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Derby Week 2016 Final!! 兵庫ダービーの予想

俺「そぉら、タイニーダンサーだぁ♪」
弟子「バッカ野郎ぉぉぉ!!」



関東オークス 結果
1着 タイニーダンサー → 俺▲弟子○
2着 ミスミランダー
3着 アルセナーレ → 俺切った 弟子◎


俺「いやいやいや、コレはエイシンヒカリさんのプリンスオブウェールズS制覇に対し、何の脈絡も持たない結果に。」
弟「芦毛馬ーズはどうした。」
俺「単純に距離に対する力量差になると思うけど、やっぱり戸崎騎手が上手く乗ってきたねぇ。印象としてはユタカさんがかしわ
  記念で見せたコパノリッキーの番手走行に近い。敢えてアルセナーレに楽に逃げてもらうという格好だ。」
弟「その後ろにディーズプラネットブライトリビングって隊列は想定してたんでしょ。」
俺「手応えの自信もあっただろうけど、タイニーダンサーに無理をさせなかったね。早めに捕えなくても直線で勝負できるって感じ
  の仕掛け方だった。結局スローの上り勝負で距離不安も打ち消したんだ。」
弟「ミスミランダーも前に居たからね。」
俺「前でしぶとさ見せられたら、この馬だって東京2歳優駿牝馬の3着馬なわけで。地方馬の中では切れる脚も持ってるし、流れと
  距離が他より適応したらこれだけ戦える馬だったってことなんだろうねぇ。アルセナーレを交わして後続の追撃を振り切っての
  2着は立派だと思うよ。」
弟「ハズれちゃったけどタイニーダンサーの復活勝利はちょっと嬉しいな。この子も今は中央在籍馬だけど、元々は道営出身の
  地方馬だから、他の中央馬とやっぱり見え方が違うね。」
俺「そうだねぇ、ここで再び牝馬同士ならばという部分を見せてくれて、尚且つこの距離で勝てたことは凄く価値があると思う。」
弟「案外、父サウスヴィグラスってとこに目が行きがちだけど距離は中長距離の方がいいとか?」
俺「これでペースが速かったらどうなっていたか、ってトコだね。でも牝馬戦だとダートグレード中距離レースはバテる怖さも強くて
  あまり速くなりにくいから、その考えはアリかもね。牡馬が加わるとまた違ってくるからな。」
弟「楽しみです♥」
俺「で、あのね。」
弟「・・・なんでしょう、困った顔をして。」
俺「ちょっと耳貸して。」
弟「・・・?」


俺「・・・あのさ、ざくろさんが当ててる。」
弟「おうふ・・・」
俺「どうしよう。」
弟「どうしようって・・・何をどうしようなんですか?」
俺「いや、あのね、三連複当ててるんだよ。」
弟「ミスミランダーを選べたんですか、ざくろさん。それはやりおる。」
俺「それでね、ふと思ったんだけどさ・・・」
弟「何を?」

俺「・・・これ、多分なんだけどさ、ざくろさんがコメント欄でした予想の中で最高配当なんじゃないかと。」
弟「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゑ?」

俺「正直そこまで掘り下げてないし、人の予想結果なんてそこまで覚えてないんだけど。」
弟「まぁ、ミスミランダーが絡んだとなれば、残りの2頭が人気馬でも交流重賞で偏ったオッズで高配当になっても納得です。」
俺「ま、まぁな・・・」
弟「で、この三連複の配当おいくらだったんです?」
俺「・・・4230円。」
弟「そんなもんなんですか!?」
俺「そんなもんなんですよ、三連複だと。皆さま大変お上手なのですよ。」
弟「って言うか、ざくろさんって結構長くここのコメント欄で予想してくれてますよね・・・?」
俺「うん。」
弟「それで、あんまりガッチガチの馬券は狙わない印象あるんですけど。」
俺「俺もそう思う。」
弟「で、なんだかんだ言いながらもチョコチョコ当ててたと思うんですけど。」
俺「うん、こないだの岩手ダービーも当ててた。三連複。」
弟「・・・コレが最高配当なんですか?ここの?」
俺「いや、だから正直そこまで掘り下げてないんだってば。だから本人に『もっとあったでしょ!!』って言われちゃうかも。」
弟「しっかり確かめてから、そういうことは言って下さいよ。」

俺「・・・めんどくさい。」
弟「・・・・・・・・・・」

俺「でもさ、なんとなくオッズの壁ってあるじゃない。俺の中では30倍か40倍かって部分がソレ。」
弟「ああ、なんとなくわかる。」
俺「なんか40倍超えると高配当ってイメージ。そういう部分でざくろさんにタッチしたことがないんだよ。」
弟「いやらしい。」
俺「タッチってそういう意味じゃねぇから・・・」
弟「つまり、今回40倍超えたことで『おや?』って思ったと。」
俺「うん、それで一応ね、ざくろさんが当てた予想の中で印象に残ってるヤツが昨年の川崎記念の三連単。」
弟「あ、師匠が泣いちゃったヤツだ。」
俺「あのレースは終わった後に『実は買えてなかった』ってオチも言ってくれたけどさ、ざくろさんの当てた予想の中では印象的。」
弟「三連単だもんね。」
俺「確かあのレースはサミットストーンが絡んでたから、ひょっとしたら今回よりも配当イッてたのかなって見直したの。」
弟「ああ、それはイッてますよ。1着がホッコータルマエでガッチガチではあったけど、それはハネるパターンです。」

俺「1640円・・・」
弟「・・・・・・・・・」

俺「・・・ぶっちゃけ、それぐらいしか記憶にないんだけど。申し訳ないけどそうなっちゃうんだけど。」
弟「ヒドイよ、しっかり覚えていてあげないと!!」
俺「いや、案外覚えてるんだぞ?人の当て方で印象に残ってるヤツは。昨年のFLさんのクラウンカップとか。」
弟「どんなだっけ?」

俺「俺の本命からワイド総流しにされたら、ヒモがクッソ荒れてワイド万馬券。」
弟「あったなぁ・・・」

俺「そういう記憶も無いんだよ、ざくろさんの場合。」
弟「・・・意外だなぁ、コレがざくろさんの予想の過去最高配当だとすると。」
俺「ねぇ、どうする?」
弟「どうするって・・・」
俺「・・・」
弟「・・・」





zakuro.jpg



俺「わああ!!ざくろさんが当たったよ!!」
弟「ざくろさんすごぉい♥」



俺「ミスミランダーを選べちゃうなんて、さすがはざくろさん!!」
弟「チックショオウ!!ボクにはとても選べないや!!」
俺「これはうかうかしていられないぜ!!ここが乗っ取られちゃうぜ!!」
弟「本当ですよ、師匠がしっかりしないからもお!!」
俺「おいおい、なんてことを言うんだい、デシちゃん!!君こそしっかりしなければ!!」
弟「むむう、そう言われても!!」



俺「夏の週末の間に、全部の中央競馬重賞で予想されて、全部
  当てられちゃったらどうするんだ!!」

弟「それはたいへん!!!!!」



俺「ざくろさんならあり得るぞ!!やばいことになってしまった!!」
弟「そんなことになったら、皆がコメント欄しか見てくれなくなっちゃうよ!!」
俺「ざくろさんならやっちゃうね、間違いない!!」
弟「ここからざくろさんの快進撃が始まってしまうのですね!!」



俺「ざくろさん、おそるべし!!」
弟「もう地球はオシマイだぜ!!」




俺「・・・」
弟「・・・」
俺「これくらい言っておけばいいのかな?」
弟「このやり取りにどんな意味が。」




★茶番の後はダービーウィークFinal 兵庫ダービー

俺「間隔空きつつ続いた地方競馬ダービーウィークもここでフィニッシュ、最終戦は兵庫ダービーです。」
弟「このレースだけ随分日程が離れちゃいましたね。」
俺「昨年はインディウムが制したこのレースだけど、ダービーウィークのラストとしてはどうなのかなって気もするねぇ。」
弟「それはレベルがってこと?他の地区も似たような見栄えだったって言ってたけど、フタを開けてみたらどこの勝者も面白そう
  って師匠言ってたじゃん、ここもそうなるかもよ。」
俺「そうは言っても、園田の悲しいトコロは3歳で中央馬と戦えちゃうトコだと思うんだよね。」
弟「兵庫チャンピオンシップですか・・・」
俺「ここに出てくる中央馬、2歳で交流戦に出てくる馬と全然違うからね。未対戦か対戦済みかで期待は変わってくるんだ。」
弟「ポジティヴには考えにくくなるよねぇ・・・」
俺「昨年のインディウムもこのレースで初の対中央戦を迎え、結果的に大きく離される結果になった。それでも兵庫ダービーでは
  しっかり巻き返して圧勝できただろ。」
弟「そういうレベルなんじゃないかということですね。まぁ、兵庫CSに出てた馬がゴールドドリームケイティブレイブでは・・・」
俺「そういう差ができて当然と見るか、肉薄してほしかったと見るか。ただ、ここに出てなかった馬に期待を持つことはできる。」
弟「それってマイタイザンのこと?」
俺「ハッキリ言うと全日本2歳優駿に出てた中央馬より、兵庫CSの上位2頭の方が遥かに強く見える。そうなるとエイシンニシパ
  方に軍配上げてもいいとは思えるんだ。でもここはマイタイザンに期待を持てる走りを見せてもらいたいな。」
弟「その2頭を軸にすべきではと思うのですが・・・」
俺「エイシンニシパも前走は勝ちに行っての結果だからね、ここでは抜けてる可能性もある。でも、この馬に圧勝されても先が
  見こせないんだよなぁ。本当に理由はそれだけっていう感じの予想だよ。」


◎マイタイザン
○エイシンニシパ
▲タケマルビクター
▲ケンキャクハーバー
▲ハタノキセキ

三連単◎→○→▲ 単◎



弟「ボクは臨戦過程として兵庫CSを重視するよ。その上でマイタイザンにはエイシンニシパを上回る可能性もあるかなぁと予測
  します。まぁ、ほぼ師匠と一緒ではありますが手数を広げる感じになりますね。」


弟子予想
◎マイタイザン
◎エイシンニシパ
▲ノブタイザン
▲ケンキャクハーバー
▲ハタノキセキ

三連単◎1,2着→▲3着



弟「▲は拮抗してる印象あるんですよね、だったらそこにキムタケさんは加えておきたいでしょう。」
俺「上位2頭は抜けた人気になりそうだけど、コレでも一応当たってガミることは無いか。」
弟「3番手が割れると思いますよ、このメンツ。」
俺「うんうん。」


弟「茶番で疲れましたか。」
俺「うん。」



弟「ダービーウィークのファイナルだと言うのに・・・」
俺「しょうがないんじゃないかな、園田よゴメン!!」
弟「茶番メインで予想がアッサリし過ぎてしまって、本当にゴメン!!」
俺「だってしょうがないよ。ざくろさんが最高配当叩き出しちゃったんだもん、園田の皆さまは苦情をざくろさんに言ってね!!」
弟「そーだそーだ、ざくろさんのバーカ!!」
俺「というワケで、今日はこの辺で。」
弟「さよーならー♪」




俺「はいはい、エイシンヒカリスタンバイ!!」
弟「ロイヤルアスコットFoooooo!!」
俺「ビールビール!!おつまみおつまみ!!」

弟「Fooooooooooooooo!!」




※プリンスオブウェールズS前の予想更新でした。これから観戦モードに入ります。
 本当にゴメンよ園田、ざくろさんはおめでたうおめでたう、はいはいおめでたーう♪


 

[ 2016/06/15 23:54 ] 地方競馬予想 | TB(0) | CM(3)

関東オークスの予想

俺「ナニすげぇな。」
弟子「ラニです。」






俺「アメリカ三冠を戦い抜いて、最終戦のベルモントSで3着とは。」
弟「ユタカさんは勝ちたかったと悔しんでおられました、十分凄い結果なんですけどね。」
俺「なんとなく松永師の談話からもベルモントS狙いだったって部分は感じられたからねぇ。この米国三冠戦でここに本番を持って
  くるというのは策士だよ、ハードなスケジュールのラストだからこそという照準に、環境への慣れを重ねるっていう。」
弟「徐々に着順を上げてきましたからね。」
俺「UAEダービーの時も充分に驚かされたんだけどな、この馬には。」
弟「あの時と印象は相変わらずな部分が多いけどねー、ゲートが良くないところとか。」
俺「そうでもないよ。」
弟「お、師匠は変わったと見ますか。」


俺「ナニはおとなしくなったよ。」
弟「ラニです。」



俺「間違ったコトは言ってないつもりなんですけど。」
弟「怒られてしまえばいい。」
俺「だって米国遠征ではそういうウワサ聞かなかったよ?ドバイでは
  クレイジーホース呼ばわりされてたらしいのに。」

弟「その部分から離れてあげてください!!」

俺「その部分ってどの部分?」
弟「このやろう・・・」
俺「でもさ、ラニの本当に凄いところは米国では当たり前であるラシックスを全く使用せずに三冠戦を戦い抜いたことにあるんだ
  よね。まぁラシックス自体にドーピング効果みたいなものがあるわけじゃないんだけどさ。」

※ラシックス
血圧を下げ、肺出血等のトラブルから競走馬を守る薬品。と言えば聞こえはいいのだが、元々は利尿剤。
その為、他のドーピング薬品の使用を隠蔽する手段にもなるとされ、日本や欧州の競馬界では禁止薬物と
定められている。これが原因でアメリカの馬があまり海外遠征しないとも。

俺「正直、悪い薬品ではないと思うんだけど、どうも依存症っぽい感じになっちゃうのも否めない様な気がするんだよな。」
弟「他のドーピングを隠せちゃうってのがネックなんでしょうけどね。」
俺「これによって守られる馬だって居るんだと思うと簡単な問題ではないんだけど、無くても戦えるんだと証明したラニは、世界の
  競馬界で賞賛を受けることになったんだ。」
弟「ほおお、すごいぞラニ!!」

俺「でも『凄十』は使ってる。ほら、あの、スポーツ
  新聞とかの広告でよく見るアレ。」

弟「『彼、どうやら飲んだらしい』じゃねーんだよ!!」


俺「いやダメだな、凄十は。多分カフェイン入ってる。」
弟「もうそのネタはやめたげてよぉ!!」
俺「しかしここからまたユタカさんは英国に渡りエイシンヒカリと共にロイヤルアスコットを駆けるんだから、ユタカさんが凄十を
  飲んでてもおかしくはないと言えよう。」
弟「今度はユタカさんが矛先に・・・!!」
俺「イスパーン賞の勝ちっぷりから考えても、ライバル達の相次ぐ回避で小頭数なったプリンスオブウェールズSでは恐らく圧倒
  的な一番人気に支持されるだろ。」
弟「またあんな勝ち方しちゃったら、もう本当に怪物ですよね。ヒカリさん。」

俺「勝ち方次第では、その画像に『彼、どうやら飲んだらしい』を組み
  込んでも違和感ゼロになるだろうな。」

弟「やらなくていいですからね!!!!!」




★プリンスオブウェールズSは深夜ですよ、その前に関東オークス

俺「バルダッサーレの東京ダービーから一週間、やっぱりフミオさんも悔しかったみたいだ。」
弟「アンサンブルライフは惨敗してしまいましたからね・・・」
俺「いや、自身の敗戦以上にこの結果がね。フミオさんにしてみれば大井が産んだもう一人の帝王とも言える存在とデビューが
  一年しか違わないんだから、その時代を振り返った時に今年の結果というのは複雑に思えて当然なんだよな。」
弟「もう一人の帝王?」
俺「ハイセイコーね。ハイセイコーのデビューは1972年、フミオさんのデビューは1973年なの。フミオさんがデビューした1973年の
  10月にはもう中央で競馬ブームを起こしていた真っ最中、そりゃもう誇らしい存在だったに違いない。」
弟「なるほどなぁ。オグリキャップと並ぶ、打って出る側にあった地方の代表ですもんね。」
俺「地方馬で中央馬に勝つ、これがここまで難しいことになるとはね。でもフミオさんらしいのはさ、今年のバルダッサーレの勝利
  に対し、こういう馬が居たらこんなローテの勝利を阻めたって馬にフリオーソボンネビルレコードを挙げたんだよ。」
弟「ボンちゃん!!」
俺「やっぱりボンちゃん大好きだったんだなぁと。そして、それだけボンちゃんは凄い馬だったんだなぁと改めて思い知らされた。」
弟「ボンちゃんやフリオーソや仙人様みたいな存在が本当に望まれますよね、ソルテくんハッピースプリントも居るけどさ。」
俺「・・・こんな話をしといてなんだけど、そんな東京ダービーの翌週にこのレースの予想はキッツイよな。」
弟「・・・南関の3歳牝馬最有力組は東京ダービーに出ちゃいましたからね。」


俺「・・・中央決着でしょうねぇ。」
弟「なんでこんな話をしたんだと言いたくなるな・・・」



俺「いやいやいやいや、この関東オークスってレースはねぇ、過去の傾向を見りゃ解る通りに地方のダートをナメた中央馬の間を
  地方勢が埋める可能性が高い、いわば3歳牝馬限定のステイヤーズSですから!!」
弟「そうは言っても、リンダリンダモダンウーマンも居ないんですけど。」
俺「正直に言うけどさ、もうこの時点でちょっと察しちゃうよね。」
弟「・・・何を?」

俺「牝馬にとって、東京ダービーがどんだけチャンスに思えていたかと・・・」
弟「やめてくれって言ってるんだよぉぉ!!」

俺「ま、考え方次第だ。中央は強くても牝馬限定ならばと見るか、それとも同じ地方の牡馬相手に戦った方がチャンスだと見るか
  だと思うよ。まずこの川崎2100mって環境で潰し合いを中央同士が見せたら掲示板拾いの目的でどうにかなるかもしれない。」
弟「・・・地方組は最初から勝ちを捨ててるっていうのか。」
俺「そりゃそうよ、バルダッサーレの前でゴールした馬が居るもん・・・」
弟「いや、それはボクもね、流石に解ってるんですよ・・・」

俺「はぁ~・・・」
弟「・・・こういう馬で本命カブりたくはなかったけどね、仕方ない。」
俺「・・・は?」
弟「アルセナーレが本命って言いたいんでしょう。」
俺「アルセナーレ。」
弟「連勝してバルダッサーレに勝って、ここに進んできたってだけで本命に推す理由としては充分でしょうし。」


俺「切っちゃった。」
弟「はあああああああああ!?」



俺「確かに連勝の勢いと、東京ダービー馬相手の勝利経験は強みだと思うけどさ。」
弟「いくらなんでもここで中央馬切りする必要は無いんじゃないの!?」
俺「そこまで強気な判断でもないよ。大野騎手は南関で強いし、ホワイトフーガに続く連覇の可能性も濃厚に思えるよ。」
弟「だったら何でわざわざこの馬を切ったりするんですか・・・」
俺「関東オークスのセオリー、それは逃げ切りだ。」
弟「・・・多分アルセナーレが逃げるでしょう。だって逃げ切って連勝してるんだから。」
俺「戦法にセオリーが傾き過ぎてて、馬の能力に目が行きにくいメンバーだとも思えるんだ。そしてまず、今回は大野騎手に不安
  を感じてしまう部分もある。」
弟「さっき南関で強いって言ったじゃん。」
俺「ペースを読むのが上手いんだよね、地方レースでの仕掛けどころが絶妙な時にそう感じる。だからこそ不安なの。」
弟「意味が解りませんよ・・・」
俺「大野騎手って南関で逃げ切ったことがないんだよ。」
弟「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

俺「他人の作ったペースから判断してレースを進めるのは得意だけど、どうも自分でペースを作るのには慣れてない気がするん
  だよね。昨年のホワイトフーガだって、道中で手応え確かめて1周目のスタンド前で仕掛けての先頭策だ。最初からハナを切る
  のとは全然違う。」
弟「そういう読みをしましたか・・・」
俺「アルセナーレは2戦連続して逃げ切ったろ。つまり、この馬にとって逃げが最良の作戦になるから今回も当然逃げの一手だ。
  そうなるとこの2100mという距離でスキが無くなる。連勝中の馬を連勝した内容と同じく楽に逃がすワケにはいかないでしょ。
  他の中央陣営にとってはまずこの馬に楽をさせないことが先決だ。」
弟「理屈は解らなくもないね、楽をさせてはいけない馬であることは間違いない。ただレース内容を考えると、いくら他の陣営が
  そう考えてもどうかなぁって思えるよ。強いて言えば地方の砂に戻ってきたタイニーダンサーには逆転の目もありそうかな。
  鞍上は戸崎騎手、中央のレースを度外視すれば見直せます。」
俺「サウスヴィグラスだぞー、2100mはベストな条件とは言い難い。」
弟「タイニーダンサーまでそんな扱いかよ・・・」
俺「そういえばさ、エイシンヒカリの出るプリンスオブウェールズS、5頭立ての可能性が大きくなっちゃったみたいで。」
弟「どうして突然そっちのレースの話題に切り替わるの?」
俺「一連の流れというのも関係してくるものでしょう。どうも馬場悪化を理由にザグレイギャッツビーがスクラッチする方向に向いて
  いるらしい。俺としてはエイシンヒカリvsザグレイギャッツビーなのかなと思っていただけに残念だよ。」
弟「あんまし海外馬は詳しくないけど・・・」
俺「ベルモントSからの流れだ。ここ最近もよく言っていたけどな、やたらと芦毛馬が活躍している。ザグレイギャッツビーもエイシン
  ヒカリも芦毛だ。」
弟「ベルモントSからの流れって・・・ラニは頑張ったけど3着だよ。」
俺「お前あのレースちゃんと見てねーだろ、ラニばっか見てて。いやらしい子。」
弟「ラニに注目していたのは認めますが、変な意味にしないでください。」


俺「ベルモントSは芦毛ワンツースリーだぞ。」
弟「そうだったっけ!?」



俺「1着のクリエイター、2着のデスティン、そしてラニ。皆芦毛馬だ。この流れがエイシンヒカリに味方する。ザグレイギャッツビー
  にも流れがあったんだが、向こうでは馬場悪化のスクラッチは常識的だからねぇ。」
弟「確かに一時その流れは続いてましたけど・・・東京ダービーもエプソムCもマーメイドSも全然芦毛とは関係無い結果だったよ。」
俺「その中のどのレースにも芦毛馬居なかったんだもん。」
弟「出てりゃ勝ってたとでも言いたいのか!?」

俺「もったいない。クランモンタナがエプソムCに出ていれば・・・」
弟「そこで何故クランモンタナ。」
俺「この流れを関東オークスで切ってしまってはいけないのだ。エイシンヒカリに繋げる芦毛ワンツーで勝負なのだ!!」


◎ブライトリビング
◎ディーズプラネット
▲ワカチナ
▲タイニーダンサー

3連単◎1,2着→▲3着 うまふく◎同士



弟「その2頭、芦毛なんですね・・・」
俺「いずれもクロフネの血を引く芦毛。アルセナーレもクロフネ産駒だけど芦毛じゃないのでネ。」
弟「扱いがおかしい。」
俺「どちらも逃げは打たないだろうし、恐らくアルセナーレにプレッシャーをかける役回りは戸崎騎手が買ってくれる。このメンツ
  ならば勝ちに来る競馬をするだろうからな。ブライトリビングはタイニーダンサーの出方を見ればいい、ディーズプラネット
  もっと消極策でいい。そこまで力量差らしいものを感じないのなら、ここは漁夫の利を狙うレースでいいのだ。ワカチナ
  更なる漁夫の利狙い。距離が伸びることを歓迎できる数少ない馬だと思うね。」
弟「・・・それでそのまま先行した2頭でのゴールとか考えないんですか?」

俺「だってアルセナーレもタイニーダンサーも鹿毛
  だもん。芦毛じゃないんだもん。」

弟「要するに、それが決め手なんですね・・・」



弟子予想
◎アルセナーレ
○ブライトリビング
○ディーズプラネット
○タイニーダンサー

3連単◎1着→○2,3着 



弟「素直に行きます、エイシンヒカリに繋げる勝利と言うのならアルセナーレの逃げ切りで!!相手は中央のみで固めます!!」
俺「またそういうコジ付けをする。」
弟「師匠に言われたくないんですけど。」
俺「まぁ、どっちに転んでもエイシンヒカリにプラスと考えられる結果だからね。」


弟「でもタイニーダンサーが勝った場合はどう考えれば。」
俺「やあやあ、そして木曜は地方ダービーウィーク
  最終戦、兵庫ダービーだよ!楽しみだね!!」




 




[ 2016/06/15 01:11 ] 交流重賞予想 | TB(0) | CM(6)