辛い週でした

ダービーグランプリ 結果
1着 ストゥディウム → 俺△弟子▲
2着 タイムビヨンド → 俺△
3着 レッドサヴァージ → 弟子▲



うーん南関・・・格好が付けれたのはストゥディウムだけとは、このメンバーで挑んで苦い結果に
なっちゃたねぇ・・・でもストゥディウムは立派に役目を果たしたね。ドラゴンエアルみたいになれるといいな。

肝心のオウマタイム、まあ相変わらずと言いますか。
最初からあんなに飛ばしちゃう気性は治ってなかった様ではあるけど、馬体緩めであんだけ逃げたにしては
4着に残すんだから、先行き不安になる内容ではなかったと思いたいね。

問題はラッキープリンスヴェスヴィオだなぁ、フツーに使われて来てるのに最後はオウマタイムを捕まえ
られないってのはどうかと。同じく先行してたにしても、そこはオウマタイムより息が持って当然の様に思える
んだけど・・・この2頭に関しては中央未勝利で転厩してきたレッドサヴァージだけには負けて欲しくなかった
のが正直なところです。


さて、三日間の中央開催とダービーグランプリが終わりました。
マイルチャンピオンシップではモーリスが不安を吹き飛ばす勝利を見せてくれて、馬券はハズれちゃったものの
とても気持ちよくなれたので良かったです。


しかし、開催中ってコトもあって取り上げなかったのですが、先週は悲しいことも多く辛かったです・・・
そのせいにしちゃいけないんだけど、結構応えたのか内容にミスが多く、皆さんから指摘を喰らいまくってしまいました。


×アルバートドッグ → 〇アルバートドック
×山形 → 〇岩手
×安田記念 → 〇マイルチャンピオンシップ



普段、ミスが許されない仕事に携わっているだけに個人的に滅茶苦茶ショックです・・・
関係者がここ見てたら仕事無くなっちゃう勢いですよ・・・
特に岩手を山形と勘違いしてたのは自分でも信じられない大きなミス。岩手競馬ファンの皆様には
謹んでお詫びしなければいけない間違いです、本当に申し訳ありません。




中央開催が終わったので、改めてその、先週の悲しいニュースを振り返られせて頂きます。


11月3日に行われた、オーストラリアのメルボルンカップ。
その中で競走を中止した世界の渡り鳥、レッドカドー
安否が心配されはしたものの、レース直後のアナウンスでは「治療可能なケガで、命に別状はない」とされ
胸を撫で下ろしました。それから僅か18日後の11月21日。


合併症の悪化により、安楽死という決断が下され、天国へと旅立ちました・・・


好きな海外馬の一頭でした、日本馬が参戦する海外レースでもよく走ってたっけ。
それに、2年前の天皇賞に参戦して3着に食い込んで周囲を驚かせたのも記憶に新しいし。
その前のドバイワールドカップ、12頭中11番人気だったけどこのブログではレッドカドーを応援して
いたんだよね。そしたら本当に2着に頑張ってくれて・・・

海外馬の中でも、妙な親近感を与えてくれる馬だったと思います。
それだけに、なんで彼がこの様な最期を迎えてしまうのか・・・そういう思いが強くこみ上げてきます。
ツイッターでもその時につぶやきましたが、


レッドカドー
セントニコラスアビー
トウカイトリック
フジノウェーブ


・・・彼らの最期が、何故この様な形になってしまったのか。
全て自分が応援してきた馬であったことに、妙な罪悪感すら覚えてしまいます・・・

競馬に本当に神様が居るとしたら本当に残酷だよねぇ。
彼らの走りから感じられたのは苦労という言葉です。その現役生活は決して平坦ではなく、そして長く、険しい
ものでした。超一流という華やかさは無いし、皆、常に強さを見せられる馬でもなかった。
だからこそ、一瞬のきらめきがまぶしい程に映る存在だったと思います。

レッドカドーはイギリスの馬ですが、最早母国も関係なく世界中に愛された数少ない存在です。
アビーさんもそうだった。
世界を飛び回り、舞台を選ばず懸命に走る姿から、自分も頑張らなきゃならないと背筋を伸ばさせてくれる、
本当に素晴らしい馬でした。


競走中止の際、彼の背中を最もよく知る相棒、モッセ騎手の目には悲しさと悔しさが詰まった涙が
ありました。


助かるんだという報道が流れた時には、モッセ騎手に声を届けられるなら「あなたが罪を覚える必要は
全く無いよ、それに助かるんだから、もう大丈夫だから」と伝えたかったくらい。
引退後の功労馬としての繋養先も決まり、これからは穏やかな、戦いとは無縁の生活を送れると信じて
疑わなかった、その矢先の訃報・・・モッセ騎手のことも心配でなりません。
彼を手がけたダンロップ師も、本当にこの決断が辛かった胸中を語っています。


「彼は私たちの家族だった。こんなに悲しいことはない。」


世界の競馬ファンが、彼の無事を願い、そしてそれは現実になるハズだった。
その目前で潰えた希望・・・本当に、神様の意地悪に憤怒したくなりました。
よりによって、何故レッドカドーがこんな最期を迎えなきゃならないんだと・・・

思えば、セントニコラスアビーもメルシーエイタイムも、本来なら即座に予後不良の診断が下される
程の大怪我から手術して治療する運びとなって、一時快方とされるも、結局合併症に苦しめられて
旅立っていったんだよね。
未だにその、怪我をした患部だけでない部分が、患部を庇い引き起こす別の怪我や病気に苦しめられる。
それへの対策が、競走馬医療の最大の課題なんだろうね。

彼らの残した足跡が、今後他の競走馬達の命を救う礎になればいい、そう考えるしかないのでしょう
けれど・・・やっぱり彼らが旅立ってしまったことに対しては、なんかやりきれない気持ちが強いです。


その礎に選ばれる馬じゃないだろ、彼らは・・・っていう。


毎年、多くの競走馬がレース中の事故や病気によって、この世を去っていくのは、最早当たり前のこと
として考えるべきであり、そこに未勝利馬も名馬も関係ないと、モラル感の強い人から叱責されて
しまうかもしれませんが、やっぱり長い間の苦労と努力を積み重ね、多くのファンから声援を受け続けて
きた馬の中の世界代表とも言えたレッドカドーは特別な存在だと思うんですよね。

昨年、アドマイヤラクティが同じくメルボルンカップのレース後に急性心不全で倒れ、そのまま日本に
戻って来ることなくオーストラリアに埋葬されました。
恐らくレッドカドーも、その人気を最も博した地に眠ることになるでしょう。

昨年のメルボルンカップでレッドカドーは2着、その時はラクティの強さをを証明してくれてありがとうと
感謝しました。ラクティも向こうでレッドカドーに礼を言ってやってくれよ。
今回はそういう感謝ではない、心からの感謝を、ここでもう君にしないといけないというのが、本当に
寂しいです。


日本に3度も来てくれてありがとう。
世界の競馬ファンに愛されてくれてありがとう。
今まで面白いレースをたくさん見せてくれてありがとう。


せめて、今は君が長い戦いの場から離れ、安らかであることを、心より祈っています。合掌・・・



そして競馬とは無関係なのですが、もう一つの悲しい報せ。
私が大相撲のことを好きなのは、ここの読者さんであれば周知であろうとは思います。


北の湖理事長・・・早すぎるでしょう・・・
最後に公衆に語ったことが「白鵬の猫だましに対しての苦言」というのが皮肉です・・・


今年最後の大相撲となる九州場所、その十日目で白鵬関が栃煌山関に対し繰り出した奇襲「猫だまし」。
賛否はあったものの概ねは否定的に受け止められ、北の湖理事長は特に辛辣にこの行動を酷評したんだよね。
その三日後なんだよなぁ・・・

白鵬関が終盤で3連敗したのも、北の湖理事長のことがあったからなのかもしれないけど、それなら尚更奮起
してほしかったかな。
それよりも伊勢ケ浜部屋の面々の思いの方が強かったのだろうか、十四日目には自身の優勝をサポートして
くれた日馬富士関への恩を返すような照ノ富士関の白鵬撃破、千秋楽では安美錦関が優勝争いに最後まで
加わった松鳳山関を、ご自慢のはたき込みで引きずり落として援護射撃。
同部屋のサポートがあってこその日馬富士の優勝、決定戦になってたら解らなかったよ。
その決定戦にならなかったのは同僚のおかげなんだもんね。

理事長は以前から病気を患っていたとの事ですが、なんというかタイミングがね・・・
一年で最後の九州場所、残りわずかで千秋楽という場面であり、白鵬関が猫だましをした直後というのも
なんだか因縁めいてます。それとも・・・


japan_sumo_cap7.jpg


またこんなのやるから腰でも抜かしてしまったのだろうかと・・・
だとしたら・・・なんか競馬ファンとして、またも罪悪感を感じてしまう・・・

九州場所自体は非常に楽しく見ることができました。
私としては白鵬関の猫だましは、確かにふざけている様にも見えるけれど、横綱がやってはいけない
ことって決められてるわけではないし、やいやい言いなさんなって見方ですね。実際見て笑っちゃったもん。
怒りを覚える方も居るでしょうが、これこそ人それぞれなんじゃないかな。

勢関も12勝、安美錦関も千秋楽で勝ち越し、きいにゃんも北の富士のおじきのチクチクする解説を受けて
千秋楽で日馬富士関に土を付けて場所を緊迫させることができたし・・・


理事長にも、最後まで見て欲しかったですね・・・
最後の三番を見て、今度こそ白鵬関にどんな活を飛ばすかも聞きたかった。


競馬も相撲も、他の競技でも、その当時を例え知らなくても名勝負と謳われる一番からは
熱いものを感じ取ることができます。
理事長が現役だった頃なんて、まだ生まれてもいないから知るわけもなかったんだけど、改めて
この機会に横綱・北の湖の名勝負の数々を見直させて頂きました。
中でもこの勝負・・・掌から汗を垂らしながら見させてもらいましたよ。





恐らく、こういう時代を知ってる方からすれば、今のモンゴル力士が主導を握る大相撲に対し熱さを
覚えることは難しいのかもね。よく聞きますよ、「今の相撲は昔と比べたら・・・」ってね。
競馬にも同じことが言えるんだよね、同じフレーズをよく聞きます。
でも、それを言いっ放しにするのは本当に良くないこと。そう言った上で次の一手も考えずに、ただ闇雲に
つまらないつまらないと言うことは、今を楽しんでる人に水を差してるだけになる。
そうしたくて言ってるのだとすると、要するに楽しそうな人がキライな器の小ささを露呈しているだけって
ことになっちゃうでしょ。


レッドカドーも、彼に関わった人達も、北の湖理事長も、皆に今の競馬や相撲を楽しんでもらう為に
頑張ってきたはずです。
理事長在任中に大きな事件もあったけど、今の大相撲で「満員御礼」が当たり前の様に掲げられるのは
理事長が激務に奔走してくれていたからだと思います。


競馬ファンであると同時に大相撲ファンとして、今までの感謝と哀悼の意を表します。
偉大な大横綱に、現代大相撲の大黒柱に、合掌・・・



いよいよ今週末、ジャパンカップです。
私の大好きなヒットくんが、小牧騎手と共にG1の舞台に挑みます。
天気予報は週の半ばまで雨模様だけど、週末は晴れるという予報。金曜日からはてるてる坊主を作り
まくって、馬場がキレイな状態での大一番を迎えられる様に祈ろうと思っています。
・・・今週は悲しいニュースを聞かずに、レースが迎えられるといいな。


そうそう、レッドカドーを手がけたダンロップ師と、トレヴァー助手とニコルソン厩務員。
ジャパンカップにこのチームがレッドカドーの僚馬トリップトゥパリスで挑戦します。
レッドカドーが沈んだメルボルンカップで4着に健闘した馬です。
レッドカドーが果たせなかった日本のG1制覇の夢を背負い、この舞台に挑んでくるのでしょう。
是非とも彼らにも、温かい声援を送ってあげてください。






「悪い見本」管理人:TILTOWAIT



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[ 2015/11/23 23:26 ] 雑感 独り言 | TB(0) | CM(6)

師匠さんは感受性が豊かだから、色々なことに影響されてしまうんですね あまり読者さんに対してデリカシーを求めない方がいいかもしれないよ 間違いの指摘だから仕方ないのかもしれないけど。。。。。

レッドカドーの件、初めて知りました。。。そんなことになってしまっていたなんて、切ない気持になってしまいました
トリップトゥパリスを応援させてもらうことにします もちろんヒットくんも!

北の湖親方には今の白鵬にもっとお説教してほしかったですね  

[ 2015/11/24 02:27 ] [ 編集 ]

レッドカドーに合掌。
天皇賞はいまだに強烈に記憶に残っている。
あのときは海外のセン馬なんかに天皇賞を盗られてたまるかという心境だったけど
天に召されてしまったと聞くと悲しくなるものだね。
[ 2015/11/24 02:51 ] [ 編集 ]

師匠さん、弟子さんおはようございます。
レッドカドー号の訃報。改めて合掌。
最近、悲しいニュースが多いですね。
また、師匠さんならではで北の湖理事長の訃報にも触れてました。
昭和の大横綱の一人。現役時代は本当に強かった。今の白鵬関よりも安定感、威圧感はんぱなかったです。
最後の公務も、横綱への苦言。
白鵬関もわざとやった感、あるのでこたえたのでは、それで優勝逃したのかも。
こちらも改めて合掌。
[ 2015/11/24 07:00 ] [ 編集 ]

師匠がレッドカドーのニュースを、スルーするなんて。

開催中だからって理由は、読者に気を使い過ぎだと思ったけれど師匠らしいですね。

気苦労多いかもしれないけど、ジャパンカップに向けて頑張って下さい。

RIP レッドカドー 北の湖理事長
[ 2015/11/24 09:03 ] [ 編集 ]

まだパソコンをリカバリーできてないんで

レッドカドーの訃報は知りませんでした…

うーん、残念

合掌(-人-)

北の湖理事長の現役時代は滅茶苦茶強かったですねぇ

史上最強横綱と言っても過言ではないかも

記録面では抜かされているのも多いけど

勝ちっぷりの良さは最強でした

テレビでデーモン閣下が言っていたけど

あの格好で国技館に出入りするのを許してくれたのは

北の湖理事長だったのだとか

それだけ相撲を愛し広めてくれる人には

門戸を広く開けていたのだと初めてしりました

現役時代はほぼ立ち合いで変化をしない人だったんで

今や大横綱になった白鳳に厳しかったんでしょう

朝青龍が電話でのインタビューで泣いてましたが

サッカーの問題を起こしバッシングされたときに

‘現役時代は俺の方が嫌われていた’と激励したそうです

見た目、土俵上での憎らしいほどの強さと違い

懐の深い人だったんだと知りました

まだまだ若いのに残念です

合掌

TILさん精神的にしんどい時は

無理に更新しなくてもいいですよ

ここの読者はそんなんで文句言う人は居てないやろうしね

心の復活を望みます
[ 2015/11/24 15:28 ] [ 編集 ]

鯛焼きは熱いうちに食え

師匠の心労の原因がレッドカドーと北の湖理事長の訃報だったとは…
昨夜変なコメントしてしまった…と思いながらツイッターを見て、ビール吹き出した!
一口分返してぇぇぇ!



トリックさんを見学、ゴールドシップを応援しようと思い、春の天皇賞の日に京都まで遠征。
関西の競馬ファンは優しい人が多く、パドックの最前列に入れてくれた方がいました。
斜め後方の方がレッドカドーの調教師さんに声をかけてくれたおかげで、
私のいた辺りでお客さん側に視線をやることが幾度もありました。
偶然ではありますが、レッドカドーと調教師さんがバッチリこちらを向く写真が撮れました。
師匠に差し上げた記憶がありますが、記憶違いならすみません。
馬は話しませんが、あの顔は「俺は勝つぜ!」と言っていたように見えました。
この一回しか見られませんでしたけど、とてもいい馬だという印象が強いです。
海外で走ると聞くと心の中で応援。
メルボルンカップのモッセ騎手の泣く写真を見て泣き、命は無事との報せに喜び、
今回の悲報に何度も涙しました。
疲労困憊でずっと泣いてはいられない状況は良かったのかそうではなかったのか。

ただゆっくり休んでほしいとずっと願っています。
[ 2015/11/24 22:09 ] [ 編集 ]
立札4

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