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消える冠

★さびしいニュースです

俺「昨日記事の終わりで近々残念なニュースをお届けしなければならないだろうと言いましたが、もう本日にオープンソースで
  開示されていましたね。昨日の時点では専門紙1紙のみがソースだったので、取り扱うのを避けたのですが・・・」


トウショウ牧場閉鎖、名門がまた…50年の歴史に幕


俺「名門、トウショウ牧場が本年の10月一杯をメドに閉鎖することが決定しました。メジロ牧場の解散から4年、また一つの
  愛おしい冠が競馬界から姿を消すことになります・・・」
弟子「さびしいね・・・さびしいんだけど・・・」
俺「だけど?」
弟「・・・正直、ボクはトウショウの冠を持ってる馬でリアルタイムで知ってたのって、こないだのBSN賞で2着に頑張っていた
  トウショウフリークぐらいなんですよね。」
俺「それだけ昨今で活躍馬が出てなかったってことだろうねぇ。」
弟「もちろんスイープトウショウやシーイズトウショウのことは知ってるんだけど、後で知った馬なので。あとは師匠が警視庁
  騎馬隊に入隊したことを教えてくれたトウショウシロッコとか。」
俺「この話をする上で遡ってみたんだ。お前がトウショウの冠に印象が無いのも無理は無い、トウショウ最後の重賞勝利は9年前
  にまで遡らなければならなかった。2006年のアルゼンチン共和国杯のトウショウナイト、これが多分トウショウの最後の重賞
  勝利なんだ。」
弟「そこまで遡らなければならないんですか。」
俺「この2006年の秋が、トウショウの冠が燃やした最後の炎だったのかもしれない。」


2006 9/10 セントウルステークス シーイズトウショウ優勝
2006 10/8 京都大賞典 スイープトウショウ優勝
2006 11/5 アルゼンチン共和国杯 トウショウナイト優勝



弟「すごい・・・」
俺「意外なんだよな、ここから重賞制覇が無いんだ。2着や3着は何度もあるけど勝利が掴めない。先述のトウショウフリークや
  トウショウシロッコ、あとは短距離戦線のトウショウカレッジ、ダート短距離のトウショウカズン・・・」
弟「そうか、トウショウカズンも結局重賞には手が届かなかったっけ。」
俺「もうトウショウと言えばオールドファンにとってはトウショウボーイなんだよね。その時代は経験してはいないけどテンポイント
  とグリーングラスとの名勝負は競馬史に燦然と名を残している。この時代を知っている方からすれば、このニュースには
  愕然とせざるを得ないだろう。」
弟「天馬と言われた馬ですよね・・・三冠馬ミスターシービーのお父さんだ。」
俺「時代の流れの中で様々な冠が現れは消えてきた。仕方ないことなのかもしれないけど・・・」
弟「古き名門の名は生き続けてほしいです。」
俺「そうだよねぇ。」
弟「やっぱりオーナーブリーダーって大変なんですね・・・」
俺「一応、経営難による閉鎖とは言ってないんだ。牧場長のコメントでは円満な幕引きと捉えてほしい感じなんだな。でも、そうは
  言ってもって部分が大きいだろうね。」
弟「やっぱり経営が昔の様にいかなくなったと。」
俺「断言はできないよ、当人がそう言ってるんだからソコは汲んでおきたい。でも近年では生産馬をサマーセールに多く出したり、
  牧場規模を徐々に縮小したりと、見る人によっては解る兆しがあった。決して楽観的なハッピーエンドではないだろうな。」
弟「難しいんだろうなぁ・・・」
俺「トウショウボーイ以来、種牡馬になれるような牡馬に恵まれなかったのが大きいと思う。完全自家生産もできないし種付け料
  も得られない。晩年で名牝には恵まれたけれど、結局種付け料を払って子が生まれたって年に一頭だ。」
弟「ああ、そうか。牝馬がたくさん居ても生産に掛かるお金もバカにならないもんね。」
俺「ニュースによれば繁殖牝馬が27頭、その全てに種付けするって考えたら莫大な金額になるだろ。」
弟「シャダイさんのトコの高額種牡馬なんか考えるだけで恐ろしいですね・・・」
俺「レース賞金も満足に稼げない状況で、種牡馬収入が無く、種付け料と維持費だけが重なっていく・・・このサイクルが回って
  しまうと、オーナーブリーダーは一気に苦しくなるだろうね。」
弟「いい考えがあります。」
俺「・・・今更お前がいい考え出してもどうなるものでもないとは思うが、一応聞いておこう。」


弟「シャダイさん、オルフェーヴルちょうだい。」
俺「無策以下です・・・」



弟「ライバルとは言え競馬を共に支え続けてきた大事な仲間でもあるでしょう!?こういう事態になったら敵に塩を送るくらいの
  寛大さがシャダイさんには必要だと思うのです!!」
俺「一理無くもないんだよな。冠が消えるってコトは、考え様によっては競馬ファンの損失にも繋がる。それはシャダイさんの望む
  ところではないハズだ。オーナーが多くあってこそ生まれるロマンが無くなり、完全な独占市場に近づいていけばファンも嫌気
  が差すと思う。」
弟「そうでしょう。見慣れた勝負服が消えるのはさびしいのです・・・」
俺「でも、だからと言って種牡馬くれは横暴だろ。」
弟「そうかなぁ・・・業界を活性化させることが第一とするならば、競馬界、生産界のトップであるシャダイさんが手を差し伸べて
  然るべきなんじゃないかと思うけど。」
俺「そんな甘くないって。それに、メジロもトウショウも、そういうことは望んでなかったと思うよ。」
弟「なんで?」
俺「・・・ちょっとメジロとトウショウの閉鎖には、悲しい共通点があるんだ。」
弟「・・・何?」
俺「メジロ最後の名牝、メジロドーベル。トウショウ最後の名牝、スイープトウショウ。」
弟「どちらも知っていますけど・・・」
俺「両牧場の最後の期待は、おそらく彼女達の産駒に託されていたんだと思う。そんな中での葛藤がシャダイさんのところの種
  牡馬だ。これだけの成績を残した牝馬には、それなりの種牡馬を付けたい。でも自社には相応しい種牡馬が居ない。そう
  なるとシャダイさんに頼るのがベターだ。」
弟「うん・・・そうなっちゃうと思う、仕方ないと思う。」
俺「でも、古き名門としてはあの馬の産駒に再建を託すのは、恐らく凄い葛藤があり、覚悟を擁したと思うんだよ。」
弟「あの馬ってのは・・・」


俺「どちらも、その牝馬とディープインパクトの産駒が
  3歳になった年に閉鎖が決まったんだ。」



メジロダイボサツ(父ディープインパクト 母メジロドーベル) 
2008年産まれ → 2011年メジロ牧場解散

レガッタ(父ディープインパクト 母スイープトウショウ) 
2012年産まれ → 2015年トウショウ牧場閉鎖



弟「・・・」
俺「もうディープインパクトを付けること自体が、どちらの牧場にとっても屈辱的だったと思う。シャダイさんの誇る最高傑作だ、
  この馬に頼ってしまってはライバルとしての威厳に関わる。しかしメジロ牧場はディープの種付け初年にドーベルとの間に
  その子を得た。デビュー前に結構騒がれていたのが記憶に残ってるよ、12冠ベビーって。」
弟「でも、そのメジロダイボサツは結局、大きな功績を挙げることなく引退してしまったんですよね・・・」
俺「走らせてみなくては解らないって部分もあっただろうが、この馬のデビューでメジロ牧場は諦めが付いたのではないかとも
  思えるんだ。」
弟「運命を託した一頭だったということですか。」
俺「レガッタも同様、とは言い難いんだけれどね。この馬はセレクトセールに出されたからな、自社所有しなかったことを怪しむ
  意見もあったらしい。」
弟「あれ、でもレガッタは昨年新馬デビュー勝ちしてきさらぎ賞も走ってましたよね?そう言えば全然見ないけど。」


俺「今年の7月に蹄葉炎で亡くなったそうだ。」
弟「・・・・・・」


俺「・・・非常に残念だけど、双方違うカタチでこのディープインパクト産駒の結末が関係してるのかな、ってのは少し感じる。」
弟「そうだったんですね・・・」
俺「シャダイさん家の最高額種牡馬に、藁にもすがる想いで託した結果が、あまりにも無情なものだった。」
弟「簡単には上手くいかないものなんだな。」
俺「今年スイープトウショウとオルフェーヴルの間に男の子が誕生しているけれど、共に手綱を取っていたのは池添騎手だよ。
  彼はこの件に関して、こうコメントしている。」


「オルフェーヴルとスイープの間に子どもも生まれたと聞いていたのですが・・・あの勝負服を着られなくなるなんて」


俺「多分、この子にトウショウの勝負服で・・・って夢があったんだろうな。」
弟「せめてこの子がデビューするまで閉鎖するのやめようよぉ!!」
俺「そうだなぁ、そう願いたい。でも、今1歳のスイープ✕ディープの子もセレクトセールで上場されるも買い手が付かず、主取りに
  なった時点で経営を伸ばすことも考えにくくなってしまったんだろうな。」
弟「現実はキビしいですね・・・」
俺「オーナブリーダーの資金繰りの難しさを痛感させられるな。」
弟「・・・例えば他の、名門スタッドはどうなんでしょうか?」
俺「シンボリ牧場なんかは、よくそういうウワサを聞くけどなー・・・権利の半分がシャダイさんにあるとは言え、シンボリクリスエス
  の存在は大きいよ。でもシンボリ牧場もそれに続く種牡馬候補が出ないとなぁ。少なくとも近年で思い浮かぶ活躍馬と言えば
  牝馬のスイートサルサぐらいだし・・・ああ、シンボリ牧場産のディープ産駒も現状ことごとく走らないな。」
弟「ヤマニンは?」
俺「イメージではあるけど、小粒な種牡馬で細々と稼ぐのが上手な感じの生産ができているんじゃないの。あんまし大物が出て
  くる気配は感じないけど。あとヤマニンのディープ産駒も何故かことごとく走らない。」

弟「ディープインパクトってイヤなヤツなんですね・・・」
俺「うん、俺も言っててそんな気がしてきた。」

弟「高いお金積んでも他所様にはイイ子を作らせないぞって感じなんですね・・・」
俺「シャダイ孝行が過ぎるだろ・・・」
弟「オーナーブリーダーだけでなく、個人馬主さんだって居なくなったら寂しいです。見慣れた勝負服、聴き慣れた冠、それがもう
  見られなくなるんだって思うと切なくなりますね・・・」
俺「結構そういうパターンも多いからな、最近あの冠名見ないなって感じるコトは少なくないよ。理由がハッキリしていたフサロー
  さんみたいな場合の方がごく少数で、あとは調べない限りはフェードアウトしちゃってるっていう。」
弟「・・・」
俺「今回のトウショウ牧場の閉鎖は、多くの競馬ファンが嘆いている。それだけの思い出を作ってくれたんだ。メジロの時もそう
  だった。変な言い方だけど、これだけ別れを惜しまれるってコトがこの世界では特別なの。トウショウの冠に思い出をもらった
  人はしっかりとねぎらいの言葉を向けてあげてほしいな。」
弟「そうだね。ところで師匠にとってのトウショウの思い出のレースってあります?」
俺「ふふん、俺のトウショウ思い出レースはな、地味だぞ。」
弟「地味・・・」
俺「2010年の中山金杯だね。トウショウの馬が勝ったワケじゃないレースだけど、俺は結構トウショウシロッコが好きでさ。」
弟「うん、前に聞いたことがある。」





俺「『このレースはトウショウ兄弟のワンツーだ!!』って、トウショウシロッコとトウショウウェイヴの兄弟馬連を買ってたのね。
  もう直線は血管浮き上がらせて応援したよ。漢藤田のアクシオンに負けちゃったけどさー・・・この兄弟、ワイドでも8000円
  ついたんだーって肩を落としたのも、今となってはイイ思い出。」
弟「相変わらずですねぇ。」

俺「今、改めて映像で見たら、漢藤田のガッツポーズにあの時の
  怒りが蘇ってきました。」

弟「お沈め下さい・・・」

俺「このトウショウシロッコも警視庁騎馬隊に入隊し、颯駿(そうしゅん)号というカッコイイ名前で今は頑張ってるそうですよ。
  元トウショウの誇りを胸に、末永く活躍できることを願っております。デシちゃんはあんまりリアルタイムでの思い出がない
  からしょうがないかな。」
弟「一個だけあります。まぁ、現役のトウショウフリークになるんですけど。」
俺「おっ」

弟「ユタカさんと地方でアホ逃げしてたなぁ・・・」
俺「トウショウと言うよりユタカさんですね・・・」


弟「フリークにも頑張ってもらいたいね、こないだ2着だったし。」
俺「そうだな。それにトウショウの名は無くなってもトウショウの血は生き続ける。スイープとオルフェーヴルの子が早く見たいって
  人は多いだろうね、できればその勝負服がトウショウのものだったらベストなんだろうけど、違う勝負服だってその子は立派に
  トウショウの血を継いでるんだから。」
弟「でも贅沢な希望かもしれないけど、残された時間で、あの勝負服の思い出がまたできるといいなーって思ってる。」
俺「じゃあ、まだ『お疲れ様』は言わないことにしとこうか。」
弟「そうしましょう!!10月末まで、頑張れトウショウ!!」




※このアンケートは今週一杯です。トウショウボーイ票が伸びたりして・・・





※精一杯最後まで駆け抜けて下さい!!



↑PLEASE 1DAY 1CLICK EVERYDAY!!



[ 2015/09/03 01:44 ] その他 | TB(0) | CM(5)

名門

師匠さん、弟子さんおはようございます。
トウショウ牧場閉鎖ニュースはヤフートピックスにもてでてました。
自分はちょっとびっくりしました。
スイープトウショウが強いイメージがあり、古豪のイメージでしたから。
本日のブログを拝見して、師匠さん、弟子さんが考えていることはあながち遠くないな。と
考えさせられました。
当たり前ですが、「100年企業」づくりは相当大変です。
また、馬自体、食費などの維持費もバカにならないわけで。
社台さんもいい加減、他とのバランスを考えてもいいかなと自分も思います。
蛯名、黄色ダイヤモンド、紫袖がなくなるのかと思うとせつないですね。
ではでは。
[ 2015/09/03 06:54 ] [ 編集 ]

残念です・・・

非常に寂しい・・・

トウショウ牧場と同い年ですけど

子供の時に見たテンポイントvsトウショウボーイの有馬は

子供心に感動したなぁ

個人的にはテンポイント応援してたけどね

馬券はもちろん買ってなかったですが(^^;)

この数年目立った活躍場も出なかったし、出てもなぜか牝馬ばかり

で、その子供たちは・・・って感じでしたから

ニュースでは現当歳馬の一部は所有するような感じで書かれていたので

後、数年はあの勝負服が見られることを望みます

トウショウ思い出のレースはマニアックと言うか馬券目線でしたね(≧▽≦)

自分のブログにもこの件書いて動画貼ったけど王道のやつだけです

唯一残念なのはトウショウファルコのAJCCが

Youtubeで見つけられなかったことかな?

でも本当にあの冠・勝負服が無くなるのは寂しいなぁ(._.)
[ 2015/09/03 09:01 ] [ 編集 ]

近年では…

トウショウの馬で活躍していたのと言えば、牝馬ばかりだったような記憶しか無いです。しかしその代表格も10年前の宝塚記念を勝ったスイープトウショウなのですから、今回の事態は仕方ないのかもしれません。

個人的にトウショウの馬で一番記憶に有るのは、やっぱりトウショウファルコですかねぇ?尾花栗毛の美しい馬体は人気も高く、競走馬を退いた後も東京競馬場で誘導馬として活躍していましたね。父がトウショウボーイのライバルのグリーングラスであったというのがまた何とも言えぬロマンでした。
[ 2015/09/03 09:46 ] [ 編集 ]

冠名と勝負服

トウショウの勝負服
海老、黄色ダイヤモンド、紫袖

さて
新規に勝負服を申請するとして
黄色、海老ダイヤモンド、紫袖って勝負服は認められるのだろうか
さらに馬名に「ドトウショウグン」とかむりやり「トウショウ」を織り込むのは許されるのだろうか
[ 2015/09/04 22:15 ] [ 編集 ]

少しでも生き残るために大きな牧場の傘下に入るのと、今までと変わらないまま終焉を迎えるのと、どちらが正しい道なのかは解らないけど寂しいですね。ワガママな姫だったスイープトウショウからはスゴい仔が出てくるんじゃないかと毎年期待しています。牧場は無くなってしまいますが、トウショウが血統で繋がっていくといいですね。

記事内容とはかけ離れますが、藤田騎手の噂はどう見ますか?
[ 2015/09/04 23:19 ] [ 編集 ]
立札4

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