覚悟の回顧

★京都大賞典を振り返りましょう

俺「ヒットくん、勝てなかったよ・・・」
弟子「でも凄く頑張ってたよ!!」
俺「そうだね、大敗ってワケじゃないからね。」
弟子「先頭を駆け抜けたのが7歳牝馬のスマートレイアーってのも凄いけどさ。」
俺「ユタカさん凄い。」
弟子「結局この月曜って、南部杯のコパノリッキーと両天秤だったんでしょ。どっちも勝ったけど。」
俺「ウワサではユタカさん自身の判断だとか。まぁダート路線ではアウォーディーとの絡みもあるし、この
  スマートレイアーとのコンビではなかなか勝てない時期が長かったから意地もあったんだろうな。」
弟子「なるほど。」


京都大賞典 結果
1着 スマートレイアー
2着 トーセンバジル
3着 シュヴァルグラン
4着 ミッキーロケット

7着 ヒットザターゲット



俺「ここの上位4頭は現在の重賞上位常連だし、ひょっとしたらこの秋のG1穫りの可能性も考えられる馬達だ。
  そのメンツ相手に期待持たせてくれたのは嬉しかったな。」
弟子「やっぱり今までは最後方になってしまっていたんですね、ヒットくん。」
俺「でもさ、やっぱり悔しい敗戦でもあるんだよ。」
弟子「期待してましたからねぇ・・・」
俺「いや、単に着順や着差で見たら前を向けるんだけどさ。」
弟子「?」


5着 レコンダイト
6着 ラストインパクト



俺「コイツらには負けたくなかった・・・」
弟子「あるよね、そういうのって。」


俺「まさかコイツらまでメッチャ頑張っちゃうとは・・・!!」
弟子「コイツらっていうのヤメなさい。」
俺「でも同じ9歳のカレンミロティックに勝ったよ!!」
弟子「いや、カレンミロティックも頑張ってたよ!!」

俺「このレースの5着~8着がなかなか味わい深いものに。」
弟子「中団の古豪牡馬達の意地の張り合いは、優勝争いとはまた違った見応えがありましたね。」


5着 レコンダイト
6着 ラストインパクト
7着 ヒットザターゲット
8着 カレンミロティック



俺「たまんねぇ並びだなオイ。」
弟子「今2017年なんだけどなぁ。」


俺「この面々も若手も尻目に、7歳牝馬のスマートレイアーが勝ったって構図もなかなか。」
弟子「わびさびのあるレースでございました・・・」
俺「まぁでも、昨日の内容もあっての今日の結果雑談だ。ヒットくんをメインに振り返ってもいいかな。」
弟子「・・・悲しいこと言わないでよね。」
俺「まぁ、がんばったわけですし。」
弟子「・・・」
俺「ここ最近の外枠惨敗とは明らかに違うスタートを切った時は本当に高揚したよ、やっぱり小牧騎手が
  枠に左右されてるんじゃないかって読み、間違ってないと思うぞ。」
弟子「しっかり出していきましたね。」
俺「でもここでいきなり昨日の展開予想が思い切りハズれてしまう。スマートレイアーもシュヴァルグラン
  前に行かず、その結果スタート直後の内側がかなりゴチャゴチャしてしまった。ヒットくんがスマート
  レイアーに外に弾かれた時はあああああってなっちゃったよ。」
弟子「でもその後の小牧騎手のリカバリー、凄かったですよね。」
俺「前の隙間狙って内に差し込んでいったんだよね。」
弟子「うん、あの判断は凄いと思う。」


俺「あの内入れには全国のヒットくんファンがもう
  『小牧屋』と掛け声を飛ばしたでしょうね。」

弟子「伝統芸か何かか。」



俺「あの内入れを見れただけでヒット通は唸りますよ、なかなか最近じゃお目にかかれなかったからなぁ。」
弟子「マルターズアポジーの逃げみたいなものなんですね。」


俺「マルターズアポジーが逃げるときにも
  『武士沢屋』って掛け声飛ぶじゃん。」

弟子「聞いたことねぇよ。」



俺「いやー、でもあの判断に呼応できたヒットくんには今日はマジでイケるぞって感じたよ。」
弟子「道中の位置取りも完璧だったと言っていいんじゃない?」
俺「二つに別れた馬群の先頭だからな、前がスローならペースアップした時に置いていかれるかもしれなかった
  けど全体的に緩みのない流れになったのが良かった。ここも意外だったよ。」
弟子「ここまでは師匠としては希望が膨らむ展開になったと。」
俺「不安も大きかったよ、この状況で全く伸びないってことも考えられちゃうじゃん。」
弟子「ああ、やっぱりそっちが先に立っちゃうんだ。」
俺「そんな姿は見たくないけど、最近のヒットくんを見てるとその不安の方が大きいよ。」
弟子「じゃあ今日の直線でのヒットくんの姿には?」
俺「4コーナーで外に出して、その時にゴチャっとして馬混みに囲まれたんだよな。アレは俺の見た目だと
  作戦かと思ってたんだ、ヒットくんは馬群を割りながら伸びてくるの得意だから。」
弟子「実際、突き抜けることはできなかったけど伸びて来てはいましたよね。」
俺「でも結局はそのヒットくんよりも後ろに居たスマートレイアーにイン抜かれちゃってるからね。」
弟子「うう・・・」
俺「でもどうやら、その4コーナーでの動きが失敗だったみたいで。小牧騎手のレース後のコメントがこれ。」


「4コーナーでなぜ外に出したのかな。後ろの馬に道を開けてしまいました。」


弟子「なんじゃこりゃ?変なコメントですね。」
俺「これの捉え方は2つある。一つは小牧騎手が自身の判断ミスを悔いての発言、もう一つはヒットくんが
  小牧騎手の意思とは違う動きをしてしまったという疑問の発言。」
弟子「うーん、前者でしょう。なんであんなことしちゃったのかなー的な。」
俺「いや、後者だと俺は思う。」
弟子「なんで?」
俺「レースを何度か繰り返して見て解ったのだ。」
弟子「なんでしょう。」

俺「それこそが今日のヒットくん不発の原因なのだ…!!」
弟子「あ、コイツ元気だ。」


俺「まず隊列が何故二つに別れたのかだよ、後方の隊列をヒットくんが引っ張っていただろ。」
弟子「先行集団と間隔を空けてヒットくんが走ってて、後方集団はその後ろに固まってましたね。」
俺「あの間隔がカギなんだよ。何故ヒットくんの前にスペースができていたのか。」
弟子「無理に前を追って深負いしない為では。」
俺「その先行集団のシンガリの内ラチ沿いに居た馬が何か覚えてる?」
弟子「えーと誰だっけ。」
俺「牝馬のプロレタリアトちゃんだ。」
弟子「プロレタリアトちゃん。」


俺「プロレタリアトちゃんは、とても
  いやらしいニオイがするんだ。」

弟子「よし、お前が元気な事は解ったから
  もうやめよう。」



俺「以前、レース前の調教インタビューでヒットくんの助手さんが言ってたんだ。ヒットくんは女の子が
  大好きだ
と。」
弟子「言い訳がおかしな方向にズレ込んできたぞ・・・」
俺「プロレタリアトちゃんのおしりが発するいやらしいニオイに惑わされない様に、ヒットくんは前と間隔を
  空けていたんだ。レース中に変なことを考えてはいけないと。」
弟子「いつぞやのイブキタモンヤグラみたいになってきた。」
俺「淫獣と一緒にすんな、ヒットくんは我慢しようと
  したんだぞ!!淫獣なら行動に移るわ!!」

弟子「かわいそうなイブキタモンヤグラ。」

俺「だがゴールに向けては前との差を詰めなければならない。ギリギリの理性を保ちながら小牧騎手の指示に
  従いプロレタリアトちゃんとの差を詰めるヒットくん、これがコーナリングの最中。」
弟子「・・・で、直線の立ち上がりではプロレタリアトちゃんの直後に来ましたが。」


俺「もう内で我慢が効くワケがねぇ。」
弟子「それで外に出したんですね。ふーん。」



俺「いやらしいニオイのするプロレタリアトちゃんが1枠に居たことが、今回の最大の敗因だ・・・!!」
弟子「ヒットくんのすぐ側をスマートレイアーも走ってましたよ。それは関係ないの?」
俺「スマートレイアーちゃんのおしりが目の前にあったら
  我慢できていなかったかもしれない・・・!!」

弟子「結局何でも牝馬のせいなんじゃないか。」

俺「事実、パトロールビデオを見れば解る。逃げていたラストインパクトはなんとか交わせそうな勢いで一瞬
  伸びてきたヒットくんだが、ゴール前でスマートレイアーちゃんのおしりに視界を遮られてしまった。」
弟子「・・・」


俺「止まっちゃうよね!!あんなキレイな
  おしり見せられたらさぁ!!」

弟子「確かにスマートレイアーはかわいいですけど。」



俺「今年の宝塚記念ではパドックでミッキークイーンのおしりを見過ぎていやらしい想像をしてベロンベロン
  していた
という説もある。結果シンガリ負け。」
弟子「ないです。」
俺「君達に問おう、目の前にイイ女がいやらしいニオイ出してる中で全力で走れるか!?無理だ!!」
弟子「確かに牝馬に妙に弱い牡馬とか居ますけどねぇ・・・」
俺「なんてこった、ヒットくんにまた弱点が増えてしまったではないか!!」
弟子「それは困りましたね。」
俺「そうなるってーと・・・」


・鞍上小牧騎手を諦めてでも天皇賞に挑戦
・小牧騎手の騎乗停止明けでアルゼンチン共和国杯
・ジャパンカップ直行



俺「どれがいいんだろ。」
弟子「諦めるって話はドコへ。」



俺「結局、今回の結果は最も踏ん切りが付かない格好だぞ。まだやれるって可能性も示したし、ヒットくん
  自身もまだ元気なんだって解っちゃったから。まぁ、勝ててれば有終の美でいいとは思うんだけど。」
弟子「要するに、今日の結果もまた諦めにくい内容だったってことね。」
俺「だってプロレタリアトちゃんが」
弟子「プロレタリアトちゃんはもうやめましょう。」

俺「まぁ、あんまし『まだやれる』とは言いたくないけどもね、今日の走りを見る限りでは諦めるのも惜しい
  って思っちゃうよ。やっぱ条件は必要になってきちゃうけどさ。」
弟子「頑張る限りは応援するってことでいいと思うよ。」
俺「本当に天皇賞がさぁ・・・ヒットくんって秋の天皇賞がG1の中でも条件揃った場合に一番可能性ありそう
  なのに、このレースに対してのツキが無さ過ぎだよなぁ。2年前の札幌記念の後に出られなかったの、相当
  デカいぞ。今年は出られたとしても小牧騎手が無理って・・・」
弟子「結論、師匠はまだヒットくんを応援したいってことですね。」
俺「そうです、そして今回のレースで改めて解ったのは、このコンビこそベストってこと。」
弟子「それはボクも思いましたねぇ。」
俺「だから、さっき出した小牧騎手のレース後のコメントには続きがあるんだけど。」


「9歳ですが、まだまだ衰えはありません」


俺「そう言ったからには責任
  取れよ小牧太ぃぃぃ!!」

弟子「期待させるって罪だよねぇ。」






※とりあえず今日はお疲れさまでした、ヒットくん!!


[ 2017/10/10 00:16 ] 結果 | TB(0) | CM(3)