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宝塚記念の妄想

7枠14番 ヒットザターゲット


俺「うふふふふ~、あきらめるワケがないじゃないですかぁ♥」
弟子「うう・・・」
俺「いいですかぁ?確かにヒットくんは内枠が欲しかったかもしれません。せめて帽子の色は赤か青までが限度でしょうねぇぇぇ。
  オレンジ色だなんてとんでもないのです!!」
弟「師匠・・・」
俺「そして望んでいた好天はどこにやら!!日曜はかろうじて雨上がりで迎えられるかもしれませんが、この週に降り続いた雨は
  芝を重くして簡単には乾きそうにない。ヒットくんが勝利したレースが好時計なのを見てお解り頂ける通り、彼はパリッパリの
  高速馬場がスキなの!!渋った馬場なんてとんでもないのです!!」
弟「師匠・・・あの、師匠ね・・・」
俺「オレンジ帽子、渋った馬場・・・苦手な条件が揃ってしまいました!!普通の予想家さんならこんなヒットくん、印を打たなくて
  当然と言えるでしょう!!」
弟「えっとね、師匠ね・・・」
俺「しかし!!アタイは違いますよう!!くくくくく、競馬の神様はおバカさんですねぇ♥コレでヒットくんにイジワルをしたおつもり
  なのでしょうか?フウ、ヤレヤレですよ!!」
弟「もうやめようよ、師匠・・・」

俺「マイナス×マイナスはプラスになるんですよ!!
  競馬の神様はさんすうもできないのかしら!!(グビグビ)」

弟「そんなに飲んじゃダメだよぉ、師匠ぉ!!」


俺「うふふふふ、あはははははぁ♥(クピクピ)」
弟「・・・宝塚記念の枠順を見てから、師匠はすさんでしまっているのです。」
俺「すさんでなんかいないよぉ、枠順はむしろ絶好枠と言えるのではないでしょうか!!」
弟「こんな外の枠でヒットくんは勝ったことがないんだよ・・・?」
俺「コレはねぇ、早めの祝杯なのだ♪さぁさぁデシちゃんもお飲みなさい♪(クピクピ)」
弟「ヤケ酒にしか見えないよぉ。」
俺「はいデシちゃんもヒットくんにカンパイしましょう♪カンパーイ♪(クピクピ)」
弟「うう・・・しょうがないなぁ、もぉ・・・(クピ)」


俺「あははははデシちゃんあはははは!!(涙)」
弟「泣かないでくださいよぉ!!」



俺「ふぐっ・・・ひっく・・・どうして、ヒットくんの最大のチャンスがこうなってしまうのでしょう・・・」
弟「・・・やっぱり外枠と馬場が懸念材料なんじゃないか。」
俺「いやいや、案外コレは開き直れる部分でもあるんだよ(クピクピ)」
弟「開き直る?」
俺「あくまで予想なんて仮説のプラモデルなのだ。さっきも言った通り考え様によっては絶好枠になっちゃうのだ。」
弟「どうしてそうなるのでしょう。」
俺「コレがねぇ、良馬場での外枠重馬場での内枠かと比べると遥かにマシかもしれないのだよ。」
弟「・・・なんで?」
俺「どちらかに得意条件が偏るよりも、苦手条件が揃ってしまった場合の方がいい。例えば良馬場での外枠の場合、小牧騎手は
  スタートしたら即座に下げてインベタという手段を取るだろう。重馬場での内枠の場合は出たなりで追走するだろうが、どちらに
  しても無理をせずに基本スタイルを貫いてくるハズなのだ。」
弟「重馬場で外枠の場合は違うと。」
俺「インに付けたいのは事実だ、ヒットくんは枠がどうのこうのではなく道中ラチ沿いを走ることで落ち着く馬なのだ。」
弟「ふむふむ。」
俺「しかし外枠だからとスタートして下げてインベタに付ける様では、馬場が渋い場合は自爆行為。勝ちに行くのなら前に付けて
  インに潜り込むスキを探るしかないワケだ(クピクピ)」
弟「しかしそれでは、ヒットくんは序盤から脚を使うことになってしまいます。鋭い決め手が活かせるカタチにできないよ。」
俺「・・・メンツ考えたら確実に前に行く馬は解るんだけど、結構それ以外は後方型なんだよな。」
弟「キタサンブラックカレンミロティックが前に行くのは大前提で、それに続いてラブリーデイかな。あとはワンアンドオンリー
  田辺騎手鞍上で奇襲仕掛けてきそう。」

俺「理想を3~5番手のインにしよう、上手く出せば行ける。」
弟「ヒットくんに先行策を望むのですか!?」


俺「勝つならそれしかないと思うんだよな、いっそのこと逃げるくらいの出脚を使えれば・・・それが重馬場想定だからこそ考えら
  れる手段だろう(クピッ)」
弟「どっちにしろインには付けないとならないんですね。」
俺「小牧騎手はヒットくんが力を出す為の第一条件として相当その部分を意識している。あとは溜めるって点なんだよなぁ、ここは
  小牧騎手らしさを追加しちゃって意表を突いてもいいと思うんだ。と言うか、そうしないと勝ち目は無いよ。ただ下げて溜めても
  前に届く環境にはならないって。まぁ、小牧騎手のコラムを読んだ限りでは、奇襲は考えてないみたいだけどさ。」
弟「・・・もちろん本命なんですよね?」
俺「うん。」
弟「あの・・・今更なんですけど凄く意外だったのがね、昨年の有馬記念で師匠がヒットくんを本命にしなかったコトなんですよ。
  あの時は良馬場で最内枠、中山コースと言っても今回より希望が持てる材料揃ってたと思うんですが。」
俺「全然今回の方が希望持てるけど。」
弟「ふええ・・・なんで?」


俺「夏だもんね(グビグビ)」
弟「かぁんたぁーん♥」



俺「まぁ、当然のことながら今回の軸にはあからさまに向いてない。それでも有馬より全然希望が持てるのは前走がイレギュラー
  過ぎる結果だった点と、その流れの夏場のレースという点に尽きる。それまでのセオリーを無視できる様になったのは大きい
  ことだよ、今年の目黒記念はそういうレースだ。」
弟「久々で10番枠でトップハンデ、それで一旦先頭に立っての3着だからね。」
俺「ヒットくんの好走条件とはかけ離れた結果。今回だってそうだ、買いの条件ではない。馬場と枠を考えたら目黒記念の何倍も
  キツくなる様に見えるけど、実際のところ今のヒットくんは走ってみないとどうなるか解らないって見え方になってるんだ。」
弟「重馬場だろうが外枠だろうが関係ないかもしれないのか。」
俺「むしろ他のメンツだって馬場に関しちゃ怪しいだろ。新聞見ておいおいって思ったぞ、重馬場ならチャンスって言われてるのが
  ステファノスサトノノブレスという。サトノクラウンはまだしも、そのディープ産駒2頭を挙げるか?」
弟「なるほど。」
俺「ドゥラメンテだって良馬場の経験しかないんだ、キタサンブラックも新馬戦で稍重こなしただけ。まぁ流石に切りにくい2頭では
  あるけども不安要素は十分にあると思う。あまりこの2頭の決着は想像できないんだよなぁ。」
弟「うげ、そうですかね?」
俺「まぁ、だからっつってヒットくん本命ってのも強引だとは思うけどねぇ。」
弟「・・・師匠はそれでしょうがないんじゃない?ヒットくん大好きなわけですし。」
俺「ん。」
弟「ここでヒットくんを本命にしなかったら、ちょっと幻滅するって言うか。」
俺「そ、そうかなぁ?」
弟「正直、有馬記念でヒットくんを本命にしなかったんだから、ここもドライに印を落としてくるのかなぁって思ってたの。だって馬場
  悪化こそ最大の敵みたいに言ってたでしょ、要するに師匠はこの子のことをよく知ってるからそういう結論を出せちゃうんです。
  でも、ここでそうされるのはちょっとイヤだなぁって。」
俺「冷静になれば、自分の判断が予想と真逆であることはすぐに気付けるけどね。」
弟「今回のヒットくんの見解はさ、そんな弱点が集まっちゃった状態の彼の中から期待を見つけ出そうとしている感じでしょ。」
俺「そう言われちゃうとね・・・」

弟「そんな師匠だからスキなの。」
俺「!?」


弟「・・・あらたまって言うとハズカシイけど、そういうことなの。」
俺「そ、そんなに顔を赤らめて言うようなコトじゃないでしょ。」
弟「だって、ちょっと言ってる自分がはずかしくて・・・」
俺「そう言ってくれるのはうれしいよ、こういう考え方ってバカにされやすいからさぁ・・・ありがとね。」
弟「ううん。」
俺「な、なんか気まずいな。何このノリ・・・」
弟「・・・あのね、師匠。」
俺「な、なぁに?」


弟「・・・ダイスキだよ(ぬぎぬぎ)」
俺「ちょ、ちょっと何を急にどうしたのデシちゃん!?
  わああ、デシちゃん!!」







俺「ハッ」
弟「・・・」


俺「・・・ここはどこだ。」
弟「どこかから帰ってきた。」



俺「あれ、デシちゃんだ。」
弟「体を置き去りにしてドコに行っていたんでしょうね。」
俺「あれ、なんで服を着ているの?さっき脱いで俺に・・・」
弟「何やら邪悪な世界に旅立っていたみたいですね。」

俺「どこからが夢?」
弟「知らないよ・・・」
俺「どこまで話した?」
弟「夏だもんねって言ってお酒飲んであっちの世界に行った。」
俺「あっちの世界のデシちゃんにすごいことされたんだけど。」
弟「それはボクとは違う人ですね。」

俺「あっちの世界で一通り予想の見解は言ったんだけど。」
弟「とりあえずヒットくんが本命なんでしょ。それはよく解りましたから。まぁ師匠はしょうがないよね、そうなるでしょう。」
俺「おっ、この流れは・・・」
弟「・・・何?」
俺「・・・いや、なんでもない、なんでもないよ(モジモジ)」


弟「きもちわるいなあコイツ。」
俺「もう一度あっちの世界に帰りたい。」



◎ヒットくん
○トーホウジャッカル
○サトノクラウン
▲キタサンブラック
▲シュヴァルグラン

三連複◎○から ワイド◎から ◎単複



俺「このメンツって、正直かなり拮抗してると思うんだよなぁ。ドゥラメンテが万全でピークならばひょっとして抜けた存在になるの
  かもしれないけど、ドバイで落鉄して走ったダメージも心配だし、馬場を考えたら無理できない状態だろ。そういう状態でも
  勝てるのなら凱旋門賞へ・・・っていう出走になるんじゃないの?ならば思い切ってバッサリ行かせて頂きます。」
弟「ヒットくん本命の時点で荒ぶっているのに、対抗も随分と荒ぶりましたね・・・」
俺「トーホウジャッカルはロングスパン明けの阪神大賞典から天皇賞でガラリと変わった印象。使いつつ上昇して菊花賞を制した
  様に、こういう順調さを力に変える馬だと思うんだ。陣営的には良馬場希望みたいだけどスペシャルウィーク産駒ってダートが
  好きな馬も多いから、パワー競馬にも対応できると思うんだよね。」
弟「サトノクラウンは馬場を考えての抜擢なんでしょうけど。」
俺「それもあるけどね、ひょっとしたらだけどスタート時間の頃には馬場が乾くかもしれない感じの天気予報だろ。それでもサトノ
  クラウンで考えてる。」
弟「良馬場でもサトノクラウンかぁ、なんで?」

俺「宝塚記念が非根幹距離だからだ。」
弟「久しぶりに出たね、それ。」


俺「変則的な距離の方がリズム良く走れるタイプなんじゃねーの、この馬。この400m刻みじゃない2200mって距離が凄く合いそうな
  気がするんだよな。もちろんパンパンの馬場よりもパワーを要する馬場になれば尚プラスかと。」
弟「なんか岩田騎手が逃げ宣言してるみたいだけど・・・」
俺「キタサン潰しなのかと考える人も居るみたいだけど、別に前に行かれて熱くなる馬じゃないからなぁ。逃げグセが付いちゃって
  るのなら話は別だけどさ。で、香港で逃げて失敗してるワケだけど、あのレースで全く何もしてなかったのがサトノクラウンって
  考えてる。ハナに行くつもりもないのにハナに立って勝手にイヤになったって感じだろ。」
弟「まぁ、なんだかちぐはぐしたレースしてましたよね。」
俺「逃げにならなくても、ちゃんと前に行って周りに合わさず自分のペースで走ればあんなレースにはならない。難しい部分が
  大きそうな馬だけど、それだけに作戦としては面白味があると思うなぁ。」
弟「にゃるほど、元々素質は高いと言われていた馬ですからね。」
俺「ふう、本命対抗、説明し終わりました(クピクピ)」
弟「・・・また飲んでる。」
俺「いっぱいしゃべって酔いが醒めちゃいました(クピクピ)」
弟「師匠がヒットくん本命なのはウレシイですけど、ボクは今回もドライに判断しますよ。」
俺「どーせお前はユタカさんでしょ。」


弟子予想
◎キタサンブラック
○ラブリーデイ
○ドゥラメンテ
▲シュヴァルグラン
▲ステファノス

三連複◎○から 馬連◎から ◎単



弟「そのとおり!!今度は阪神が祭の舞台になるでしょう、そして師匠の母上と喜びを分かち合うのだ!!」
俺「その割に単軸ではないのが、なんというか(クピクピ)」
弟「・・・ぶっちゃけると、キタサンブラックに関しての見識は以前に師匠が言っていた点に同意。正直言って物凄く強い馬ってワケ
  ではないと思うんだよね、むしろレースが上手い馬っていう。そこは天皇賞を勝っても印象変わらずなんだよなー・・・」
俺「散々言ってるからな、ソコは。天皇賞で印象が変わらないのは、あのレースがゴールドアクター不発の印象が強いからだ。」
弟「ああ、そういうことかも。」
俺「どっちかって言うと、気持ちよく逃げた上でカレンミロティックと好勝負になったレース。それでも本来の持ち味が出るのがこう
  いうコースと距離だと思うんだよね。立ち回りの上手さは随一だ、単なるラッキーな逃げ馬としては見れない(クピクピ)」
弟「だから連複なんです、決め手勝負になったら分が悪い印象ですからね。それでも、この距離ならばいいカタチで残してくれる
  でしょう、何故なら鞍上がユタカさんだからなのです!!」
俺「穴っぽいところではステファノスか。」
弟「前走がいかにも叩き。2戦目の成績は抜群です、ディープ産駒でも重馬場実績があるからね、ナメてはいけないのだ。」
俺「やっぱりメンバー揃ってるよなー、こう考えると(クピクピ)」
弟「・・・もう飲まないでよ、すでに結構出来上がってるんだから。」
俺「だって・・・やっぱりさぁ、楽しみにしていた宝塚記念でさぁ、楽しみにしていたヒットくんがこの枠でさぁ、馬場がさぁ・・・(グビッ)」
弟「ここのところ、師匠がスキな子達が頑張ったでしょう。その流れもあって、久々にリアルタイムで見れる宝塚記念がより楽しみ
  になったんだから、さっきの自分の理屈に自信持っちゃえばいいじゃん。」
俺「ソルテくんロゴちゃんみたいに、ヒットくんにも成し遂げてもらいたいよねぇぇ・・・(グビグビ)」
弟「その流れが師匠のスキな子達にあるのですから。」
俺「・・・うん、きっとヒットくんはがんばってくれるのだ!!応援するぞー!!(ガチャーン)
弟「あああああ、ホラ、完全に酔っぱらってる!!お酒こぼしちゃって!!」
俺「あうう・・・ごめんよぉデシちゃん・・・」
弟「ほらぁぁ、服がシミになっちゃうよ!!早く洗濯しないといけないから脱いで!!」
俺「うん・・・(ぬぎぬぎ)」
弟「ほら、ふいてあげるから!!」
俺「ゑ」


弟「ほら・・・ココをこんなにビショビショにしちゃ
  って・・・クスッ、しょうがないなぁ師匠は。」
俺「ふやぁぁ、見ちゃヤダァァ!!」
弟「おかしいね・・・師匠のココ、ふいてもふいても
  ビショビショのままだよ・・・(スリスリスリスリ)」
俺「そんなにスリスリしちゃ・・・あぁぁ!!」







俺「ハッ」
弟「・・・おかえりなさい。」
俺「・・・モゾモゾ(自分のパンツを確認してます)
弟「・・・」


俺「・・・この変態。」
弟「もう、ずっとあっちの世界に
  行っててくれませんか。」





※あふれたから、あたるのだ


 

[ 2016/06/26 01:21 ] 中央重賞予想 | TB(0) | CM(0)