野武士の憂鬱

★本編に入る前に、管理人は次週の海外競馬予想をするかしないか迷ってます
 マジメにアンケートにお答えください






★今日は一人語りでマイルグランプリを振り返らせて頂きます

セイスコーピオンに勝たれるのはシャクだけどしょうがないと思ってた。
元は中央の準オープン馬だし、決してそこで歯が立たずに地方移籍したワケじゃないもんなぁ。
今回も中央時代とは違う先行策、そして他の先行馬達とはモノが違う末脚を披露して完勝。タイムはまたも1分40秒を切って
南関マイル戦線の頂点争いに敢然と名乗りを上げた格好だ。
馬場も良馬場だったし、もう簡単には疑えないね。

それにしても2着に飛んできたコンドルダンスには恐れ入った。
どうしてもこの馬、個人的にフミオさんの馬ってイメージがあるんだよねぇ。今回の柏木騎手はテン乗りでしょ?
1着のセイスコーピオン、3着のモンサンカノープス、4着のバルダッサーレ、いずれも元中央の馬達で、しかも中央で走り
続けられる条件を持っていたにも関わらず地方移籍した馬達。
コンドルダンスは元道営で2歳からある程度の活躍はしてきたけど、タイトルには手が届かなかった馬。
正直言って、連勝しているとは言えこの相手では勉強だろうと思っていた。
でも、流れがハマったとは言えこのメンツでの2着は堂々たるものでしょう。
結局はこの馬に馬券は割られてしまったけれど、軽視していただけにお手上げだよ。
まだ4歳、これからが更に楽しみになる走りを見せてくれたことに感謝。


でも、このレースで一番の衝撃は別のことにあります。
ハッピースプリントの負け方がねぇ・・・


確かに大きな逆風が吹いていた。斤量は59㎏で直前の乗り替わり、これだけでも充分な惨敗の材料になる。
ただし、彼はそれで惨敗していい馬ではないと思っていた。
セイスコーピオンに負ける分にはいたしかたない、勢いが違う。言い訳できるとしたらそれぐらい。
テン乗りでちぐはぐな競馬になろうが斤量が響こうが、ある程度の地位は守れるものだと思っていた。


残念ながら、今回のレースからは以前の彼を見る影もないとしか言えないです。


弁解をされても「だからどうした」としか言えない敗戦だった様に思える。
それが原因だとしても最後の直線で次々と交わされる彼にはあまりにも覇気が無く、痛々しさすら感じられる程だった。
当然、ここに顔を揃えた面々だって一流なんだけどねぇ・・・それにしたって最後にあれだけ地元馬相手にポジションを
落としてしまう姿は想像できないってば・・・

7着という着順は彼のここまでの成績に於いて下から2番目。そして先頭からの着差1.7秒、これは昨年の東京大賞典で
1.9秒差を付けられるまでは記録したことがない着差なのだ。
「まだ中央のトップ相手ならば仕方ない」という言い方もできるけど、そういう物言いもできることならしたくない。
そんな惨敗を地元馬相手に喫してしまったということになる。


ハッピーはもう終わってしまった馬なのか・・・
そういう印象を正直強く感じたことはなかったけれど、今はそんな気持ちを抱かずにはいられない。


早熟説はあるんだよね。
彼の父はアッミラーレ、ダートでちょっとした注目を集めたサンデーサイレンス産駒だったけれど結局重賞には手が届かず、
4歳の暮れのオープン特別勝利が最後の勝ち星だった馬だ。
マイナーな種牡馬で中央での実績馬は今のところ居ないものの、地方では今年の黒潮盃を制したミスミランダーや、
牝馬交流重賞で渋い活躍を見せたサクラサクラサクラなどを出している。
でも、サクラサクラサクラはかなり特別な方で、産駒傾向は総じて壁にブチ当たりやすい感じなんだよなぁ。
地方競馬ではお馴染みだけど、パイロ産駒と近いものがあるんだよね。

数字にもそれが表れてしまっている。レースタイムが走るたびに落ちている。
4歳の夏まで彼は2000m戦を2分3秒台で走ることができていた。
でも、今となっては2分5秒を切れれば上出来という時計になってきてしまっている。
他の距離にしたってそうだ、実はこの前の日本テレビ盃は彼の経験した1800m戦では最も遅い走破時計を記録して
しまっている。
そして今回のマイルグランプリも、彼のマイル戦におけるワーストタイムになってしまった。

京浜盃、羽田盃、そして東京ダービーを制し、南関最強馬と謳われたハッピーの姿を知る者として、今日の彼の
姿は見ていて辛かった。
同じような境遇で晩年に苦戦を強いられていたクラーベセクレタとはまた違う見え方だ。
クラーベの場合は牝馬だし許される部分もあったんだろうな。
牡馬だからこそ対中央への期待が大きかったのも確か。要するにクラーベにはフリオーソやアジュディミツオーの
影を見ることがなかったけど、ハッピーにはそれを映したことがあるもの。

素直に言うと、以前の姿を取り戻すのは難しいって印象しかないんだよね。
あまりにも如実に、戦績に以前との違いが現れてしまっている中での今回の敗戦、かなり重い。
次にどのレースを走るのか解らないけど、また今回の様な結果になってしまったら今度こそ言い訳できない。

思い出すのはトランセンドの晩年だ。
ダートレースで無類の強さを誇った彼が、11年から12年へ年を跨いだ途端にまるで勝てなくなった。
この馬が好きでさー、だからこそショックだったのが12年のJBCクラシック。
突き抜けるワンダーアキュートに全く抗えないトランセンドって、この馬のファンにしてみれば衝撃だよ。
着差8馬身、1.6秒は3着でも惨敗、この時にトランセンドは終わってしまったんだなって項垂れた。
後にワンダーアキュートがしぶとい活躍を見せてくれたのが救いに感じたものです。
思えば、今回のレースでハッピーに感じた印象が、この時に凄く近いんだよね・・・
でも・・・


・・・早熟説はあっても、晩年というにはまだ若いと思うんだよね。
もう彼がドキドキする様なレースを見せられないとは思いたくないな。


願わくば、また強い彼の姿を見たいと望むファンは多いはず。
未だに、ダート中長距離で中央の強豪相手に戦える地方馬は彼が筆頭でなければって思ってる人も居ると思う。
それは私も同じであって、結局諦めることってどうしてもできないんだよね。やっぱり今回のレースを見ても
まだそう願ってる。例え叶わないにしても期待するのはタダだからね。

2年前になるんだな、あのジャパンダートダービー。
先行押し切りを図る中央勢をねじ伏せるハッピースプリントに、外から追い込んできたカゼノコ。
ハナ差交わされての悔しい決着ではあったけれど、ハッピーのレースで一番燃えたのがこの時だったな。





もう、こんなレースはできないなんて言わないでよ。
予想じゃ切っちゃうかもしんないけど、それとこれとは話が別だからな。


・・・私が切った途端に復活するのは、ちょっとやめてほしいけどさ。




「悪い見本」管理人:TILTOWAIT 






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[ 2016/10/27 00:20 ] 雑感 独り言 | TB(0) | CM(0)

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