宝塚記念の・・・

俺「おかしいな。おかしいな。」
弟子「師匠、やめてください・・・」
俺「こんなにもお願いしているのに。」
弟「師匠ぉぉぉ・・・」


俺「何度更新押しても降水確率が下がらないよ。」
弟「痛々しいよぉ!!」



俺「なんで土曜日まで晴れてたのに日曜日は雨になっちゃうの?ヒットくんは雨馬場がキライなんだよ。」
弟「師匠、涙目じゃないですか。」

俺「これじゃまるでダコールじゃないか。」
弟「引退しただこーを引き合いに出すな!!」


俺「もうね、紙面の厩舎コメントでも公言されてるんだよ。雨だと走らないって。更に少頭数とは言え外枠、昨年の京都
  大賞典も少頭数の外枠だったけど、あの時は強気になれた。他が割と先行タイプ多めだったから出しながらでもラチ
  沿いにつけられると思ったから。でも今回は差し追い込みタイプが多めのメンツの外枠なの。」
弟「きびしいね、ヒットくん・・・」
俺「雨の馬場で、ラチに執着しようと下げたら最後方しかない。そして多分最後方のままレース終わっちゃうよ。」
弟「大好きなヒットくんだからこそ、今回の状況が最悪だと見えるのですね。」
俺「ひょっとしたら雨が降った時点でレースを捨てる可能性だってある。今までの印象、多分間違ってないと思うの。内枠と
  良馬場、この得意条件が揃わなければチャンスはないと陣営は判断してるんじゃないかって印象。今回は多分、その
  両方が揃わないの。そしたらもう無理をしないの。」
弟「うう・・・」
俺「応援してる俺も思う、この環境で無理をする必要は無いって。でも、そうしてチャンスを待てる年齢でもないの。」
弟「ヒットくん、かわいそうだね・・・」
俺「今回の宝塚記念、ヒットくんの陣営は勝負かけてきたと思う。紙面パドックで馬体はピッカピカに光ってたし、初めての
  ブリンカー着用で変化を求めてきた。テン乗りでもリーディング上位の川田騎手を確保できたし、いい流れは作って
  くれた。でも、環境で全部がダメになっちゃうのがヒットくんなの・・・」
弟「でも!!あきらめちゃいけないんじゃないでしょうか!?レースに出る以上は応援せねば!!」
俺「希望はあるよ。」
弟「そんな悲しい目で言うセリフじゃないですよね、それ。」


俺「最後方まで下げて、ブリンカーに見せかけた
  波動砲を発射すれば…」

弟「物騒なコト言うな!!」



俺「ブリンカーの効果でラチ沿いでなくてもレースができるようになるかもしれない、と考えることはできる。でもブリンカーの
  効果で重馬場をこなせるようになるなんてコトはね、普通に考えたらないの。」
弟「師匠ぉぉ・・・」
俺「あえて言いましょう。」
弟「!?」

俺「今回のヒットくんはオススメできません…」
弟「それは皆知ってますから!!ビックリさせんな!!」


俺「今回も皆にヒットくんをオススメしたかったのですが、さすがにキビしいです。」
弟「要するに、皆さんにはオススメしないけど師匠はヒットくんを応援するんですよね!?」
俺「もちろん。」
弟「ならよし!!」
俺「でもね、以前やったパターンだけど、本命にするけど軸にはできないの。ここは予想と応援を別に考えざるを得ない。」
弟「しかたないよね・・・それは認めましょう。」
俺「この馬を見続けてるから、なんとなく解る。もしも最後方に下げたらレースを捨てて次に持ち越そうって魂胆だろう。変に
  無理をせずにダメージを残さず次を信じた方がいい、それはそれで妥当な判断だ。可能性を求めるならブリンカー着用
  での外差し、あるいは先行。スタートで出して行くか行かないかで決まる。」
弟「・・・」
俺「出して行った場合は、どういう結果になろうと引退の可能性が高い。そういう仕上げに映るよ。個人的にはどっちでも
  納得する。とにかく雨が強まらないことを願うばかりだけど…結構降っちゃいそうだねぇ。」
弟「雨雲が九州から北上してますからねぇ、大阪は午前中にこの雨雲の範囲内になりそうです。ニュースで見ていた限り
  では小雨では済みそうにありませんね。」
俺「うう、ほぼ無理ゲーだ・・・今までの結果で苦手だと解っている状況が揃い過ぎている、そこに今までと違う要素が
  加わったとしても裏返せるとは思えない・・・でも、応援するにはそこに望みを託すしかないんだな・・・」
弟「ブリンカーと川田騎手ですね・・・」
俺「単複と、三連複一点にヒットくんを絡めます。予想ではその相手2頭が軸になるよ。」
弟「雨天予報、少頭数の宝塚記念。どんなレースになるんですかね。」


★VSキタサンブラック 少数精鋭の宝塚記念

俺「何しろこの雨予報だよ、梅雨前線の幕開けがこの日曜日に本州全土を襲うという、あまりにも無情な現実。」
弟「せめてもう一日遅れてくれていればねぇ。」
俺「土曜の阪神メインでは屈腱炎から立ち直ったシルバーステートが直線で流しながらレコードタイの時計を叩き出す
  馬場。この馬場が欲しかったんだよ、俺は・・・!!」
弟「この雨が馬場にどれだけの影響を及ぼすか、ですね。」
俺「もう目に見えてるさ、この日の芝レースは宝塚記念に至るまで5Rある。序盤は多分内側有利、それが後半にかけて
  どこまで外有利になるか。そういう馬場の荒れ方次第になってくるだろう、最終週の阪神はそういう馬場なんだ。」
弟「どういうこと?」
俺「急仕上げのG1用馬場だよ、速い時計での勝負を見越した芝を作ってある。先週から阪神の馬場は速い時計が出てた
  からね、この宝塚記念に向けて作られた馬場が降雨でどれだけ崩されるか。」
弟「キタサンブラックにとってはどうなるのかな、雨。」
俺「敵でも味方でもないと思うなぁ。」
弟「有利にも不利にも働かないということですか。」
俺「枠も久しぶりに外になったけど、そこまで気にする必要はないと思う。さっきも言ったけど先行馬が少ないからね、出脚
  の良さは定評があるから、気にするべきなのはゴールドアクターの出方次第。」
弟「ここで負けたら凱旋門賞とか言っていられなくなりますからね。」
俺「もうキタサンブラック自体に不安はない、変な疑い方もできない。でも不安なのは、今お前が言ったソコ。」
弟「どこだ。」

俺「サブちゃん、欧州遠征に対しノリ悪過ぎじゃね?」
弟「!!!!!!!!!!!!」


俺「なーんか、世論がキタサンブラックの凱旋門賞挑戦を煽るから、それに仕方なく付き合ってるって感じするよ。昨年
  終えた時には国内専念って言ってたんだよ。それが天皇賞のレコード勝ちを受けてこの馬ならってムードになって、
  じゃあ登録しましょうかって流れで凱旋門賞への参戦表明して、その国内最終前哨戦が宝塚なワケさ。」
弟「師匠はキタサンブラックのアラを探すのがお好きな様ですね・・・!!」
俺「ここで負けたら白紙になるのが明白だ。しかも負けて言い訳できる状況も揃った、枠と天気だ。ここで負けても仕方が
  ない上に、欧州遠征を見直す機会にもなる。邪推になるけど、ここで勝ったら欧州遠征待ったナシになるでしょう。」
弟「本来ならココで勝ってイザという舞台を、そういう風に見るのですか!?ヒドイです!!」
俺「ここをどう見るかだよ、本気で凱旋門賞を見据えているのならむしろ勝たなきゃならない一戦。凱旋門賞に対して逃げ腰
  ならば捨てるべき一戦。この二つは予想する側からして見たら、共にあり得るから悩ましいの。」
弟「ならば師匠はキタサンブラックの凱旋門賞参戦に対し反対派ってことか。」

俺「こういう馬が凱旋門賞勝ったらイイねぇ。」
弟「アンタの頭ん中どうなってんだよ!?」


俺「イイねぇイイねぇ、鞍上は間違いなくユタカさんだ。父はブラックタイドで母父はサクラバクシンオーという渋い血統、
  生産牧場はヤナガワ牧場、そして馬主がサブちゃん。キタサンブラックはこれまでに凱旋門賞へ挑戦した馬達とは
  異質ですよね。こういう馬が世界を屈服させるのが競馬のロマン!!」
弟「読めねぇ、コイツの頭の中が読めねぇ・・・!!」
俺「妙な手心を加えない限りは好勝負必至でしょ。ぶっちゃけ前走のレコードにはビックリしたよ、それまでの印象は遅い
  時計でこそ輝く馬だと思ってたからな。ここでレコード出したからと言って良馬場専用機だなんて見方はできないし、
  馬場が渋っても逆にその方がいいんじゃないのって考えられちゃう。敵でも味方でもないってのはそういう意味だ。」
弟「雨も関係ナシと見ますか。」


俺「良馬場ならヒットくんが…」
弟「泣くなよ。」



俺「・・・ただし、さっき言った不安は割と本気でね。そうなると考えられるのが全力で宝塚記念を勝っても欧州遠征に出る
  意味もないって、オーナーの意向があったりするんじゃないかなーと。」
弟「究極の仕上げではないかもしれないってコトか。」
俺「遠征を見越したが故の仕上げと見れば、そういう勘ぐりも可能。当然優勝候補筆頭だ、もう疑わない。でも、付け入る
  スキはあると思う。キタサンブラックにとって雨は敵でも味方でもないけど、恐らく味方になるであろう馬は居るよ。そう
  いう馬がチャンスをモノにする可能性、考えてもいいんじゃないかな。」
弟「そうなるとサトノクラウンですか。この前の入場曲ネタでも雨が降ったらチャンスが大きくなるだろうって言ってたし。」


俺「雨だからってサトノクラウン狙うのは安易だ。
  100万人中90万人がする予想だ。」

弟「万人いらなくね?」



俺「恐らく複勝元返しだよ。複勝オッズはキタサンブラックより安くなるんじゃね?」
弟「出たその言い方・・・」
俺「でもねぇ、馬場が悪いのが得意だと言っても、だからと言って阪神イマイチのこの馬を本命にできるかと言えば無理。
  3着候補にはちょうどいいけどね。」
弟「じゃあ阪神無敗のシャケトラはどうです?」

俺「んだよシャケトラって。ふざけんじゃねぇよ。
  おさかなでもくわえてろよ。」

弟「入場曲の話が完全に吹き飛んでる。」


俺「阪神なら・・・ってノリで出てきてるだろ、この馬。それまで軽い斤量ばっかり背負ってたのに、いきなりG1で58㎏を
  2戦連続で背負わせて雨の中走らすとか可哀相じゃねーか?」
弟「うわぁお。」
俺「シャケトラはバッサリいかせてもらう。このキャリアでこの環境はキツいと見た。角居厩舎はこういうローテでも結果を
  出せる厩舎ではあるが、古馬長距離路線に関して言えばもうちょいじっくり構えた方がいいんじゃないのかな。」
弟「そうなるとまさか・・・師匠はこの馬もお好きなようですけど・・・」
俺「いいことをおしえてあげよう。」
弟「いいことじゃない予感。」


俺「今年の俺とノリさんはなかよしなんだ。」
弟「ほおら、ねっ!!」



◎ヒットくん
○ゴールドアクター
○キタサンブラック
▲シュヴァルグラン
▲サトノクラウン

◎単複 三連複◎○○ 三連単○1,2着→▲3着 馬連○同士



俺「実質的な軸はゴールドアクターとキタサンブラックだ、ゴールドアクターは阪神初参戦だけど、多分京都より合うだろうし
  渋い馬場も得意そうだ。何よりこういう中途半端な距離が合うタイプだろう、ここならキタサンに勝てる!!」
弟「またノリさん軸にしやがった・・・!!」
俺「天皇賞は出遅れて後方にずっと待機するハメになった。この枠ならばノリさんはヤル気になる、俺は知ってるんだぞ、
  今年のノリさんはヤル気マンマンさ!!キタサンキラーの能力を思う存分発揮するがいい!!」
弟「でもゴールドアクターは確かに不気味なんですよねぇ・・・師匠スキだよね、この馬。」
俺「かっこいいよ、ゴールドアクター。ここのところ残念な結果が続いてるし、もうキタサンブラックとの勝負付けは済んで
  しまっている印象もあるけれど、まだ雨天での勝負はしていない。雨がどの馬に味方してるかって言ったらこの馬で
  しかないと思うのだ。」
弟「そして先述のサトノクラウンにシュヴァルグランですか。」
俺「スタミナと速さのバランスがいいのがシュヴァルグランだけど、ちょっと渋い馬場でどうかってトコロが今は未知だな。
  で、馬場が渋ければサトノクラウン。ここは安易でいい。アンバランスな2頭を3着候補にします。」
弟「ふむ、ヒットくん以外はなかなかあり得る。」

俺「でも三連単とかいらねぇからヒットくんに勝ってほしい!!」
弟「今日一番素直な意見でしょ、それ。」


俺「同じ勝負服のライバル、クラレントは屈腱炎で引退しちゃったよ。怪我で引退した盟友にこういう言い方は悪いが、彼は
  ヒットくんの総賞金を追い抜いて勝ち逃げしてしまったのだ。負けたまま終わるワケにはいかないぞ!!」
弟「そうか、クラレント引退しちゃったんだった・・・彼も長いこと頑張りましたね。」
俺「クラレントの分までヒットくんには頑張ってもらいたい。思えばクラレントが2着になった京王杯SC、あのレースで彼は苦手
  と思われた重馬場で頑張ったんだよ。ヒットくんも馬場が緩いからってワガママ言っちゃダメなんだよ!!」
弟「ヒットくん、辛い戦いになるけど頑張ってくれるといいね。」


俺「で、お前はどうせユタカさんだろ!?」
弟「ユタカさんです!!」




弟子予想
◎キタサンブラック
○シュヴァルグラン
○シャケトラ
○ミッキークイーン

三連単◎1着→○2,3着




俺「やっぱりそうなるか。相手がなかなかだけど。」
弟「ミッキークイーンに頑張ってほしいな、紅一点です。」
俺「ここに挑んできた心意気は認めざるを得ない。どういうレースを組み立ててくるかな。」
弟「・・・いよいよ上半期の総決算ですね。天気はあいにくなことになりそうですけど、とにかく皆無事に駆け抜けてほしい。」
俺「そうだね、まずはそれを願うばかりだ。」
弟「師匠は色々予想もしたけど、結局ずっとヒットくんを見てるんだろうね。」
俺「この際、大きなことは望まないよ。でもビックリさせてくれたら嬉しいな。」
弟「ビックリさせてくれるかもしれないよ。」


俺「やっぱりブリンカーに何らかの兵器が。」
弟「だからそれは失格だ。」






※せめて雨よ、おとなしく降ってくれ



[ 2017/06/25 02:50 ] 中央重賞予想 | TB(0) | CM(5)