいし当たりやすいんだよなぁ・・・

 
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[ 2014/06/20 03:08 ] 酷評 | TB(0) | CM(24)

船橋 京成盃グランドマイラーズの予想

★うれしい小ネタ

俺「デシちゃんはシャコーグレイドという馬を知っているかな?」
弟子「んー、知りません・・・」
俺「じゃあトウカイテイオー。」
弟「もちろん知ってます!」
俺「だよね。昨年の夏、多くのファンに惜しまれつつこの世を去った稀代のドラマチックホースだ。例え当時を知らなくても、
  競馬好きが過去を遡った時に必ず通るのがオグリキャップとトウカイテイオーだろう。」
弟「レースも見ました!!有馬記念は泣いた!!」
俺「トウカイテイオーは1991年のクラシックで皐月賞とダービーを無敗で制した馬だ、父がシンボリルドルフで父と同じく
  無敗の三冠を期待されたがダービーのレース直後に骨折が判明、無念の三冠リタイアとなってしまうんだね。」
弟「脚元が丈夫な子じゃなかったんですよね・・・」
俺「さて、そんなテイオーと同期の馬がシャコーグレイド。この馬とテイオーの繋がりってのは非常に面白いんだよ。」
弟「ほう。」
俺「父はルドルフが三冠を制す前年に三冠を制したミスターシービー。1983年と1984年で二年連続牡馬クラシックは三冠
  馬が誕生したんだが、このルドルフとシービーのキャラクターってのもまた面白い。破天荒なレースっぷりを見せながら
  三冠戦を制したシービーに対し、ルドルフは抜群の安定感と強さを誇っていた。その為、レース自体はシービーの方が
  魅せる要素が強かったという意見も多いけど、この二頭の直接対決は全てルドルフに軍配があがる結果だったんだ。」
弟「うん、なんかそれは知ってるよ。」
俺「トウカイテイオーが圧倒的なパフォーマンスで皐月賞に駒を進めるのに対し、シャコーグレイドは非常に地味な成績
  でね。オープンで善戦できても勝ちには至らない。何とかって感じでの出走だったんだ。テイオーとは前走の若葉Sで
  既に決着が付いてるカタチで、ほとんどの人はこの馬に見向きもしない。18頭中16番人気って評価だったの。」
弟「ふむふむ。」

俺「そんな皐月賞の舞台で、彼は意地の激走とも言える
  2着に食い込んできたんだな。」


弟「おおー!!カッコイイね!!」
俺「結局テイオーには屈してしまったし、父の無念は晴らせなかったけど、この時はシービーの意地を感じたってファンも
  多かったみたいだね。後方からの追い込みも父の姿を彷彿とさせるものがあったって話も聞くし。」
弟「なるほど。テイオーの皐月賞で二着だった馬なんですね。」
俺「それだけじゃあないんだよねー♪」
弟「ほう?」
俺「新馬、500万下とデビュー2連勝はしたものの、この皐月賞での2着なんて成績も残してはいるんだけどこの馬はとにかく
  勝てない馬だったんだ。」
弟「ああ、居ますねー。そういう子。」
俺「シルバーコレクターな面はあったんだよね、重賞でもオープン特別でも勝ちきれない。なんとももどかしい成績を積み
  重ねていくんだね。」
弟「G1で2着になったことがあるだけに、それは辛いですねぇ・・・」
俺「一つ上の世代はメジロ三羽烏(マックイーン、ライアン、パーマー)、一つ下の世代にはライスシャワーやマチカネタン
  ホイザなど、ステイヤーにスター選手が多かった時代だからねー。特に重賞となると壁が高い時代だったんよ。」
弟「おお、皆聞いたことがある名前だ。そうか、その時代じゃ勝つのは大変だぁ。」
俺「そして最後の勝利から3年と10ヶ月を経過してしまうんだ。」
弟「ああ、長いなぁ。」
俺「トンネルを抜けるコトができたのは94年の10月、オープン特別の東京スポーツ杯。オープン特別とは言え久方ぶりの
  勝利だ、そして府中にこの日訪れた人々の大喝采を彼は受けることになる。」
弟「ああ、そういうの嬉しいもんね!!久しぶりの勝利、苦労人の努力が報われたって感じで!!」
俺「それだけじゃないんだよねー♪」
弟「・・・?」

俺「この日、府中でテイオーの引退式が行われ
  ていたんだよ。」

弟「!!!!!!!!!!!!!」


俺「当日の昼休みにテイオーはここに居たんだな。因果関係としちゃ強引なトコもあるけど、こういうのってなんかイイと思う
  んだよねー。現地に引退式を見に来たテイオーファンも嬉しかったんじゃないかな。」
弟「イイと思う!!こういう話スキです!!」
俺「結局これがシャコーグレイドの最後の勝利になってしまうんだけど、息の長い競走生活の中でファンの記憶にしっかりと
  その名を刻んだのが、この東京スポーツ杯のテイオーへの手向けの勝利だったわけです。」
弟「ぱちぱちぱちぱち~♪・・・で?なんでそんなシャコーグレイドの話を突然したの?」


俺「そんなシャコーグレイドがなんと、映画に
  出演しているそうです!!」

弟「!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シャコーグレイド
※かっこいいぞー!!シャコーグレイドー!!


G1出走馬・シャコーグレイド「超高速!参勤交代」に出演し雄姿を披露


俺「当時を知るファンにとってはビックリするだろうし嬉しいニュースなんじゃないかな、これは。」
弟「えー!?だってテイオーと同い年なんでしょ!?」
俺「そうだね、今26歳。すっかり高齢馬だ。」
弟「映画なんか出ちゃっていいの!?大丈夫なの!?」
俺「なんだかとっても失礼な感じがするんだが・・・」

弟「元気そうです!!すごいや、銀幕デビューだなんて!!」
俺「映画も面白そうだ、時間作れたら見に行ってみようかな。シャコーグレイドが気になってストーリーどころじゃなくなっ
  ちゃったりして。」
弟「師匠はそれが有り得るなぁ~・・・」

俺「一番盛り上がっちゃうのがエンドロールの
  クレジットだったりして。」

弟「映画に対して恐ろしく失礼ですね。」


俺「いや、本当にこの手のコミカル時代劇系はスキだからさ。ジャンルとしても個人的にハズレ少ないし。」
弟「見に行こうよー。」
俺「お前と見に行くのはイヤだ。」
弟「なんで!?」

俺「『どの子ですか!?どの子ですか!?』って
  映画館で騒ぎそうだ。」

弟「ボクも師匠のコト言えない性格だった・・・」



「超高速!参勤交代」は6/21から全国公開だそーです♪


★南関屈指の好カード、京成盃グランドマイラーズ

俺「さて水曜は南関重賞、船橋の京成盃グランドマイラーズですな。」
弟「いいメンバーだなー!!」
俺「次週に帝王賞になるんだけど、トーセンアドミラルは連闘するつもりなのかねぇ。」
弟「へ!?登録あるの!?」
俺「ここに出てるメンバーではフォーティファイドジョーメテオなんかも登録があったんだけど、結局回避になってる。
  でもこの馬だけまだ回避になってないんだよ、ひょっとしたら連闘で出走するつもりなのかな。」
弟「少し無理があるんじゃないかなぁ・・・」
俺「多分回避になると思うけど、前週の実戦調教って線も無くはないからなぁ。川島厩舎的に送り出せる馬がこの子だけ
  なんだから。」
弟「ほぉ・・・」

俺「坊ちゃんで帝王賞かぁ。ダイナミックだな。」
弟「変なニュアンス漂わすなよ・・・」


俺「まー最初から悩んですらいなかったとは思うけど、帝王賞登録組は切っちゃおう。」
弟「そっちの方がダイナミックですよ。」
俺「回避組も含めて『やっぱこっちにしよっ!!』って感じでなんかヤダ。」
弟「簡単な理由だねー。どうせ本命はソルテくんなんでしょう?」
俺「そろそろスッキリ勝って頂きたいものだねぇ。ちょっと前走は都落ち三戦目のサトノタイガーに完敗っていうイヤな結果
  だったけれども。」
弟「2着続きですね。」

俺「不良馬場じゃしょうがない。」
弟「得意なんじゃなかったのか。」


俺「ニューイヤーカップの圧勝を引きずり過ぎたな、よく考えたら勝島王冠で不良馬場の中でボロ負けしとるやんけ。」
弟「都合がいい人だなー・・・」
俺「水曜の天気は微妙だけどな。ゲリラ豪雨に襲われたら一気に不良馬場になるだろうし。」
弟「コンディションはその時にならないと解らなそうだよ。」
俺「とりあえずマイル戦ならカッコ付けないとマズイだろ、今回も軸にするから頼むぞソルテくん。」
弟「まぁ確かに切れないよねー。」


◎ソルテ
◎ガンマーバースト
▲セイントメモリー

三連単◎1,2着→▲3着 三連複 馬連◎同士



俺「絞り過ぎかな?」
弟「絞り過ぎだね。」


俺「正直トーセンアドミラルとジョーメテオ、そして連勝中で54kgのケイアイヘルメス辺りも当然コワイんだけども。」
弟「そうだよ、もう少し手広くいった方がいいんじゃない?」
俺「コワイコワイって思って予想してたらキメ打ちに。」
弟「一番当たったコトのないパターンじゃないか!!」

俺「いやー、ガンマーバーストはそろそろ元通りになるんじゃないの。あとは中央交流で戦ってきたセイントメモリー
  本来の強さが出せればこの三頭で決まってもおかしくないでしょ。」
弟「んんー、確かにそう言えるかもしんないけど、どちらも近走がイマイチな感じしますよぉ。」
俺「仕切り直しできてりゃいいんだけどな、それを望むしかないね。」
弟「どの馬も先行タイプだね。」
俺「ここにトーセンアドミラルがどう絡んでいくか、それ次第ではペースが結構速くなりそうではある。選んだ3頭は内側
  だからロスはしないだろうけど、共倒れだけは避けたいものだね。」
弟「差し効いちゃうんじゃね?このメンバーって。」
俺「!!!!!!!!!!!!!!!」



弟子予想
◎ジョーメテオ
○ソルテ
○ケイアイヘルメス
▲フォーティファイド
▲トーセンアドミラル

三連複◎○から 馬連◎から



弟「ジョーメテオが届きそうです。久々だけど流れは向きそうだよ。」
俺「末脚は侮れないものがあるもんねぇ、根岸Sではビックラこいたし。あとちょっとで掲示板だった。」
弟「初の船橋と休み明けがどう出るかなってトコですけどね。ソルテくんは堅実だからまず切れないし、ここで54kgで走れる
  ケイアイヘルメスの末脚も光るものがある。トーセンアドミラルとセイントメモリーは逃げ合いになった場合に潰れてしまう
  怖さがあるけど、残るとしたらトーセンの方じゃないかなーって。」
俺「そんでフォーティファイドか、戸崎騎手なんだよなぁ。確かに怖いよね。」
弟「このコンビ凄いんですよ。3着から下になったことがないんです。あまり勝ちきれないコンビでもあるけど、間違いなく
  手は合ってると思います。」
俺「確かに。56kgってのもこの馬にしてみれば軽い斤量だし案外マイルもこなせるからなー。」
弟「今日は随分人の予想に納得するんですね・・・」
俺「絞り過ぎると精神的にこうなっちゃうんだよね。」
弟「だったらもうちょい広げていいんじゃないかなぁ・・・」

俺「ところでデシちゃん、みかぽんさんは買わなくていいのかい?」
弟「アーリーロブストでしょー・・・正直キツいでしょー・・・」

俺「せっかく重賞に戻ってきたのに応援してもらえないなんて。
  みかぽんさんカワイソウ。」

弟「そんなトゲのある言い方するなよぉ!!」





※面白いレースになりそうです

 
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[ 2014/06/18 00:56 ] 地方競馬予想 | TB(0) | CM(9)

エプソムカップとマーメイドSの予想

★少し間隔空いちゃいましたが、困っちゃってます

俺「うーむ・・・」
弟子「むむー・・・」
俺「・・・身が入らないよな、こうなると。」
弟「今に始まったコトじゃないんですけどね。」
俺「と言ってもだよ、こんだけ先が見えちゃってるとなぁ。」
弟「・・・」


※管理人、8月半ばまで地方及び中央競馬の
 リアルタイム観戦ができない模様



俺「参ったね、どうも。」
弟「お仕事なのです。」
俺「これまでもリアルタイムで見れないコトの方が多かったけどもねー、ここまでハッキリしちゃってるとなぁ。」
弟「大体2ヶ月かぁ・・・長いね・・・」
俺「この最中にどんなレースがあるか知ってる?」


弟「帝王賞、宝塚記念、ジャパンダートダービー・・・」
俺「全部見れませんね。」


弟「このガッカリ感たるや。」
俺「地方G1は最初から解ってたんだけどね。宝塚記念というか、ここから先は毎週末お仕事でございます。」
弟「どうしてこんなコトに・・・」

俺「俺の怒涛の営業力。」
弟「ヒマよりゃいいけどさぁ・・・」

俺「『でかいヤマ』を引っ張ってきたのだ。」
弟「完全に死語だねぇ・・・」


俺「次にリアルタイムで見れそうな重賞レースはねぇ、関屋記念です。すっかり夏競馬。」
弟「何月何日ですか、それは。」
俺「8月17日。」
弟「長ぇ・・・」

俺「・・・夏休みにしちゃうか、ここも。」
弟「いやぁ、それはどうでしょうねぇ・・・」


俺「予想のモチベーションがガタ落ちっすよ、でもその分のベクトルを仕事に向けないと。」
弟「確かにそうなんだけどね。」
俺「びっぐびぢねすなのだよ。」
弟「ビッグなんですか。」
俺「にっきゅうにして(自主規制)えんのびっぐびぢねす!!」
弟「とっても微妙な言い方をしないでもらえませんか。」

俺「実際結構、こなそうとしたら大変な内容なんだよ。こんな場で詳しくは言えねーけども。」
弟「それは聞いたから解りますよ、資格が関わってきてるからねぇ。」
俺「ヒントを言うと毎週末暗黒大陸にだな・・・」
弟「通りで厄災に恵まれてるワケだ。」

俺「ハンター×ハンター見てない人にはゴメンナサイ。ジュル、ジュル・・・」
弟「うるせぇ、ゾバエ病。」
俺「まー、ここ自体も息抜きで、普段も仕事終わりでやってるから状況に大差が出るワケじゃないけどねー・・・」
弟「『明日は競馬だー♥』って感覚は二ヶ月間無くなりますねぇ。」
俺「録画視聴にも慣れちゃいるんだけどな、このスパンになると流石になぁ・・・」
弟「そーだ。」
俺「ん?」
弟「予想以外のネタ話なら問題無いでしょ、息抜きになるよ。」


俺「ネタなら切らしておる。」
弟「ぎゃふん!!」



俺「新三大にしろ何にしろ、現状で話をしたいってネタは偶発しない限り無いぞ。ストック切れだ。リクエスト出してくれた
  方とかも過去に居たけどな、『よぉし、それじゃこの話をしよう』って思ってイザ考えてみると、アラ不思議!!
  何故か自分としてはボツな内容に!!」
弟「なんでだろーね・・・」
俺「やっぱ俺自身が面白がらないと意味が無いんだろーな。強引にお題に対してヒネり出そうとしても出てこないんだ。」
弟「そういうものですかね。」

俺「うんこってのはだねぇ、したい時にするから
  気持ちイイんだよ。」

弟「何でもうんこに例えないでよ!!」


俺「何より休みが単純に無くなるのがな。」
弟「ああー・・・それは確かに大きいかも・・・」
俺「息抜きとは言え、それなりの時間は食ってしまうワケだ。そこを純粋に休息時間に変える必要もあるのかなと。あるいは
  前倒しの作業時間とかが必要になってくる可能性もあるし。」
弟「仕事しながら考えていくしかないね。夏休みを決め込むのはちょっとどうかなって気がする。」
俺「そーだなー・・・」
弟「しんどい時や気が向かない時は堂々と休みましょう。」
俺「そうだねぇ。」



※そういったワケで、多分夏季の更新頻度はガクンと下がります。
 特に中央レースの予想ができないコトが多くなるでしょう、各週末に『びっぐびぢねす』を
 ブチ込んでしまったので。宝塚はやりたいけどねー・・・どーかなー・・・
 ちなみにワールドカップとは何ら関係がございません。



俺「まぁ、こんな感じです。」
弟「お仕事頑張りましょう。」
俺「次にお会いする時は、猫やラーメンのブログになっている
  かもしれませんが、その時はその時ってコトで。」

弟「いや、ならないと思うので安心してください。」

俺「あともう一つご了承頂きたいコトが。」
弟「・・・変なコト言わないでよね。」

俺「この間、コメ返は多分できません。」
弟「なんでだー!?」

俺「できる時はするけども。」
弟「自分で前に言っただろ!?頂いたコメントにはなるべく返事していきたいって!!」
俺「そうなんだよねぇ、嘘つきになっちゃうねぇ。」
弟「よくないよ!!」

俺「・・・ぶっちゃけ、記事更新の何倍かシンドイ時がある。
  10件ぐらいのコメ返でも。」

弟「ぶっちゃけ過ぎだ!!」

俺「要するに『どう返事したものかな』って考える作業がキツくなるんだよ、この期間中は絶対。」
弟「わがまま!!」
俺「コレをやるかやらないかで体力的にスゲー違うんだぞ。返事しやすいコメントにだけ返事しても、返事もらえない人が
  かわいそうなコトになっちゃうでしょうし、それならこの期間は記事ブン投げっぱなしにしちゃおうかなって。」
弟「コメント減るぞ!?」

俺「減ったら返事しようか。」
弟「最低な人だ!!」




★とりあえず日曜ニ重賞予想

俺「G1レースの合間って感じのレースプログラムになるよねぇ、この辺って。夏競馬に片足突っ込んでる感じ。」
弟「新馬戦も始まってるし。」
俺「まずは牝馬限定戦のマーメイドSから。抜けた実績を持つフーラブライドが、抜けたトップハンデを背負わされているが
  これをどう見るか。」
弟「切るのは無謀なんじゃないかなぁ・・・でも不安ではありますよね。次点が53kg、ギャップが大きいからなぁ。」
俺「ここ最近の重賞戦線で結果出してたと言っても、それが軽量だから尚更だよね。」
弟「うーむ、悩ましいね。」
俺「フーラブライドは元々ダートで走ってた馬だ。そこから芝戻りで斤量差を活かして一気に重賞ウイナーになったんだよね。
  で、前走はG1レースで55kgという斤量で着順的には大敗だけどタイム的には合格点。そこからのギャップがプラス1kg
  ならば、あまりだらしないレースはしないんじゃないかなーとも思える。」
弟「ああ、そうか。一気の斤量増じゃないんだ。」
俺「前走に比べりゃ相手関係は楽だからな、距離延長も歓迎できる。不安はあっても切れない一頭。」
弟「にゃるほど。」
俺「まーでも、他の馬は軽い斤量で積極的なレースをしてくるワケだ。こういうレースはそういう馬の中から面白そうな子を
  発見するのが楽しいのよ。」
弟「ふむ。」
俺「ユタカさんで52kgっていう怪しさがあるブリッジクライム、前走55kgで準オープンを勝ち上がったアイスフォーリス
  この辺に目は行くワケだけれども。」
弟「そうだね。あとは中山大好きサトノジュピター、坂が好きなら遠征さえこなせば阪神もイケそう。」

俺「でも美浦の彼女達は置いといて。」
弟「置いちゃうのかよ!!」



◎ウエスタンレベッカ
○フーラブライド
▲サイモンガーランド
▲ディアデラマドレ

三連複◎○から 馬連◎○ ワイド◎から 



俺「実質的な軸はフーラブライドなんだけどね。最内のウエスタンレベッカ&高倉騎手にちょっと期待。」
弟「また骨っぽいトコを・・・」
俺「前走ダートなんだけど度外視していいんじゃないかね。元々阪神コースは合っていそうだし、前走を調教試走と見たら
  結構面白みがある馬だと思える。関東組よりも計算がある挑戦に思えるんだよねぇ。」
弟「あの・・・それこそサイモンガーランドって、ダート馬ですよ?」
俺「フーラブライドだってそうだってさっき言ったろ!?」
弟「!!!!!!!!!!!!!」

俺「結構こういう舞台で侮れないのがダート→芝転向での軽量化。前走55kgで良馬場のダート走った馬にとって、50kgで
  走れる芝コースは快適空間さ。まぁ合えばのハナシですけどもね、芝実績無いし。」
弟「ディアデラマドレは解るけどなぁ。」
俺「関西で良馬場ならパーフェクトだからねー、連を外したのは重馬場のエリザベス女王杯だけなんだから。軸に向いて
  いそうなのはフーラよりこっちって気はするね。」


弟子予想
◎アイスフォーリス
○ディアデラマドレ
○ブリッジクライム
○シャトーブランシュ

馬連◎から 三連複ボックス



弟「無謀は承知で、ボクはちょっと斤量嫌ってみちゃおうかな。ギャップが大き過ぎる。」
俺「ほほう、アイスフォーリスちゃんか。阪神コースは初見参だぞ。」
弟「ステイゴールドっつったら阪神ですよ。」
俺「なかなか面白いこと言う様になったもんだね。」

弟「女ゴールドシップなんですよ。」
俺「大きく出たねぇ・・・」
弟「府中のエプソムカップも混戦って感じですよ。」
俺「ここはコディーノの同厩であるペルーサを応援したいねぇ。予想とは別で。」
弟「コディーノ・・・残念です・・・」
俺「藤沢厩舎の大先輩なんだから、カッコイイところを天国の後輩に見せてやってほしい。この馬は確かにネタっぽい要素が
  強いけども、やっぱり青葉賞での強さが衝撃として皆の脳裏に焼き付いているんだ。こういう時だからこそ、スターとして
  輝いてもらいたいよね。」
弟「うん。」
俺「しかし応援と予想は別だ、予想の上ではペルーサはバッサリいかせてもらう。」
弟「むー・・・上手くローテーションが組めない子ですねぇ・・・」

俺「本命はフェスティヴのタローさんだ。」
弟「思いっきり応援じゃないか!!」


俺「前走は休み明けだ。叩いてこの舞台こそ本番なのだ。」
弟「なんかオープンクラス上位陣とは差がある様に思えるんだよなぁ・・・レッドレイヴンとスピルバーグに対しては完敗を
  喫しているんだし、重賞クラスで簡単に逃げ切れるとは思いにくいよ・・・」
俺「いいか、デシちゃん。タローさんの戦績を見るのだ。」
弟「・・・?」
俺「ほら。」
弟「・・・」
俺「なっ♥」
弟「・・・やだ。言うな。」


俺「勝つ番なのデス!!(キリッ)」
弟「バカにしやがってぇぇぇ!!」



俺「・・・最近、俺の方がコレ言ってる気がする。」
弟「そもそもボクはそんなに言ってないもん!!」
俺「まぁ確かに、メンバー的にも枠もちょっと・・・って感じは否めないんだよなぁ。前に行きたい馬だけに内側にタムロスカイ
  がまた居るってのはいい材料ではない。更にはパドトロワなんて突拍子も無いレース選択してきた馬も居るから、先行
  がどうなるかって考えると結構コワイものがあるよ。」
弟「外枠引いちゃったんだから、ある程度追っかけないと前には行けないですよ。」
俺「おまけに一個外にはアーデントも居るからな。この馬に前を塞がれるのが一番イヤだ。外枠なのに外から被せられたら
  展開としては最悪だし、それも大いに有り得る。」
弟「先行組は激しそうだな・・・」
俺「ただね、どの馬も多分人気薄なんだわ。前に行く馬達が。」
弟「・・・?」
俺「人気しそうなのがまず最内ディサイファ。ここ二戦は相手が悪かったとしか言い様がないレースで、1800m戦での持ち
  時計は非常に優秀。そして勢いを感じる成績のマジェスティハーツ、森騎手からノリさんへの手替わりをどう見るかって
  トコだけど、これを純粋に鞍上強化と取り重賞タイトルを狙ってきたと考えたら、当然の様に優勝候補になる一頭だ。」
弟「うん。」
俺「俺は森騎手の方がいいな。この馬に関しては。」
弟「仲良くしなさい、君たち。」

俺「ディサイファは中団でレースするだろうし、マジェスティハーツはここ二戦の様なレースをするかあるいは後方からの追い
  込みに賭けるかってレースをしてくるだろうね。」
弟「そうでしょうね。」
俺「彼らを出し抜きたいナメられがちの先行隊が、わざわざ
  潰し合うなんてコトをすると思うかね?」

弟「!!!!!!!!!!!!!!!!!」



◎フェスティヴタロー
◎アーデント
▲ディサイファ
▲マジェスティハーツ

三連複◎二頭から 馬連ワイド◎同士



俺「タテ目上等の前残り予想です。」
弟「▲同士の馬連でプギャーってパターンですね、わかりました。」
俺「もう、そうなったら仕方がないよ。読み違いもいいとこだからな、その場合は多分◎の二頭は掲示板に入ってるかどうか
  すらも怪しいって結果だと思うなぁ。」
弟「ふうん。」


弟子のオススメ馬券
◎ディサイファ
◎マジェスティハーツ
▲フェスティヴタロー
▲アーデント

三連複◎二頭から 馬連ワイド◎同士



弟「こうだね!!」
俺「そうだね!!(号泣)」



弟子予想
◎ディサイファ
○タマモベストプレイ
▲ダークシャドウ
▲マジェスティハーツ
▲カルドブレッサ

三連複◎○から 馬連◎から



弟「先行崩れるでしょー・・・どう考えてもキツい流れになりそうだし、どの先行馬も突き放す脚は持ってない様に思えるよ。
  例えゆるい流れになったとしてもスローからのヨーイドンでセーフティーリードが無くちゃ厳しいってば。」
俺「一丁前にそれっぽいコト言いやがって・・・!!」
弟「ディサイファは速いレースの経験値が上がって、重賞制覇に王手掛かってる感じの中で1枠。ここで四位騎手は変な
  レースできませんて。そしてタマモベストプレイ、久々に2000mを切る距離でレースができるんですよ。その背中には
  復活の兆しが濃い内田騎手が居るんです、一緒に復活するかも!!」
俺「実績があるところではダークシャドウか、59kgってキツくねーか?」
弟「うーん、どうしようか迷った上で印打ったけど、府中で本来のポテンシャルが戻ってれば有力なのは間違い無いと思う
  んですよね。」
俺「それ言ったらペルーサだってそうなるでしょー。」
弟「複勝買って応援するよ。コディーノの分まで頑張ってほしい。」
俺「ガツンと出遅れてドカンと追い込んできてほしいよな。」
弟「出遅れはしなくてもいいです。」




★というわけで・・・

俺「ちょっとここから先しばらくは毎日ってレベルで更新できなくなると思います。ひょっとしたら今週みたいな流れになる
  かもねー・・・多分日曜レースの回顧もできないです。」

弟「死んじゃう!!誰か助けて!!って本当は
  言いたいのですが。」

俺「言わないでよろしい。」

弟「師匠に殺される。」
俺「我慢してくれよー・・・まぁでも、やめるつもりはサラサラ無いので、いつも読んでくれてる方は引き続きご愛顧頂けたら
  幸いです。」
弟「死なない様にがんばる。」
俺「そうだね、体が資本だからね。これからは早めに寝るようにしよう。」
弟「そうしましょう。」


俺「ちなみにワールドカップのブロック戦の
  日本戦もほぼ見れないんだよね(涙)。」

弟「死んじゃう!!誰か助けて!!(涙)」






※地獄の様な夏が始まってます 貧乏暇なしなのだ

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[ 2014/06/15 01:28 ] 中央重賞予想 | TB(0) | CM(15)

川崎 関東オークスの予想

お初の人も常連さんもこんにちは、管理人のTILTOWAITです。


本日のご来場、誠にアリガトウゴザイマス。


申し訳ありませんが本日、管理人、弟子共々、



昨日連続予想から開放され、その勢いで
二人で家飲みしたら飛ばし過ぎてしまい、
そのダメージが色濃く残ってしまっている為、
いつもの様に予想できません。



なので、とりあえず予約更新にて印だけでも出しておきます。



俺予想
◎ディルガ
○エスメラルディーナ
○アムールブリエ

三連単◎1着→○2,3着


弟子予想
◎みかぽん
単複



お互いヘロヘロな為、ロクな会話ができません。



「ライアーゲームのヨコヤノリヒコ」に
ノリさんのセリフを言わせてみたので、
それで我慢してください。




ノリ2



おっ、かっこいい。



ノリ


腹が立つ。



「フクナガユウジ」にも、いっくんのセリフを
言ってもらいました。




フクナガ



腹が立つ。



最後に・・・



常連さんにはお馴染みでしょうが、
『ライアーゲームに弄ばれる岩田騎手』で
本日はお別れになります。






何度見ても脇腹が痛い。


こんなんですんません。


ではまた、週末にお会いしましょう。








※もう、とっとと寝るです・・・

 

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[ 2014/06/10 23:55 ] 交流重賞予想 | TB(0) | CM(14)

三度目の悪夢

※昨日の予想を見てない方は、まず予想からご覧下さい → 安田記念の予想


俺「みぃぃうぅぅらああああ!!!!!」
弟子「キャハハハハハ!!!!!」

俺「まぁたぁかぁよぉぉ!!!」
弟「アーヒャヒャヒャヒャ!!!」




安田記念 結果
1着 ジャスタウェイ → 俺◎弟子▲
2着 グランプリボス → 弟子☆
3着 ショウナンマイティ → 俺○

弟子 グランプリボス複勝HIT 配当2200円



弟「アヒャッアヒャッ!!
  アヒャヒャヒャヒャ!!!」

俺「みぃうぅらぁぁぁ!!!!!」



弟「スゴイね師匠!!とってもオイシイね!!」
俺「ふぐっ・・・ひっく・・・ヒドイよぉ、三浦騎手も弟子もヒドイよぉ!!」
弟「いやー・・・ボクもビックリなのです!!」


こうなったらイヤな弟子のオススメ予想
1着 ジャスタウェイ
2着 グランプリボス
3着 グロリアスデイズ or ショウナンマイティ
4着 サダムパテック



弟「すごいオススメが当たったのです!!」
俺「三連単37万て・・・!!」


弟「ボクのオススメは買いましたか、師匠。」
俺「昨日言ってただろーが・・・自分の予想じゃないんだ、買うワケがないだろ。」
弟「買ってないのですか。」
俺「買ってない。」

買ってない

弟「バーカ!!!!!」
俺「素っ裸にして表に放り出すぞ!?」

弟「ボクも買ってませんでしたけどね・・・」
俺「ちっくしょう、コレでNHKマイルから三浦騎手にヤラれたの三度目だぞ!?」


NHKマイル
1着 ミッキーアイル → ◎
2着 タガノブルグ → (゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャ
3着 キングズオブザサン → ○

買い方:◎から馬単5頭に流し

京王杯SC
1着 レッドスパーダ → ◎
2着 クラレント → ◎
3着 エールブリーズ → (゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャ
4着 メイケイペガスター → ▲

買い方:◎二頭馬連ワイドと、◎二頭から三連複二点

そして安田記念
1着 ジャスタウェイ → ◎
2着 グランプリボス → (゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャ
3着 ショウナンマイティ → ▲

買い方:◎とサダムパテックから三連複二点と、◎からの馬単3点


俺「この短スパンでこの有様・・・呪いとしか言いようがないだろ・・・」
弟「師匠。」
俺「んだよ。」
弟「言いたいセリフがあるので言ってもいいですか?」
俺「・・・?」

弟「購読者の皆様、的中
  オメデトウゴザイマス!!」

俺「本当に買ってるヤツ居るんだもんなぁ・・・」

弟「分けてほしいよねー。」
俺「ホントだよ、まったく!!今日はコメント返事しません!!
弟「いやそれは関係無いでしょーが・・・」
俺「ココの予想で取ったって連中は必ずクリックしていくよーに!!それぐらいしてってくれてもいいでしょ!?ソレ以外で
  笑った連中もクリックしていくよーに!!」





弟「また自虐的なバナー作ったのね・・・」

俺「なんで!?なんでなの!?なんで三浦騎手はこんなに俺に対してヒドイことばっかりするの!?」
弟「最早最大の敵だよねぇ。」
俺「コレで『わかった!!次は買うよ!!』って狙うと来ないんだよ、絶対そうだ。」
弟「まぁまぁそろそろ落ち着いて。レースを振り返りましょうよ。」

俺「できるかそんなもん!!」
弟「ひゃひゃひゃ!!泣いてる、泣いてるよ!!」

俺「聞けよ!!だってさぁ、ランキングページのコメントでも釘刺してあったんだよ!?」
弟「釘。」

言っただろ

弟「完全に逆効果としか言いようが無いんじゃ?」

俺「三浦騎手のイジワル!!俺のマク守って何が楽しいんだ!!」
弟「あれ、ちょっと待って。師匠が狙ってたジャスタウェイ→ショウナンマイティの馬単って万馬券いくの?」
俺「あー、そう言われてみたら。いかないだろうね。」

10→11 32.2倍

弟「マク関係無いじゃん。」
俺「・・・」
弟「・・・ただの嫌がらせじゃん。」
俺「余計悪いんじゃないでしょうか・・・」

弟「しかし、『こうなったらイヤだ』って予想が当たっちゃうのもねー。」
俺「皆様とても喜んでおられる。」
弟「ココの真骨頂ってこういうことなんでしょうか。」
俺「ツウさんも楽しまれたようで。」
弟「そりゃよかったね。」

俺「あの人より先に休止するぞ、もぉ!!」
弟「どうしてそうなるんだよ!?」


俺「いや、いいんだよ!?そーゆー役割なの、このブログは!!人にイヤミ言われる前に自爆してたら珍獣さんとやらは
  ここ見ても困るしかないの!!自分自身で揚げ足取ってたら他人に揚げ足取られる様なことも無いの!!」
弟「当てるコトに自信持ってやってるトコの何倍も気は楽ですよね。」
俺「『バカじゃねーの』ってバカにされたら『デショ♥』って堂々言えるし。」
弟「そりゃそーだよなぁ。」

俺「流石にソレも二年続くと心が病んできて・・・」
弟「どう考えても自業自得です。」


俺「競馬の神様もヒドイことをするよ、先週の土曜の京都ハイジャンプから日本ダービー、そして地方競馬ダービーウィーク
  を経て、連続予想のシメになる安田記念でこんなデカいオチをカマしてくれるんだからさぁ。」
弟「師匠師匠。」
俺「何だよぉ。」
弟「モッテルネ♥(腕をパンパンしながら)」
俺「その持ってるモノをどーやったら捨てられるんだよぉ!?」

弟「いいモノをお持ちですね。」
俺「ふぐぐぐぐっ・・・!!」
弟「でもまた昨日のイライラが加速しちゃったんじゃないですか?こんなハズし方しちゃったら。」
俺「いやもうココまでいくと自分でも笑ってしまうわ。爽快感すらあるわ。」
弟「そりゃ何よりデス。」


俺「強いて今、一番イライラしている対象を挙げる
  とすりゃお前だよ!!」

弟「ボク何も悪くないもーん♥」


俺「お前があんなフラグ回収の着順予想をしなければ・・・!!」
弟「自分でもまさかあんなハマるとは思ってなかったもん。だからボクも買ってなかったし。複勝だけでビックリです。」
俺「・・・まぁ不思議と『なんで買ってなかったんだ』って気持ちは無いんだよな、確かに。」
弟「自分の予想じゃないからでしょ。ボクのも予想とは違うもん、ショウナンマイティは予想じゃ買えてないし、ミッキーアイル
  が沈んじゃった時点で予想は終了してた。」
俺「『やられた!!』とは思ったけどね。」

弟「あんなもんギャグですよ。」
俺「すげぇギャグ出しちゃったなぁ。」


弟「グランプリボスの複勝でビール買ってきたから一緒に飲みましょうよ。いい笑い話ですし、読者さんも喜んでくれてる。
  ジャスタウェイの勝ち方も根性を感じられるカッコイイ勝利でしたし!!」
俺「そうだな。元マイル王者の意地と世界を驚かした豪脚のパワフルな死闘だった。レース自体は迫力満点だったよ、
  今日の馬場のせいで負けてしまったミッキーアイルも、今度は良馬場で巻き返したいね。」
弟「今日はジャスタウェイと先生に乾杯です!!グランプリボスも頑張った!!」
俺「そうだね、不良馬場で死力を尽くした勝者を称えよう。おめでとう、ジャスタウェイと柴田騎手!!」

弟「よぉし、またレース見ましょう!!」
俺「ふぁっ!?」






俺「みぃぃぃうぅぅぅらぁぁぁあああ
  あああああああ!!!!!」

弟「アヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」






※お楽しみ頂けましたでしょうか。
 ・・・でももう楽しませたくないです、ふぐぐぐっ

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[ 2014/06/09 00:15 ] 結果 | TB(0) | CM(20)