浦和封神伝

俺「暑ぅい!!!!!」

弟子「暑いですよねぇ・・・グッタリしちゃいますよ・・・」
俺「ちょっと気候がおかしいよなぁ。」
弟「こちら側は気温ですけど、四国や九州は大雨で非常事態ですもんね。ここはまだ恵まれてますよ。」
俺「まったくどうなってるんだ・・・(ヌギヌギ)」
弟「なんでいきなり脱ぎはじめるんですか・・・」
俺「なんでって、暑いからとりあえずマッパになって・・・


ピンポーン♪


俺「誰だァ!?これからマッパになって弟子とロックアイスを体に
  こすり付け合う楽しい遊びをしようって時に!!」

弟「いや、しねぇから。」


ガチャ


俺「おっ。」
弟「あなたは・・・」


幹部


俺「折笠教団幹部さんじゃないか。」
教団員「お久しぶりです。」


弟「・・・ちょっと待てや。」
教「なにか?」
弟「なにか?じゃないですよ・・・なんですか、その服装は。」
教「服装がなにか?」
弟「折笠騎手の勝負服じゃなければ意味無いでしょ!?」
教「あんなヒラヒラしてるの着てたら暑くてしょうがないですよ!!」

俺「熱中症には気を付けないとね。」
弟「ポリシーが無いのか、この教団には・・・!!」
俺「頭巾かぶってるじゃんか。」
弟「頭巾は折笠騎手に関係無いでしょうが。」
教「関係無いかもしれないけど、これで充分なんです!!」
弟「開き直りやがった・・・」

教「まぁまぁ、今日はそんな話をしに来たんじゃありませんから。」
俺「何です?遠いトコロから突然来たりして。」
教「ええ、ちょっと大変なことになってましてね・・・TILさんの考えも聞かせてもらおうかと。」
俺「大変なこと?」
教「ええ。あ、先ほど気候がおかしいって話をされてた様ですけど、それに関連する話なんですよ。」
俺「気象は専門分野じゃないですよぉ。」


教「あ、コレ、差し入れのロックアイスです♥」
俺「わあぁ、気が利くぅ♥」



弟「ボクはお出かけしますネ。船の時間に間に合わない。」
俺「居なさい。」
教「ええ、居てください。考えは多い方がいい、事態は非常に深刻なんです。」
弟「そんなに真剣なハナシなんですか・・・?」
教「お二人共、最近のゴッドオリィの競走成績はご存知でしょうか?」
弟「そう言えば、最近あまり話題にしてませんでしたね。」
俺「う~ん、かんばしくないね。年明けにいきなり勝利したけど、それ以来はさっぱりだ。」
教「ええ、そうなんです。さっぱりなんです。」
弟「それが何か?」

教「異常なんです。」
弟「いや、正常でしょう。」


俺「・・・話をちゃんと聞きなさいよ。いや、俺には言いたいことがよく解るよ。勝てないってことが異常なんじゃない、成績が
  異常だってことだろう?」
教「はい・・・」
俺「でも7月に4着が一度あったでしょ。」
教「ええ、あの時は本当にホッとしました。しかし現在の気候状況を考えるとあれだけではまだ足りていないと見るのが
  妥当だと思われます・・・」
俺「ふむ・・・」
弟「えーっとねぇ、何の話なんです?」


教「ゴッドは『お力』を蓄えすぎている状態です。」
俺「やはりそうか・・・」


弟「やっぱお出かけしていい?ねぇ、いいよね?」
俺「・・・放出されなければお力は溜まってしまう。あの一度の掲示板では溜まったお力の一部も放出されてないってこと
  ですね。」
教「はい。」
弟「もうヤダ、この人達・・・」
俺「とは言ってもだよ、前回勝利から僅か半年じゃないか。その間に一度掲示板を記録したのなら、さほどお力は溜まって
  いないのでは?この様な期間は珍しくなかった様に思えるんだが。」
弟「・・・そうだよ、初勝利から二勝目までの期間を考えたら、二勝目から四勝目までは超高速と言っていいでしょう。その、
  お力ってのがボクには何だか解らないですけど、勝つことや掲示板に入ることによって放出されるモノならば、初勝利
  から二勝目までの間は何だったのって話になるでしょう。」
教「ゴッドは度重なる勝利により、神としての格を上げられてしまった。その為、今までよりもお力が溜まりやすくなって
  しまったのです。」
俺「なんと・・・」
教「非常に危険な状態です。」
弟「あの・・・お力って何?」

教「神の力です。」
弟「ああ、そう。」


俺「折笠騎手という姿の中には神の力が宿っている。それは非常に強力で神聖な物なのだよ。それを我々はお力と呼び、
  尊く恐ろしいものとして崇拝しているんだ。」
弟「ふーん。」
教「信じていませんね・・・?」
弟「はい。」
教「よろしい。ならばゴッドのお力が現在、どの様な状況を作り出しているかご説明しましょう。」
弟「わーい。」
教「まず現在の東日本の猛暑ですが、これをもたらしているのは
  ゴッドのお力が原因です。」

弟「マジっすか。」


俺「そういうことか・・・!!」
弟「何に納得したんだ!?」



俺「弟子ちゃん、コレはヤバイ。たしかにヤバイぞ。お力がオリィからはみ出てしまっている。そういうことだね?」
教「察しが早くて助かります、そういうことです。」
弟「はみ出るってなんだよ・・・」
俺「お力は基本的に、上に向かうものなんだ。天から与えられ、本来であれば大地に広がっていく。そのパイプになっている
  のがオリィなんだが、今はそのオリィに収まりきらないお力が漏れ出している状態。漏れたお力は天に還ろうとしてしまう
  んだよ。オリィに浄化され放出される力とは別の物になっちゃうんだ。」
教「正しく作用しなかったお力は上に向かい、その際に上昇気流を作り出します。」
俺「ふむふむ。」
教「強い上昇気流がピンポイントの高気圧を発生させる。細い柱の様な超高気圧が浦和に発生しているのです。その柱は
  まるで画鋲の様に、東日本を覆っている太平洋高気圧に突き刺さる。どうなるか解りますよね。」

俺「太平洋高気圧が固定されてしまっているのか・・・!!」
教「この高気圧の停滞はゴッドのお力によるものなのです!!」


弟「アイス食べよっと。」
教「この高気圧により西日本には大雨、東日本には猛暑という状況が生まれてしまっているんです。」
俺「しかしお力の仕業とあっては我々にはどうすることもできないぞ!?」
教「それだけではないんですよ・・・」
俺「他にも何かあるんですか!?」
教「太平洋上にある台風11号です。」
俺「!!」
教「TILさん、この台風の特徴をご存知ですか?」
俺「確か、非常にスピードが遅くて、太平洋の海水温度が高いところで勢力を強めてしまって・・・
教「・・・」


俺「台風が・・・神に同調しているのか!?」
教「そうなんですよ・・・!!」



弟「ピノのアソートはアーモンド味から先に無くなっちゃうのがサビシイね。」
俺「なんてこった・・・コレも漏れ出したお力によるものなの!?」
教「ゴッドの意識を含んだお力が漏れ出し、それが台風に流れ込んだとなれば、想像に容易いコトでしょう。」
俺「なんてこった、そこまで影響力を持ってしまっているとは・・・」
弟「アーモンド味ダイスキ。おいしい。」

俺「真面目に聞けよ!!大変なんだぞ!!」
弟「真面目に聞いていられるか!!」


俺「ここまで気象に影響を及ぼすまでお力が蓄えられてしまってるんだぞ!!」
教「そうですよ!!このままじゃ地球が危ないんです!!」
弟「あぶねぇんだ。どうあぶねぇの?」
教「予測される事態としては、コレに似た現象が起きるのではないかと言われています。」


2nd.jpg


弟「みんなしんじゃうんだね(あむあむ)。」
俺「ピノ食ってる場合じゃねぇんだって!!」


弟「あむあむ。」
俺「チッ・・・しかし、いくら勝利により神として昇格したとは言え、なぜ急激にお力がここまで溜まってしまったんですか?」
教「そう、普通に考えたら短期間でここまでお力が溜まることは考えられない。しかし、その謎はやはり競走成績の中に
  隠されていたのです。」
俺「何!?」
教「ゴッドは・・・をレースの中で使えなくなってしまっている。あの術を使うことにより放出できていたものが放出されずに
  蓄積されてしまっているのだと、教団内では予測されています。」
俺「術ってまさか・・・」

教「シンガリ率が著しく上がっています。」
俺「シンガリ回避術が使えていないのか!!」


教「ここ最近のシンガリ率の高さは異常です。」
弟「シンクロ率みたいだね(あむあむ)。」
俺「そこまでは気付かなかった・・・掲示板率の低下はうすうす感づいてはいたんだが、こないだの4着でホッとしてる場合
  ではなかったのか・・・しかし何故そんなコトに?」
教「・・・」
俺「・・・何か、恐ろしい企てがあるとか?」
教「シナリオとしては最悪なのですが・・・可能性は高いと思われます。」
俺「一体何が!?」


教「冨田師は、『封神』を試みておられるのかと。」
俺「そんな無茶な!!」


教「彼はゴッドに術を使わせない様に馬を選択している。神の力を封じに掛かっているのかと思われます。」
俺「バカな!!そんなコトをして一体何になると言うのだ!?お力は人力でなんとかできるものじゃないんだぞ!?」
教「意図は掴めません。しかし彼がゴッドの奇跡への希望を摘み取ったのは間違いなく事実なんです。」
俺「奇跡への希望・・・?」

教「ケイアイレックスは登録抹消になりました。」
俺「!!!!!!!!!!!!!!!!!」


弟「ケイアイレックスって折笠騎手で二勝した馬ですよね。引退になっちゃったんだ・・・」
教「教祖の言う鍵であったケイアイレックス、彼はゴッドオリィにとって欠かせない放出点だった。」
俺「教祖は何と言っておられるのだ!?」
教「『彼の者のとった所業は、世界に仇なす悪鬼の所業』と、非常に怒り狂っておられます・・・」
俺「教祖でもどうにもできないのか、この状況は・・・!!」
弟「えっと・・・教祖様について二人が知ってるコトってなんだっけ?」



俺&教「苗字が冨田。」
弟「・・・どうぞ、お話を続けてください。」



俺「何を企んでいるんだ、あの調教師は・・・」
教「恐らく、神を封じ支配し、その力を我が物にしようとしているのでは。」
俺「失敗したらどうなるか解っているのか!?この世界の大半が焦土と化すんだぞ!!」

弟「ケイアイレックスで三勝目挙げても、世界が焦土と化すって
  言っていた様な・・・」

俺&教「物事の本質が違う!!」

弟「・・・」
教「その場合は信じた者達が救われる世界が訪れることになるのです、今回の場合は違いますよ。ただただ溢れ出る
  お力が制御不能になり爆発してしまうとなれば、そこには信仰など無力です。」
俺「上手くお力を放出して頂かねばならないが・・・冨田師の意向が本当にそうなら何もできないぞ。」
教「やはりTILさんでも名案は浮かばないですか・・・」
俺「くそぅ!!このまま地球の危機を指くわえながら見ることしかできないのか・・・!!」
弟「あの・・・」
俺「なんだよ。」
教「おお、まさか名案が!?」
弟「・・・折笠騎手が神様なら、それを仕切ってる冨田師って一体何になるのさ?」


俺「・・・何になるの?」
教「・・・さぁ。」



弟「・・・ところでさ、その、お力ってモノの話は誰から聞いたの?」


俺&教「教祖。」


弟「えっと・・・もう一回聞くけど、教祖様について二人が知ってるコトってなんだっけ?」


俺&教「苗字が冨田。」


弟「えーとね、皆様はね、浦和で頭巾かぶった怪しげな集団を見ても絶対に近づかないで下さい。ヤバイのがうつる
  可能性が非常に高いです。声を掛けられても無視して逃げる様、ご注意願います。」


俺「・・・お前まさか、何か知ってるのか!?」
教「・・・もしや冨田師の手先か!?」

弟「ボクも今すぐ逃げることにします。」







※オリィが何だかわからなくなってきた

 
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[ 2014/08/06 02:26 ] 折笠騎手観察日記 | TB(0) | CM(16)

折笠教団

今回のすごいおもしろかったです。
小説家になれるのでは?
オリイ愛を感じます。
また、どこかで続きを
[ 2014/08/06 06:05 ] [ 編集 ]

師匠と弟子ちゃんの温度差・・・(笑)
[ 2014/08/06 07:38 ] [ 編集 ]

確かに、ピノのアソートは、アーモンド味から無くなりますね。
[ 2014/08/06 08:16 ] [ 編集 ]

あっ

ソユコトネ。

だから昨日のマルチヒーローなんとかは
おりぃ枠ではなくて、翼チャン枠でよかったん。

噴く潮浴びたくて?
(複勝や←
二頭で迷ったサー
ことわざに反して2頭とも買っていても十分な…だったのに…



ばっかじゃなかろか!
(コレ、今頃ハマってるっㇲ

『エリチカ 画像』でけんs
[ 2014/08/06 10:45 ] [ 編集 ]

この幹部さん、オリィの勝負服着てるところを
見たことがないんですけど
[ 2014/08/06 14:45 ] [ 編集 ]

歪んだ愛情表現?

折笠騎手好きなんですよね?

ネタ扱いにしかしてないような(笑)

でも何故だろう?

この記事を読んでる時に頭の中で

魂のルフラン&THE BEASTが流れてた(笑)

弟子チャンの対応もメッチャ面白い!!!

今日も楽しませてもらいました
[ 2014/08/06 17:15 ] [ 編集 ]

冨田センセイの尽力が為されているからこそ、ギリギリ均衡が保たれているのです。
そう、ゴッドオリィのお力の前では、我々の力は無きに等しい。もし、冨田センセイの封神の儀がなければ、今頃はきっと暴走した神のお力によってもっと多大な犠牲を払っているだろう。

そして神はシンガリ回避術を使えなくなった代わりに、新たにヤラズの術を身に付けたのだ。
某有名中央ベテラン騎手が得意としている術を、この短期間の間に神はマスターし駆使しているのである。

ゴッドオリィ、誠に恐ろしき男よ。


ちなみにオリィが馬券圏内に入ると、浦和のスクランブル交差点で教団員達が次々とハイタッチをするというおぞましい光景が見られます。
[ 2014/08/06 23:58 ] [ 編集 ]

異常気象にはオリィのお力が関わっていたのか…w
そして、オリィ最強のお手馬ケイアイレックスはいつの間にか引退していたのか…。

しかし、これだけお力がたまると、放出しても大変なことになりそうですねw
[ 2014/08/07 00:01 ] [ 編集 ]

>トリゴボウさん

この程度で小説家になれたらアタイ売れっ子になれちゃうよ!!
[ 2014/08/09 01:15 ] [ 編集 ]

>mさん

真剣なハナシなんだぞ!!!!!
[ 2014/08/09 01:16 ] [ 編集 ]

>くじらさん

弟子がこの意見聞いて大喜びしてます。キャッキャ♪
[ 2014/08/09 01:17 ] [ 編集 ]

>妄想マンさん

・・・相当血中アルコール濃度高い時にコメントしただろ。
[ 2014/08/09 01:18 ] [ 編集 ]

>虎犬さん

幹部でコレだから、風紀は乱れていると言えよう。
[ 2014/08/09 01:18 ] [ 編集 ]

>ranbuさん

ネタ扱いではないです!!真実なのです!!
信じないと大剣で薙ぎ払われる未来になるぞ!!
[ 2014/08/09 01:20 ] [ 編集 ]

>ササニシキさん

くっ、神封じもそこそこにしないと暴発してしまうぞ、冨田師・・・!!

そんでオリィのはヤラズじゃなくてヤレズです・・・
[ 2014/08/09 01:22 ] [ 編集 ]

>通りすがりの馬主さん

久々に手の込んだコトしてきましたね・・・

正しいカタチで放出されれば大丈夫。お花がいっぱい咲きます。
最終的には大剣で薙ぎ払われます。
[ 2014/08/09 01:24 ] [ 編集 ]
立札4

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