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競走馬治療に光あれ

俺「とりあえず良かった良かった。」
弟子「本当に良かった。」


クールモア・スタッドより
abeyさん回復


俺「なんとなく伝わるかな?」
弟「なんとなくは伝わるでしょう。」
俺「一応翻訳掛けた文章を載せましょうか。」



つなぎを融合させる長い手術の後、Stニコラス・アビーはジョン・ハレーのFethardの馬のホスピタルで集中
治療の中で健康を取り戻しています。

外科は、Gerケリーおよびトム・オブライアンに加えてディーン・リチャードソン博士(新しいボルトン中心
ペンシルバニアでの外科のヘッド)とのコンサルテーションでFethardの馬のホスピタルで実行されました。

Stニコラス・アビーは、集中治療に暫くの間残り、彼が危険から考慮される前に交差するべき多くの
ブリッジがあります。

今朝、彼は健康で快適です。また、後ろに干し草を楽しんでいる!

私たちは彼がそのように適合され、彼の長い回復には重大だろう不思議な姿勢および気質を持っていて
幸運です。




弟「な、なんとなく伝わってきますけどね・・・」
俺「アビーさん、後ろに干し草を楽しんでいるそうです!!」

弟「ホントにこの翻訳ってカオスだよなぁ」・・・
俺「一時は生命の危機も危ぶまれたアビーさん、なんとかその危機は脱したみたいですね。あぁ良かった。」
弟「まだ油断はできない状態なんでしょうけどね、ひとまずは長い治療お疲れ様!!アビーさん!!」
俺「ドクターの皆様もお疲れ様でした。」
弟「実はこないだの更新の後、師匠は気が気じゃ無かったんですよ・・・」
俺「そりゃそうだよ・・・更新した後に『しまった』と思ったもん・・・

 デスブログになったらどうしようって・・・」

弟「良かったねぇ、アビーさんが強い子で。」
俺「『後ろに干し草を楽しめる』程に回復して
  くれてありがとう、アビーさん!!」


弟「・・・気に入っちゃったか。」
俺「気に入っちゃった♥」
弟「一命を取り留めただけでも良かったですよね、本当に。」
俺「この際種牡馬として仕事できるかどうかは置いておこう、とにかく手術が成功したコトが良かった!!」
弟「やはり大変な手術だったんですね。」
俺「基節骨骨折の骨を繋ぐ手術だろ?恐らくこういう形の治療が施されたのではないかと。」

接合治療

弟「うわわわわ・・・」
俺「中手骨の基節骨骨折ってなると、相当難しい接合手術になると思う。」
弟「頑張ったんだねぇ、アビーさん。」
俺「ここまでの手術を、まず普通はしないだろうからね。アビーさんだから治療してもらえたってトコもあるけど、今回の
  手術成功は競走馬の骨折治療にとって大きな意味を持つものであると信じたいよね。」
弟「・・・要するに師匠は、今回のアビーさんの怪我は本来予後不良という判断が成されるレベルの深刻な怪我
  だったと?」
俺「そう見ている。」
弟「・・・」
俺「あまり馬の骨折の話は聞きたくないだろうけどイイ機会だ。骨折治療の話をしよう。」
弟「ヤダよぉ!!」
俺「・・・」
弟「・・・」
俺「まず競馬ファンが最も聞きたくない単語、それは『開放』であり・・・」
弟「やめようよぉ!!」
俺「・・・」
弟「・・・」
俺「わかったよ、痛くて悲しい話はしない様にするから。」
弟「ホントに?」
俺「大事だよー。要するにさ、今まで助からなかった子達に助かる可能性を見出せる治療が今回は成されたんだと
  思うんだ。確かにまだアビーさんは治ったわけではない、でもこの骨折なら治療が可能だという事実を作って
  くれたんだ。」
弟「うん。」
俺「人間から見たら不思議だろ?そもそも骨折って人間の死因にはなかなかならんだろ。」
弟「そりゃー馬は4本の脚で全体重を支えてるんですから、それが一本欠けるってコトは・・・」

俺「人間の足は二本だぞ。」
弟「うわぁお。」


俺「屁理屈はさて置き、要するに人間にはという凄いシステムがある。他の動物からすれば反則に近いものだ。」
弟「そう言われればそうか・・・」
俺「馬に限らず四肢で立つ動物にとって骨折や足に関する病気は深刻だ。それ自体が死因になるのではなく、それ
  により衰弱してしまうからな。」
弟「そうだよね、立っていられなくなっちゃうのは動物にとって深刻なコトですよ。」
俺「人の骨折を治すことと、馬の骨折を治すことの最大の違い。馬は治療中の脚を使わねばならないというコトに
  尽きる。例え繋がっても完治するまでは痛みがあり、それでもその脚で立たなければならない。」
弟「・・・」

俺「予後不良とは、治療不可の怪我ではなく、回復に至るまで
  馬が耐えられない怪我に対して取られる措置だと思う。」


弟「ねぇ・・・」
俺「何?」
弟「やっぱり聞きたくないよぉ・・・」
俺「・・・怪我の話はここまでにしとこうか。じゃあ治療についてだ。」
弟「ふぅ・・・」
俺「先程は患部の固定処置のレントゲン写真を見てもらったが、このようなボルト結合は昔からあったものだ。」
弟「ふむ。」
俺「馬の骨折治療には手術が必要になる。ギプス巻いて固定しておけば繋がるってものではないんだな、それに
  先程も言った通り患部を酷使しなければいけないから関節を固定するなんて尚更できない。そこでどうしても
  手術が必要になってくる。」
弟「なんで手術という手段に限られちゃうの?」
俺「考え方としてはこうだな。」

人間の骨折治療 = 患部を使わないようにし、元通りになるのを待つ
馬の骨折治療 = 壊れた部分を何とかくっ付けることで、立てる様にする


俺「その上で合併症が起きないようにしなければならない。立てる様になったと言っても痛さで暴れてしまい患部を
  更に痛めてしまったり、患部を庇ったが為に別の脚が故障してしまうコトもある。」
弟「そうだよねぇ・・・」
俺「だから、気長に無理せず治療するってコトができないから、もう無理矢理にでもくっつけて早く治すって治療に
  なってしまうんだな。そうなると患部を直接いじくりまわしてくっつけるという手術になってしまうんだ。」
弟「痛い痛い痛い!!」
俺「そのいじくりまわしてくっつける技術の進歩こそ、競走馬の骨折治療の進歩なんだな。」
弟「その言い方なんとかなんないの・・・?」
俺「簡単に言ってしまうとだな、すぐに元通りに近い状態まで脚を組み直すコトこそ、競走馬治療の最大のテーマ
  になるんだね。」
弟「アビーさんの手術はそれが成されたということですか。」
俺「レベルの高い手術だったんじゃないかな。あまりにも簡単に言ってしまったけど本当にそうだと思うよ。」
弟「やっぱり治療技術というのも年々進化しているんですかね?」
俺「やはりこの辺の話をするとなるとテンポイントの悲劇は競馬ファンは知っておかないといけないのだろうな。
  彼が現在の競走馬治療に大きな足跡を残した。」


※テンポイント
トウショウボーイ、グリーングラスと共に三強を形成し、1970年代後半を彩った名馬。
1978年の日経新春杯で66.5kgという酷量を背負い出走、その結果競走中に故障を発生してしまった。
獣医達はその場での予後不良を診断するも、馬主や厩舎がその判断を保留し、全国のファンから延命の希望が
多く寄せられ手術を決定。手術は成功するも、合併症を発症し衰弱、馬体重も200kg程にまでやせ衰え、事故から
約1ヶ月半の闘病の末に衰弱死した。


俺「この際にテンポイントが残した物は大きいと、獣医師達はよく言っている様だ。」
弟「競馬と向き合う以上、競走馬達の事故は避けられない事ですけど、その事故によるお別れが減る様になれば
  本当に嬉しいです。」
俺「昨年も新しい治療が美浦で施されたね。立位手術。字の通り馬を立たせた状態で手術する方法だ。麻酔を
  しない手術と言うと物凄く痛そうだけど、全身麻酔をして馬を倒して行う手術よりも、馬に対するリスクが少ない
  んだってさ。」
弟「へぇえ。でも麻酔無しって・・・」
俺「なんかそう聞くと可哀想って思えるけどね。」
弟「でもそれで良くなるんならいいか。」
俺「そゆこと。治療法も日々進化してるんだよ。それに対して努力してる人達が居るからね。」
弟「予後不良って言葉が無くなるといいな。避けられないけど、できれば聞きたくないよ。」
俺「そうだなぁ。」
弟「獣医師さん達には頑張ってもらいたいですね!!」
俺「この予後不良という言葉が持つイメージは大きい。少しでもこの言葉が減る様になってもらいたいよ。」
弟「そうですね!!」

俺「どんな怪我をしても、すぐに『後ろに干し草を楽しめる』様な
  競走馬治療が実現されるといいな。」

弟「気に入り過ぎです。」






※手術お疲れ様!!そしてこれからも頑張れ、アビーさん!!





とりあえずクリックもらえるとウレシイです

[ 2013/07/26 00:59 ] その他 | TB(0) | CM(4)

ひと安心ですね!

師匠、弟子ちゃん、おはようございます

師匠達の願いが通じたのか、
アビー号の手術成功
ほんとに良かったですね!
今後は、色んな問題をクリア
していかなければいけませんが、
きっと良くなってくれると思います。

追伸
干し草を使った比喩法、絶妙です。
[ 2013/07/26 10:36 ] [ 編集 ]

このbackを「後ろに」と訳してしまうあたりはさすがは翻訳ソフトですねw
地味に「不思議な姿勢」と「交差すべきブリッジ」もじわじわ来ますw

立位手術は、一応局部麻酔打つみたいですよ。
あと、利点には経費を削減できることと、
スクリューの挿入を水平方向に行えるということがあるみたいです。
参考リンク:(h)ttp://www.equinst.go.jp/JP/bunken/12065.pdf
[ 2013/07/26 20:40 ] [ 編集 ]

>内枠さん

良かった良かった!!
でもまだ油断できない状態。なんとか無事に回復に向かってほしいです。
[ 2013/07/27 00:12 ] [ 編集 ]

>通りすがりの馬主さん

和文→英文→和文と翻訳を重ねるとカオス度がかなり増します。

さすがに局部麻酔はするか、そりゃそうだよなぁ・・・
[ 2013/07/27 00:14 ] [ 編集 ]
立札4

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